こんな悩みをスッキリ解消
- 車を高く売れる時期を知りたい人
- 車買取で重要となるポイントを知りたい人
- とにかく高く車を売る方法を知りたい人
車を売る際に多くの人が思うのが、「少しでも高く売りたい」ということ。
そのためには車が高く売れる時期があれば知りたいと思うのは当然です。
この記事では、車が高く売れる時期はもちろん、それ以外にも車の買取額を決める重要な6つのポイントについて解説。
最終的には、「車を高く売るためには時期よりも気にしなければいけないことがあるのか」と思うようになるでしょう。
車買取が高くなる時期は「1~2月」「7~8月」
車の買取価格が高くなる時期は、結論からお伝えすると「1月〜2月」「7月〜8月」です。
一般的には決算月とされている「3月・9月」が車が高く売れる時期と言われていますが、厳密に言うと間違っています。
なぜなら、3月と9月は「車が最も売れる時期」だから。
中古車販売においては、この時期より前に在庫を用意しておく必要があるのです。
つまり、3月と9月に売る車を用意する期間として、「1月〜2月」「7月〜8月」が一番車買取が高くなるのです。
3月や9月に車を売ると、整備や点検などを行って店頭に中古車として並ぶのは4月や10月になってしまいます。
車を高く売れる時期ばかり気にしていると、「車を高く売れるポイント」を見逃してしまいがちです。
そこで次章では、車買取額に影響する6つのポイントについて詳しく説明していきましょう。
車買取額に影響するポイントは6つ
車買取額は時期よりもこれから紹介する6つのポイントの方が影響します。
中古車は人気がある車ほど高価買取となるのは予想が付くと思います。
その「人気がある中古車」というのは以下の6つのポイントで決まります。
- 車種
- 年式
- 走行距離
- 車検の残り時期
- 内外装の綺麗さ
- 車を売る方法
このポイントがどういう内容で、またどれくらい買取額に影響があるのかをわかりやすい表にしてまとめたものがこちらです。
車買取額に影響する項目 | 内容 | 影響度 |
---|---|---|
車種 | 人気の車種かどうか | |
年式 | 初度登録年月はいつか | |
走行距離 | どれだけの距離走行しているか | |
車検の残り時期 | 次の車検までどれくらいあるか | |
内外装の綺麗さ | ボディーや内装がキレイかどうか | |
車を売る方法 | どの方法で車を売るか |
【査定額への影響:大】車種
査定額への影響が最も大きいものが「人気車種かどうか」です。
買取業者は、買い取った車を整備して中古車として販売、もしくは海外に輸出して販売します。
そのため国内外含めて、多くの人が欲しいと思う車ほど高価買取をしているのです。
2024年5月現在は、高価買取が期待できるボディータイプは下記の通り。
高価買取が期待できる車種5つ
- 軽自動車
- コンパクトカー
- ハイブリッドカー
- ミニバン
- SUV
これらの車種は新車としても人気ですが、中古車販売でも非常に大きな人気を保っています。
低燃費な軽自動車やコンパクトカー、ハイブリッドカーは常に人気があり、大人数が乗車できるミニバンも安定して人気があります。
最近では、多目的車としてSUVと呼ばれるジャンルの車が非常に人気で高価買取が期待できます。
【査定額への影響:大】年式
年式というのは、車検証に記載されている「初度登録年月」のことを指します。
年式が査定に与える影響は大きく、その理由も「単純に新しい方が需要があるから」というカンタンなもの。
できるだけ新車に近い車の方が高く売れるのは当たり前です。
新しい車の方が故障の心配がなく、安心して長く乗れるから中古車として人気があります。
古い車の場合、査定額に影響が出るボーダーラインは「10年」と言われています。
これは初度登録年月から10年を経過している車は極端に買取額が下がるというもの。
かつての日本車は10年程度で故障することが多く、その名残で10年となっているのです。
一般的にも10年が経過した車は敬遠されがちなので、買取額が安くなってしまいます。
【査定額への影響:中】走行距離
走行距離も買取額に大きな影響を与えるものの1つ。
これも理由はカンタンで、「走行距離が短い車の方が故障の心配が少ないから」というもの。
走行距離が多い車の方が部品の消耗が激しく、長く乗れない可能性があると心配されるのです。
そのため中古車価格も安くなり、それに伴って買取額も低くなってしまいます。
走行距離は「1年1万キロ」が基準とされており、3年なら3万キロ、5年なら5万キロ程度であれば買取額に大きな影響を与えません。
しかし、それを上回るペースで乗っている車は「過走行車」となり、査定の際にマイナス評価となります。
走行距離のボーダーラインは「10万キロ」と言われており、10万キロを超えた車は大きく買取額が下がります。
ただ、売り方を考えればしっかり売れるよ!
その他、車査定額の基準については下記記事で詳しく解説しています。
ここまでの説明で、車の買取額はさまざまな要素で変わるということがわかりました。
どれも大きな影響がでるので、高価買取を目指すならなるべく良い状態を保つことが必要です。
しかし、「車種・年式・走行距離」と同じくらい買取額に影響を与えるのが、次章で紹介する「車を売る方法」です。
これだけで買取額が数十万円変わることも珍しくないので、次章で詳しく説明していきましょう。
車買取額は「売る方法」により変わる
車の買取額を決める大きな要素として「車を売る方法」というものがあります。
筆者は何よりも重要なポイントだと思っており、車買取の時期よりも気にするべきことだと断言します。
車を売る方法には大きく分けて以下4つの方法があります。
車を売る4つの方法
- 車下取り
- 車買取
- 車一括査定
- 個人売買
この4つの方法がどういうことで、どれくらい高く売れるのかをわかりやすい表にしたのでまずはご覧ください。
車を売る方法 | 内容 | 買取額 | おすすめ度 |
---|---|---|---|
車下取り | ディーラーで売る方法 | [review_stars3/5] | |
車買取 | 街の買取店で売る方法 | ||
車一括査定 | 車一括査定を使う方法 | ||
個人売買 | インターネットなどで売る方法 |
本章ではそれぞれの特徴と「どの方法が一番車を高く売れるか」ということを詳しく紹介していきます。
方法1.車下取り
車下取りとは、新車の購入などで今まで乗っていた車をディーラーで引き取ってもらうことを指します。
メリットとしては手続きを代行してもらえることによるカンタンさなのですが、買取額は紹介する4つの方法の中で最も低くなります。
なぜなら、ディーラーは新車を販売するところで車を買取るところではないから。
中古車販売のノウハウを持たないディーラーは「車種・年式・走行距離」から算出される機械的な相場価格で買い取っているだけなのです。
新車が値引きできない時などは、まれに下取り価格を上げることがありますが、それは高価買取とは言えません。
下記口コミを見ても、大きな差が出ているのが分かります。
車の下取り
— アルチバ (@ultiva611) June 10, 2020
ディーラーで560万でいっぱいですってとこから632万まで上がった。
ほんま適当なもんやで…
5社呼んで2社撤退して残り3社で同時に名刺の裏に値段書いて入札。 pic.twitter.com/OBw9MRddnl
ディーラーで売るより、一括査定出す方が高く売れるで!
— クーリッジ@こーたろー (@kuriji321) May 2, 2022
車の買取ネット一括査定って初めて使ったけど、何社も一度に電話がかかって来たのは予想通りとして、訪問査定時間を何社か被らせないと自分の時間がもったいないと思った。結局地元で口コミ評価の高い店に行って売ることにした。ディーラーはやっぱり安いね、、
— K@CX-30 (@k_pleyel) February 16, 2020
もちろん、車種により下取りが高いときもあります。
傾向として、買取店の方が高く売れる傾向があると理解ください。
方法2.車買取
車買取とは、ガリバーやビッグモーターといった買取専門店に車を持ち込んで買い取ってもらう方法。
中古車販売も手がけている買取業者は、いわば中古車のプロ。
査定も的確で高価買取については定評があります。
ディーラーに比べると買取額が高いことは事実ですが、筆者は直接買取店に持ち込む方法をあまりオススメしません。
理由は、同じ買取店に売るとしてもこれから紹介する「車一括査定」の方が高く売れるから。
方法3.車一括査定
車一括査定とは、複数の買取業者への査定依頼が一度に行えるWEBサービス(サイト)のこと。
自分で買取業者を1社1社探す必要がなく、査定額を比較できるため、高く売れるメリットがあります。
筆者が一番オススメしている方法なので、詳しくは後述します。
方法4.個人売買
個人売買は、インターネットなどの仲介サイトを通じて個人に車を売る方法です。
間に業者を挟まないため、今紹介した方法の中で一番車を高く売ることができます。
一見大きなメリットですが、筆者は個人売買は強くオススメしません。
理由は「トラブルが多い」から。
車の売買には数多くの手続きが必要で、大きな金額の受け渡しが発生します。
個人間だと書類の手続きを全て自分でやらなければいけない上に、金銭でのトラブルが多発します。
車の引き渡し後のクレーム問題なども含め、リスクが大きいためオススメしていないのです。
ここまで、車を売る4つの方法を紹介しました。
結論としては「車一括査定」の利用が最もオススメです。
これから、車一括査定がどういうもので、なぜオススメなのかを詳しく説明していきます。
筆者のオススメは「車一括査定」
車一括査定とは、複数の買取業者への査定依頼が一度に行えるWEBサービス(サイト)のこと。
自分で買取業者を1社1社探す必要がなく、査定額を比較できるため、高く売れるメリットがあります。
1度の申し込みで複数の買取店に査定の依頼ができるので、便利というメリットがあります。
しかし、それ以上に大きなメリットが、「複数の買取店が競争することで買取額が上がる」ということ。
買取店に直接車を持ち込む方法だと、1社しか査定をしないため足元を見られた買取額が提示されがち。
しかし車一括査定を使えば複数の買取店があなたの1台を査定するため、価格競争が発生します。
そのため普通に買取店に持ち込むよりも車が高く売れるのです。
実際にTwitterを見ても高く売れたと書いている人が沢山います。
ちなみに4社の査定額です。
— りーさん🐲 (@RO_HONE) April 24, 2023
名刺の裏に金額を書いてもらい、各社から別々に私が受け取って、せーので裏返して査定額を見ました笑
ビッグモーターが1番でしたが、後から減額するな、したら他で売ると念押ししました。 pic.twitter.com/RJvCFfJCcA
🚗のはようごさいます🚙
— 名倉│昭和式子育てオヤジ (@tana_car9) September 7, 2022
一括査定、3社同時に来てもらって入札形式と言うのを試してみた!
次の車を買うお店下取り査定してもらった額は110万だったので、下限を110万に設定して入札してもらった結果は…
131.4万🎉🥳この数字が出るとは意外だったけど、高ければ高い方がいい!#ネクステージ https://t.co/3wfewa43xz pic.twitter.com/3b8YlXPopb
ハリアー(1年8ヶ月、3.3万キロ)売却まとめ
— かっち (@kacchi25) August 22, 2022
一括査定価格が331万円(入札時+20万)
ディーラー下取りが220万
目安に使用したダイハツAI査定が278万
なお購入価格が諸税含めて313万、残債234万
車を売るなら
①ダイハツAI査定で相場把握
②MOTA一括査定で入札価格把握
③現車一括査定(3社)→名刺裏入札 pic.twitter.com/hQO0QAXHBn
約150万円で購入した平成26年初登録の中古車。4社を集めて入札した結果、めちゃくちゃな価格差。最低298000円、最高633000円。(なお事前のオートバックス査定は50万円)4万キロ以上走ったので、元は取ったと思う。あとは新車の到着を待つのみ。 pic.twitter.com/jellMQjF2I
— 軍手@C101新刊委託中! (@gunziotaku) December 7, 2021
気になる方多いようなので私は公開するスタイルで‼︎
— だいち (@dai0305204) September 20, 2022
1日目(2022.09.20)
・楽天カーオークション 5,448,740円
・カーチス 5,550,000円
2日目はネクステージ、ビッグモーター、ガリバーの一括査定
その3社で最終決定します!
車両詳細は次ツイートで。
車一括査定をオススメはカーセンサー
車一括査定は色々なサイトがありますが、中でもオススメは「カーセンサー」です。
車一括査定の仕組み自体は、どのサイトも変わりませんが、依頼できる買取業者は車一括査定サイト毎に少しずつ異なるのです。
カーセンサーは下記のように参加している買取業者数が圧倒的。
- カーセンサー:700社以上
- ズバット車買取:200社以上
- カービュー買取:300社以上
- ナビクル:100社以上
大手~町の中古車屋さんまで、幅広く依頼できるのが「カーセンサー」なのです。
つまりそれだけあなたの車を高く買い取ってくれる買取業者が見つかる可能性が高いということです。
また、買取業者の連絡の希望日時を伝えたり、メール希望を出せるのもカーセンサーのみ。
任意項目
連絡希望時間帯
また、どうしても複数社からの電話が嫌な場合はオークションを選択するのもオススメです。
オークションを選択すると、電話は1つ(カーセンサーのスタッフ)のみで、第3者の査定員が査定してくれます。
その査定情報をもとに8,000社以上がネットで入札する仕組み。
買取業者と直接交渉するわけではないので、通常の車一括査定の方が高額査定になりがちですが、ディーラー下取りや買取業者1社の査定よりは高くなる可能性があります。
複数社からの営業電話は少なくしたいけど、買取業者としっかり交渉したいという方は「MOTA」がオススメです。
MOTA車買取を使うと、最大20社の買取業者がネット上に概算査定額を提示してくれます。そのうちの上位3社の買取業者のみ交渉権を持つサービスです。
つまり車一括査定のような電話ラッシュはなく、上位3社しか電話が掛かってきません。
もちろんネット上で見れる概算査定額を見て断っても大丈夫です。
車一括査定のオススメについては下記記事でさらに詳しく解説しています
また「とにかく安全な買取業者1社だけに査定依頼したい」方は「カーセブン」がオススメです。
理由は、「キャンセルは7日間OK」「売買契約後の減額がない」ことを公言しており顧客からの評価も高い買取業者だからです。
実際にカーセブンは、オリコンが実施する顧客満足度調査でも常にTOP3に入っています。
売買契約後のキャンセルや減額については下記記事で詳しく解説しています。
カーセブンの評判については下記記事で詳しく解説しています。
当サイトでおすすめの買取業者ランキングは下記のとおりです。
車買取の時期でよくある質問と回答
Q1.車が高く売れる時期はいつなの?
「1~2月」が一番高く売れます。次に高く売れるのが「7~8月」。
ただし、時期よりも車の需要や人気等の方が査定額に大きく左右します。
詳しくは「車買取が高くなる時期は「1~2月」「7~8月」」をご確認ください。
Q2.車の買取額に大きく影響するものは?
下記が車の買取額に大きく影響します。
- 車種
- 年式
- 走行距離
- 車検の残り時期
- 内外装の綺麗さ
- 車を売る方法
詳しくは「車買取額に影響するものは6つ」をご確認ください。
Q3.車は即日売れるの?
書類が残っていれば即日売ることが可能です。
ほとんどの買取業者がその日に買い取ってくれます。
ただし、入金は1週間程度は掛かります。
Q4.車を高く売るにはどうすればいい?
ディーラー下取りではなく、車買取の専門店に査定依頼をしましょう。
その際、1社だけの査定では足元を見られてしまいます。必ず複数社の査定を取ってください。
オススメは車一括査定を使うことです。
詳しくは「筆者のオススメは「車一括査定」」をご確認ください。
まとめ
- 車買取で高く売れる時期は「1月、7月」
- 車買取額に影響するポイントは6つ
- 中でも「車種・年式・走行距離」は大きく影響する
- 車買取の時期よりも車を売る方法を気にするべき
- 4つの車を売る方法の中で一番オススメは「車一括査定」
- 車一括査定の中でも「カーセンサー」がオススメ