こんな悩みをスッキリ解消
- 個人向けカーリースについて知りたい
- 新車を検討していて、テレビCMで見たENEOS新車のサブスクが気になっている
- 実際に利用した人の評判を見てから利用を検討したい
藤原竜也さんが出演するCMで有名なのが、ガソリンスタンド大手のENEOSが提供するカーリース。
「ENEOSカーリース」は、全国のENEOSで定期的に新車に乗り換えられるサービスです。サービスについて深く知らないが、なんとなく新車がお得に買えるサービスと思っている人も多いはずです。

この記事では、ENEOS新車のサブスクの利用を検討している人のために、利用者の口コミをご紹介しています。
良い評判の中にも、サービス内容について懐疑的な意見もあるので、利用を検討している人は必見です。最後まで読むことで、自分にとってENEOS新車のサブスクはお得なサービスなのかどうかがわかります。
ENEOS新車のサブスク利用者の評判・口コミ
ENEOS新車のサブスクの口コミを調べると、サービス開始から日が浅いこともあり利用者があまり多くないことがわかります。
サービス内容に期待する声もあれば落胆する声もあるので、本章ではENEOS新車のサブスクの口コミをまとめてご紹介します。

ENEOS新車のサブスク「良い」口コミ
ENEOSの新車サブスク、車所持が減ってる若者にめっちゃ刺さりそう。期待値高め!!
— にーは (@niniha4979) May 21, 2022
ENEOSの2年更新新車乗り換えのサブスク
車好きには良いんだろうけど、東海地方で当たるのかは興味ある
— エアネコ・ナウ (@air_neko_risk) October 9, 2022
ENEOSの新車のサブスク、
通勤用に借りよかな。なんぼするんやろ。軽でいいんやけど。
— あき★GSX-R400R/GK76A ’90、TZR250R/3XV ’92😁 (@Aki_GSXRTZR) June 19, 2022


後述しますが、カーリースにはさまざまなメリット・デメリットがあります。
メリットの中でも最も大きいのが、新車に気軽に乗れるということ。
車にかかる維持費などを気にしなくて良いので、車に詳しくない人でも気軽に新車を維持できるのです。
ENEOS新車のサブスクを利用した人は、カーリースを十分に活用できているようです。
ENEOS新車のサブスク「悪い」口コミ
良い口コミがあれば当然悪い口コミもあります。
ここではENEOS新車のサブスクに関する悪い口コミをご紹介します。
ENEOSのサブスク、試しに金額見てみたらディーラーの残クレの方が良さそうな金額で草 pic.twitter.com/85c0HShMUm
— LEBbsn (@bobson3sub) September 7, 2022
ENEOS新車のサブスク…
要はカーリースだよね。— 灰色狼㌠💉💉💉(cv:高木渉) (@seewolfe) April 24, 2022


ENEOS新車のサブスクの口コミの中でも、不満を感じている人は以下のような感想を投稿しています。
ENEOS新車のサブスクの評判まとめ
- 新車をローンで買った方が安い
- サブスクという言葉がわかりにくい
- レンタルの車を乗るのは気を使う

悪い口コミ1.新車をローンで買った方が安い
ENEOS新車のサブスクに限らず、カーリースは新車をローンで買うよりも高くなるケースがほとんどです。
維持費もコミコミで所有できる一方で、リース料金には当然リース会社の利益も乗せられています。
そのためディーラーで車を買うよりも高くなってしまうのです。

カーリースで契約する車両は、基本的には値引きなしの定価をベースにリース料金が設定されます。
しかしディーラーで新車を買う場合は、数十万円単位の新車値引きがあります。
そのためローンの支払額を減らすことができるのです。新車を検討するときは、ネット上の見積もりだけで比較するのは危険です。
カーリースの方が安いと感じても、一度ディーラーで新車購入の見積もりを出してもらいましょう。

悪い口コミ2.サブスクという言葉がわかりにくい
ENEOS新車のサブスクはテレビCMでも、積極的に「サブスク」という言葉を使っています。
車のサブスクとカーリースはほとんど同じ意味ですが、一般的なサブスクの感覚で利用するのは危険です。
スマホなどのサブスクサービスの場合、好きなときに解約しても違約金は発生しません。
しかしENEOS新車のサブスクは、原則として中途解約ができません。
契約時に設定した期間は解約できないので、サブスクと考えると使い勝手が悪いものに感じてしまいます。
中途解約の違約金は数十万円単位になることが多いので、サブスク感覚で利用できるものではないと考えておいた方が良いでしょう。
悪い口コミ3.レンタルの車を乗るのは気を使う
カーリースで契約した車は、基本的にはレンタル品の扱いになります。
返却時には原状回復義務が発生するので、過度な汚れや傷は修理費用を請求される可能性があります。
どこまでを原状回復とするのか、その基準はリース会社によってまちまちです。
しかしどの会社でも、新車時に付いていたものはそのままに、付いていなかったものは取り外す必要があります。

新車時に付いていたものを壊してしまった場合や、後付けしたものが車の価値を下げるようなものだったら、返却時に修理費用を請求されます。
内装の汚れに関しても同様で、クリーニングが必要な汚れは清掃費用を請求されます。
車は長く乗るほど汚くなるものなので、気を使いながら乗るのは嫌だという人にはカーリースはおすすめできません。


以上がENEOS新車のサブスクの口コミです。カーリースは車を手に入れるときは気軽ですが、乗り続けるのは気を使う必要があります。
こうした点をデメリットと感じる人は、カーリースの利用は向いていません。
逆にあまり車に乗らない人は、手軽に新車に乗り換えられるなどのメリットがあります。
次章では、ENEOS新車のサブスクの特徴を3つご紹介します。
ENEOS新車のサブスクの特徴3つ
口コミは賛否両論でしたが、ENEOS新車のサブスクを契約するかどうか、最終的に決めるのは自分です。
まずはENEOS新車のサブスクにどんな特徴があるのかを知ってから、利用の検討をするのがおすすめです。
学生利用 | 可能 ※連帯保証人の設定が必要な場合がある |
---|---|
頭金 | 0円(最大30万円まで可) |
月額料金 | 25,630円~ |
選べる車種 | 国産車(レクサス、一部スポーツ車、トラック除く) |
月額料金に含まれる費用 | 車両代金 登録諸費用 各種税金 自賠責保険 車検代 メンテナンス代 任意保険料 |
契約年数 | 5年 |
契約方式 | オープンエンド、 クローズドエンド |
サポート体制 | 全国エネオスサービスステーション |
独自サービス | |
月間走行距離(年間契約もあり) | 1,000km、1,500km |
契約終了時の選択 | 返却 |
オンライン申し込み | 可能 |
料金の支払い | 口座引き落とし |
※2025年2月現在

ENEOS新車のサブスクの3つの特徴
- 特徴1.月々定額で新車に乗れる
- 特徴2.ライフスタイルが変わったら乗り換えできる
- 特徴3.特別価格でガソリンが給油できる
これからそれぞれの特徴についてわかりやすく説明します。
特徴1.月々定額で新車に乗れる
ENEOS新車のサブスク最大の特徴は、車の維持費も含めて定額で利用できるサービスということ。
車の維持費が月額料金に含まれているので、出費を気にすることなく新車に乗ることができます。

- 車両価格
- 各種税金
- カーナビ、ETC
- 登録諸費用
- 車検、点検費用
- メンテンス費用
ローンで新車を買った場合、毎年自動車税や点検費用を気にする必要があります。
自動車税は定額なのでわかりやすいですが、点検や車検の費用は整備内容によって異なります。
思いがけず高額になることもあるので、車を維持するのはお金の心配がつきまとうのです。


特徴2.ライフスタイルが変わったら乗り換えできる
ENEOS新車のサブスクには、違約金なしで解約できる期間が設けられています。
その期間に解約すれば、追加費用なしで新車に乗り換えることができるのです。
ENEOS新車のサブスクの契約期間は5年で、3年目と4年目は解約の違約金がかかりません。(のりかえプランに限る)
そのためライフスタイルが変わったときは、この期間に乗り換えれば良いのです。

特徴3.特別価格でガソリンが給油できる
ENEOS新車のサブスクを契約した上、所定の登録をするとガソリン価格が割引になります。
割引は本人だけでなく、ENEOS新車のサブスクを契約していない家族も利用可能。
月間100Lまでは5円引き/lで利用できるのです。さらにENEOSカードの割引も併用できるので、二重割引価格でガソリン給油ができます。
※対象カードはENEOSカード(C・P・S)のみです。(特典は家族カード給油分も対象となります。ただし、ご本人カード及び家族カードの合算給油量100ℓが月間の特別価格の上限となります。)当社系列SSでのガソリンまたは軽油の給油のみが対象となります。燃料特典を受けるにはお客様サポートSS登録申込が必要です。本登録は、お客様の任意となります。

以上がENEOS新車のサブスクの特徴です。
特徴とメリットについては公式サイトでも詳しく紹介されていますが、気になるのはデメリットの方です。
そこで次章では、ENEOS新車のサブスクの5つのデメリットについて詳しくご紹介します。
ENEOS新車のサブスクのデメリット5つ
前章ではENEOS新車のサブスクの特徴をご紹介しましたが、当然デメリットもあります。
悪い口コミにつながる原因でもあるので、デメリットは全て目を通しておくことをおすすめします。
ENEOS新車のサブスクのデメリット5つ
- デメリット1.サブスクというよりカーリース
- デメリット2.乗り換えの条件が厳しい
- デメリット3.返却時に違約金を請求される可能性がある
- デメリット4.車がもらえるプランがない
- デメリット5.新車をローンで買った方が安い

デメリット1.サブスクというよりカーリース
ENEOSはテレビCMなどで「新車のサブスク」と謳っていますが、実際は他社の個人向けカーリースと同様のサービスです。
https://twitter.com/Namiheisn/status/1524318471898923008?s=20&t=1vDURIKPHJTuYNIN7Hs6Bg車両代金と基本的な維持費は定額ですが、任意保険や契約期間中の修理費用などは別途負担する必要があります。


ENEOS新車のサブスクに含まれている保険料というのは、自賠責保険と呼ばれる強制保険のことを指します。
自賠責保険で補償される金額は低く、車に乗るなら任意保険の契約は必須といえます。
この任意保険の保険料は実費となるため、カーリースとは別に契約しなければいけないのです。

追加で必要なお金がまだあるという点では、サブスクというよりカーリースに近いイメージです。
デメリット2.乗り換えの条件が厳しい
CMを見ると気軽に新車に乗り換えられるイメージですが、実際は以下の条件があります。
- 3年目または4年目の無料期間内のみ
- 乗り換えられる車種は限定される(同一車種不可)
- 一度解約後、新たに5年契約する必要がある
- 結婚、出産、就職などの理由が必要
ENEOS新車のサブスクの契約期間は5年で、違約金なしで乗り換えられるは3年目と4年目の無料解約期間のみです。
その際は新たに5年契約を結ぶ必要があるので、再び契約終了までの年数は5年となります。
また乗り換えられる車種にも制限があり、好きな車を選べるわけではありません。
さらに解約にはENEOS新車のサブスクが認める理由が必要となり、理由がない解約は認められません。
こうした条件があるので、決して「気軽に乗り換えられる」とは言えないのです。

デメリット3.返却時に違約金を請求される可能性がある
ENEOS新車のサブスクは契約終了時に車を返却する必要があります。
その際に原状回復義務があるので、車が規定よりも汚れている場合は違約金を請求される可能性があります。

返却時には査定があり、査定価格が想定残価を下回っていたら、その差額を支払う必要があるのです。
想定残価とは、契約時に予想した金額のことで「契約終了時の価値はこのくらい」と取り決めをするのです。

デメリット4.車がもらえるプランがない
ENEOS新車のサブスクの契約年数は5年しかなく、車がもらえるプランはありません。
そのため契約したら絶対に返却する必要があり、原状回復義務を逃れることはできません。
他社では車がもらえるプランがあり、その場合は原状回復義務はありません。
月間走行距離の制限もないため、自分の車と同じように使うことができます。
ENEOS新車のサブスクを契約するなら、車は借り物という認識で使うようにしましょう。

デメリット5.新車をローンで買った方が安い
カーリース最大のデメリットといえるのが、新車をローンで買った方が安いという点です。
ローンで買った車は最終的には自分のものにできるので、返却の義務などは発生しません。
また使用上のルールもないため、好きなように使うことも可能。
税金や車検代を気にする必要はありますが、少しでも車の知識があるなら新車をローンで買った方がお得です。

比較項目 | ENEOS新車のサブスク | ローン購入 |
---|---|---|
月々の支払額 | 63,140円 | 50,441円(60回払) |
5年合計の自動車税 | 0円 | 197,500円 |
1回の車検代 | 0円 | 107,742円 |
1回のタイヤ交換 | 0円 | 60,000円 |
10回のオイル交換 | 0円 | 80,000円 |
5年の自動車保険 | 540,000円 | 540,000円 |
5年の合計支払額 | 4,328,400円 | 4,011,702円 |
※2025年2月現在
※車種はカローラクロス、グレードはZでシミュレーション
※自動車ローンは60回払、金利2.39%で計算
※車検は3年の1回分で計算
※タイヤ交換は5年の走行距離を5万キロとして計算
※オイル交換は年2回(うち1度はフィルター交換)
この結果を見ると、ローンで購入した方が約31万円も安いことがわかります。
さらにENEOS新車のサブスクの場合、5年経過したら車両を返却する必要があります。

対するローン購入は、すでに返済が終わっているため車は自分のものにできます。
総額でも安い上に、車を返す必要がありません。これだけの違いがあれば、どちらがお得なのかは一目瞭然。
その都度費用が発生しても、車をローンで買った方が安いのです。

こうした点を踏まえると、カーリースで契約するときはローン購入と価格を比較する必要があることがわかります。
次章では、どんな人がENEOS新車のサブスクを契約するべきなのかご紹介します。
ENEOS新車のサブスクがおすすめの人
ENEOS新車のサブスクのデメリットを見ると、新車をローンで購入した方が良さそうなことがわかります。それでもカーリースがおすすめな人はどんな人なのか、本章で詳しくご紹介します。

ENEOS新車のサブスクがおすすめの人
- おすすめの人1.車に関する面倒事は全て他人任せにしたい人
- おすすめの人2.よく行くENEOSでカーライフをサポートしてほしい人
おすすめの人1.車に関する面倒事は全て他人任せにしたい人
ENEOS新車のサブスクは車にあまり詳しくなく、車に関する面倒事が嫌な人にピッタリなサービスです。
毎月の支払額は高くなりますが、点検や車検はもちろん、自動車税の支払いを心配する必要はありません。
決められたお金だけ支払っていれば、安心して車に乗り続けることができるのです。

ENEOS新車のサブスクはまさに安心して車に乗り続けたい人向けのサービスなのです。
出費も一定額に収まるので、セカンドカーや趣味に使う車を買うのもおすすめです。
おすすめの人2.よく行くENEOSでカーライフをサポートしてほしい人
車に関する知識がなく、よく行くガソリンスタンドで何でも相談したいという人もENEOS新車のサブスクがおすすめ。
ENEOS新車のサブスクならガソリン割引が受けられるので、車の相談もできて一石二鳥です。

こんなことを思っている人は、よく行くENEOSでカーリースを取り扱っていないか確認してみましょう。
カーリースは仕組みをしっかり理解して、金額と中身をしっかり吟味することが大切です。
その中で自分にとってメリットがあると感じたら契約をおすすめします。新車を安く買いたいと考えている人は、ローンによる購入をおすすめします。
自分にピッタリのおすすめカーリースを探している人は、以下の記事が参考になります。

まとめ
- ENEOS新車のサブスクはENEOSが提供する個人向けカーリース
- ライフスタイルに合わせて新車に乗り換えられる気軽さが特徴
- 評判は悪くないが、サービス開始から日が浅いので口コミ投稿数は少ない
- 5年契約で返却が必須なので、同じ車に長く乗る人には向かない
- カーリースは新車購入より高くなるため、安さを求めるならローン購入がおすすめ