こんな悩みをスッキリ解消
- 車のサブスクについて知りたい
- KINTOの利用を検討していて評判を知りたい
- KINTOが自分にとってピッタリなサービスなのか知りたい
個人向けのカーリースが増えている中「車のサブスク」という言葉を広めたのが「KINTO」です。
サブスクを謳うだけあり、他社よりもわかりやすい価格設定なのが特徴です。しかしその分、人によっては損をするケースもあるのです。
本記事では、KINTO利用者のリアルな口コミをご紹介しています。
使っているからこそわかるKINTOのデメリットもあるので、その点について詳しく解説しています。
最後まで読むことで、KINTOはどんな人にピッタリなサービスなのかハッキリわかります。
KINTO利用者の評判・口コミ
KINTO利用者の口コミを見ると、まさに賛否両論なサービスであることがわかります。
他社のカーリースと比べて「安い」という口コミが多い一方で、「高い」という口コミも目立ちます。
どうして意見が二分されてしまっているのか、本章では良い口コミと悪い口コミに分けてご紹介します。
KINTO「良かった」の口コミ
トヨタから納車😁
法人契約で2台目のKINTOを5年契約
保険、点検、修理、消耗品、車両代金、
税金がすべて込み込みで月額になり経費計上も楽々✨
法人購入の場合は今期だけで落とせないのでキャッシュも助かる。
※3ヶ月ちょいで納車という速さも有難かったです✨#アルファード #KINTO #family pic.twitter.com/7Cgaa0u25n— 今からここからウォンバット (@Shonan_Wombat) August 7, 2022
KINTOの契約が多いとは聞いていたけど納得できる。
年間18000キロなので残クレより3000キロ余裕がある。
メンテパック同等の整備、タイヤ代、税金、任意保険、ロードサービスまで入ってる。保険は等級ダウンもなし。
距離はあまり乗らない人にとってはベストすぎ。
何より窓口が一つなのは楽。— まつきよ (@_matsukiyo) August 15, 2022
今日一番の収穫はKINTOのGRヤリスは細部が凝ってること pic.twitter.com/UHmSeXS1eV
— 🐐さん (@yagitty_25) August 7, 2022
kintoでカローラクロスあるんだけど、これでええか??
1500も月に乗らないかもだし、車検費用とか税金とかそのへん全部込み込みなのでかくない?— まっつんとテッド (@mtdgolf2250) August 16, 2022
KINTOはトヨタ自動車が提供している個人向けカーリースです。
車のサブスクという言葉を浸透させたのはKINTOであり、定額払いで気軽に新車に乗れるのは大きなメリットです。
KINTOの維持費には任意保険料も含まれるので、保険料が割高になりがちな若者にピッタリ。
その他のメンテンス費用も全てコミコミなので、他社のカーリースよりも金額のイメージがしやすいのが特徴です。
KINTO「悪かった」の口コミ
良い口コミがあれば悪い口コミもあるので、KINTO利用者の不満をご紹介します。
トヨタの車のサブスクのKINTO。
絶対、高いよ。あれなら普通に中古自動車を購入して
任意保険かけて車検費用を積み立てた方が良い— 野良猫さん (@as681700) July 31, 2021
車のサブスク(KINTO)が流行ってるみたいだけど、けっこうデメリットが多そう💦
・返却時には査定があり、キズ/へこみ/走行距離オーバーで支払いが発生
・契約期間中に車を乗り換える場合は手数料が発生
・ペットの乗車、喫煙は禁止ん〜免許取り立ての若年層にはハードル高そう😵💫
— よっしー (@honekwa46) February 23, 2022
車検はお金かからないけど、イタズラ書きとか飛石とか、自分が悪くなくても保険適用になりません。つまり、事故等で何かあればほとんど保険が効かず、走ることへのリスク回避はほぼゼロということです。
こんなにリスク満載のサービスはない。今契約してますが、二度と再契約しません。
※出典:みん評
ボーナス月の支払いに20万?庶民には無縁。
※出典:みん評
契約締結後2ヶ月も経って、一方的にカスタマーセンターから「キャンセルになりました」との電話。
納期が遅れることは締結後の営業所からの連絡で覚悟していたが、車種の取り扱いがなくなったのでという理由。
しかも代替案の提示も全く無く、キャンセルの通告だけです。
※出典:みん評
キントの申込みしてから5ヶ月。
音沙汰なく、待たされている。
そんなに安くない契約なのに、何の連絡なく待たされるって…トヨタさんやる気あるのかな?
※出典:みん評
KINTOを利用した人の中でも、特に気になる悪い口コミは以下の通りです。
KINTO悪い口コミ
- 月額費用が意外と高い
- 契約の縛りが多い
- キャンセルされた
悪い口コミ1.月額費用が意外と高い
KINTOの口コミを見ると「高い」というものと「安い」という2つが混在しています。
これにはKINTOならではの「任意保険料込みの価格設定」が影響しています。
KINTOは任意保険料も月額費用に含まれますが、人によっては保険料を別で支払った方が安いこともあるのです。
項目 | KINTO | 残価設定型ローンA | 残価設定型ローンB |
---|---|---|---|
月々の支払額 | 42,900円 | 31,600円 | 31,600円 |
任意保険料(月) | 0円 | 4,640円 | 19,970円 |
合計金額 | 42,900円 | 36,240円 | 51,570円 |
KINTOとの差額 | – | −6,660円 | +8,670円 |
※購入車種は「カローラクロス G 2WD」、契約期間5年
※残価設定型ローンAは保険契約者30歳以上、20等級
※残価設定型ローンBは保険契約者21歳以上、6等級
※保険はKINTO付帯保険同等のものを契約
自動車保険には「年齢制限」と「等級」という2つの保険料が安くなる仕組みがあります。
一般的に自動車保険は、年齢が高くなる方が保険料が下がる仕組みを採用しています。
また1年間無事故だと、翌年は「等級」が1つ上がって保険料が下がります。
最大で20等級まであり、割引率は最大63%に設定されています。つまり、保険料が安くなる30歳以上で等級が高い人は、KINTOの任意保険に入るよりもお得に自動車保険を契約できるのです。
こうした点からも、KINTOは保険料が割高になる20代の人ほどお得に利用できることがわかります。
悪い口コミ2.契約の縛りが多い
KINTOで契約した車両は自己所有ではなく、KINTOの所有物となります。そのため車の使用には以下のルールが課せられます。
- 月間走行距離は1,500キロ
- 改造不可
- ペット同乗不可
契約終了時は車両を返却しなければいけないため、自分の車のように自由に使うことはできません。
ルールに反して改造やペット同乗をした場合、規約に則り追加費用を支払う必要があります。
また車種やグレードがKINTOに設定があるものしか選べないというのも、大きなマイナスポイントです。
悪い口コミ3.キャンセルされた
悪い口コミの中でも最近目立つのが「キャンセルされた」というもの。
世界的な半導体不足の影響から、新車の製造は大幅な遅れが生じています。KINTOもその影響を受け、受注した車を用意できないケースが多発しているのです。
人気の車種は納期も長くなりがちで、数ヶ月待ちとなるケースも少なくないようです。逆に、ディーラーで納期未定と言われた車がKINTOならすぐに買えるという現象も起きています。
ディーラーから電話きた!
7月頭にディーラーに届くそう
さすがKiNTO
新型ノアの納期が長い中ちゃんと2ヶ月で来るんだ✌️#新型ノア#新型ヴォクシー#kimto#キント— GS KiNTO 新型ノア納車 7月9日納車 (@GsKinto) June 15, 2022
クルマのサブスク自体を否定する気はありませんが、普通に購入した人よりKINTOで契約した人の方が納期優先されるのはどうなんでしょう?😥
普通に考えて、並び順に出荷すべきかと…— ダイゴロウ@ヤリスクロス納車待ち (@VSpjHNXtinjGYCG) August 13, 2022
KINTO用に製造ラインを分けているという噂もありますが、新車購入を検討している人は不信感を抱いているようです。
以上がKINTO利用者の口コミです。任意保険料込みというKINTOならではの特徴が、一部の人にとってはデメリットとなってしまっているようです。
KINTOはローンによる購入とは異なる買い方なので、しっかり特徴を学んでから利用を検討する必要がありそうです。
KINTOの特徴3つ
KINTOは個人向けカーリースなので、ローン購入とは性質が大きく異なります。
そのことを知らずに契約した人が「カーリースはやめとけ」と言うことが多いのです。
そこで本章では、KINTOの特徴を3つご紹介します。
カーリース | KINTO |
---|---|
学生利用 | 可能(18歳以上) |
頭金 | 0円 |
月額料金 | 14,740円~ |
選べる車種 | トヨタ、レクサス |
月額料金に含まれる費用 | 車両代金 KINTO所定のオプション(装備品)代金 登録諸費用 自動車税環境性能割 契約期間中の各種税金・保険(自動車税種別割、重量税、自賠責保険料、自動車保険(任意保険)料) メンテナンス費用(点検費用) |
契約年数 | 3、5、7年(レクサスは3年) |
契約方式 | オープンエンド |
サポート体制 | 全国トヨタディーラーで整備 |
独自サービス | オリジナル車種が借りられる |
月間走行距離(年間契約もあり) | 3年:54,000km 5年:(再契約1回目含む)90,000km 7年:(再契約2回目含む)126,000km |
契約終了時の選択 | 乗り換え・延長利用(2年間の再契約が最大2回まで)・返却 |
オンライン申し込み | 可能 |
料金の支払い | 口座振替、クレジットカード |
- 18歳から契約OK、若い人ほどお得な料金設定
- レクサス車もカーリース契約可能
- 点検料、車検代、税金、保険料がコミコミ
それぞれの特徴について、わかりやすくご紹介します。
特徴1.18歳から契約OK、若い人ほどお得な料金設定
個人向けカーリースは20歳から契約できるものが多い中、KINTOは18歳以上で契約できるのが特徴です。
2022年4月から成人年齢が引き下げられたため、20歳未満の人でも保護者の同意なく契約できるようになりました。
またKINTOは任意保険料がコミコミの料金設定になっているため、任意保険料が割高な若者ほどお得になっています。
20歳前後の任意保険料は非常に高額で、個人で加入するにはハードルが高いのがデメリット。
それが若者の車離れに繋がっているという指摘もあるくらいです。しかしKINTOなら任意保険料を気にすることなく新車に乗れるので、若い人にオススメなカーリースといえます。
学生におすすめのカーリースは下記記事をご確認ください。
特徴2.レクサス車もカーリース契約可能
KINTOはトヨタが運営する個人向けカーリースなので、トヨタ車であればあらゆる車種を選択できます。
その中にはレクサス車も含まれており、高級車を手軽に乗りたい人にはピッタリ。
レクサスオーナーだけが利用できる「レクサスオーナーズデスク」の利用もできるのが特徴です。
KINTOをはじめとするカーリースは、毎月の支払額を全て経費として計上できます。
そのため個人事業主や法人の節税対策にもなります。しかし他社のカーリースでは大衆車しか選択できないことが多いので、レクサス車が選べるKINTOなら役員送迎用の車などにも利用できます。
個人事業主や法人におすすめのカーリースは下記記事をご確認ください。
特徴3.点検料、車検代、税金、保険料がコミコミ
KINTOはテレビCMなどで「車のサブスク」という言葉をよく使っています。
サブスクとは定額でサービスを自由に利用できることで、KINTOは言葉通り車にかかる費用が定額です。
KINTOの中には、以下の費用が含まれています。
- 車両代金
- オプション代金
- 自動車税
- 自動車保険料
- 車検代
- メンテンス費用
- 消耗品交換費用
- 故障修理費用
- 代車費用
これだけ含まれているということは、月々のガソリン代を負担するだけで車に乗れることを意味します。
アフターサービスは全国のトヨタディーラーで受けられるため、車に関する知識が0でも問題ないのです。
KINTOは他社のカーリースに比べて、含まれる費用が多いのがポイント。初めて車に乗る人は、わかりやすい料金体系のKINTOがオススメです。
以上がKINTOの特徴3つです。他社のカーリースに比べて優れている点が多いことはわかりましたが、当然デメリットもあります。
KINTOのデメリット4つ
どんなサービスでもメリットがあればデメリットもあります。そこで本章では、KINTOのデメリットを4つご紹介します。
KINTOのデメリット4つ
- デメリット1.人によっては車を買うより高くなる
- デメリット2.車は走行距離制限がありカスタマイズ不可
- デメリット3.中途解約で違約金が発生することもある
- デメリット4.ある程度のまとまった現金が必要
デメリット1.人によっては車を買うより高くなる
悪い口コミの項でもご紹介しましたが、KINTOは任意保険料が含まれるサービスです。
任意保険料は継続利用でどんどん安くなる仕組みを採用しており、最大の20等級なら63%割引が適用されます。
現在30歳以上で20等級の人なら、KINTOに付帯する保険よりも保険会社と直接契約した方が安くなります。
項目 | KINTO | 残価設定型ローンA | 残価設定型ローンB |
---|---|---|---|
月々の支払額 | 42,900円 | 31,600円 | 31,600円 |
任意保険料(月) | 0円 | 4,640円 | 19,970円 |
合計金額 | 42,900円 | 36,240円 | 51,570円 |
KINTOとの差額 | – | ?6,660円 | +8,670円 |
※購入車種は「カローラクロス G 2WD」、契約期間5年
※残価設定型ローンAは保険契約者30歳以上、20等級
※残価設定型ローンBは保険契約者21歳以上、6等級
※保険はKINTO付帯保険同等のものを契約
KINTOは若者の方がお得に使え、そうではない人はお得感が薄れてしまうデメリットがあります。
料金をシミュレーションしてみて、KINTOだと高くなりそうな人は他社のカーリースを検討すると良いでしょう。
デメリット2.車は走行距離制限がありカスタマイズ不可
KINTOの走行距離制限は、月間1,500キロとなっています。5年契約なら、返却時に9万キロを下回っている必要があるのです。
もし規定の走行距離をオーバーしてしまった場合、トヨタ車なら1キロあたり11円(税込)、レクサス車なら1キロあたり22円(税込)の追加精算が必要になります。
またKINTOで契約した車は最終的に返却する必要があるので、改造やカスタマイズは不可です。
カンタンに脱着できるスマホホルダーのようなアイテムなら装着可能ですが、車体に加工が必要なアイテムの装着が認められていません。
デメリット3.中途解約で違約金が発生することもある
KINTOは頭金が0円の「初期費用フリープラン」というものがありますが、中途解約をすると違約金を請求されます。
違約金の額は契約年数の残りや選択する車種によって異なります。どの車種を選択しても、十万円以上の出費になるケースが多いようです。
初期費用フリープランで契約する場合は、最低3年以上の契約が必要です。
1年や2年で解約する予定がある人は、短期契約OKなカーリースをオススメします。
デメリット4.ある程度のまとまった現金が必要
KINTOの解約金フリープランを契約する場合、申込金として月額費用の5ヶ月分が必要になります。
例えばKINTOの中でも低価格で利用できるヤリスであっても、申込金として188,430円の支払いが必要です。
また解約金フリープランではレクサス車は選択できません。
こうした仕組みを知って「初期費用フリープラン」で契約すると、最低5.5万円のボーナス併用払いが必須となります。
つまり、KINTOを利用するにはある程度の出費は免れないということ。貯金0円で利用するのは少し難しいサービスといえます。
これがKINTOの4つのデメリットです。
特徴やデメリットを踏まえて、KINTOはどんな人にオススメのサービスなのかを次章で詳しく説明します。
KINTOがおすすめの人
KINTOは初めて車に乗る人にオススメできるカーリースですが、逆にKINTOがオススメできないケースもあります。
そこで本章では、KINTOがオススメな人を2タイプに分けてご紹介します。
- オススメな人1.任意保険料が割高な若い世代
- オススメな人2.車に全く詳しくない人
これから、それぞれについて説明していきます。
オススメな人1.任意保険料が割高な若い世代
すでに本記事の中でもご紹介している通り、KINTOの利用料金には任意保険料も含まれます。
任意保険料は免許取り立ての若い世代には不利な料金設定となっているため、KINTOの任意保険が使えるのは大きなメリットです。
KINTOの任意保険は車両保険も付帯するため、万が一車を破損してしまった場合でも保険で修理が可能。
一般的な任意保険なら、若い世代が自動車保険と車両保険を契約するとかなり高額な保険料を支払うことになります。
つまり若い世代ほど、KINTOの任意保険料コミコミのメリットを受けられる仕組みになっているのです。
オススメな人2.車に全く詳しくない人
KINTOは車に詳しくない人ほどオススメなサービスです。
維持費や保険料、税金やメンテンス費用が全て利用料金に含まれているため、車に関する出費を気にする必要がないのです。
一般的なカーリースはリース会社が運営していますが、KINTOはトヨタ自動車が運営しています。
そのためディーラーでサポートが受けられ、普通に車を購入するのと遜色ありません。
リース会社のカーリースだと、ディーラーとリース会社の間に自分が立つことになります。
しかしKINTOならディーラーと直接やり取りできるので、わからないことも担当営業マンに聞くことができます。
自分にピッタリのおすすめカーリースを探している人は、以下の記事が参考になります。
まとめ
- KINTOはトヨタが運営する個人向けカーリース(通称:車のサブスク)
- 維持費やメンテンス費用が全てコミコミな点が高く評価されている
- 車を買うより高くなる場合があり、価格に対する悪い口コミが目立つ
- KINTOは若者ほどお得に利用できるサービス
- カーリースは新車を買った方が安いケースもあり、事前の比較は必須