こんな悩みをスッキリ解消
- 大学生だけど車が欲しいと思っている人
- 大学生が車を買うためにはいくらかかるか知りたい人
- 大学生がお得に車を買う方法を知りたい人
車と言えばぜいたく品で、大学生が買えるものではないと思っていませんか?
しかし、かかるコストを徹底的にカットすれば、大学生でも車を買うことはできるのです。
この記事では、大学生が車を買う手助けとなる情報を扱っています。
一番ネックとなるお金をどうしたらいいのか、安く車を買って維持するための方法を紹介。
この記事を最後まで読めば「大学生でも車は買える」ということがハッキリわかります。
車を買う時にかかるコストは6種類
大学生でも車を買うことはできると言われても、まずはかかるコストを知っておきたいと思う人が大半です。
本章では大学生が車を買うためにかかる6種類のコストを紹介していきます。
かかるお金を知っておくことで、より具体的な車購入のイメージができるようになるでしょう。
大学生が車を買う時にかかる6つのコスト
- 購入費用
- ガソリン代
- 駐車場代
- 自動車税
- 車検、整備費用
- 自動車保険料
それぞれ具体的にどれくらいの金額がかかるか紹介していきます。
1.購入費用
まずはじめにかかるのは車そのものの購入費用です。
購入費用に関しては「自分ならいくらの車が購入可能か」という点で決めたほうが良いでしょう。
車の価格は安ければ数千円、高ければ数億円とかなりの幅があります。
一括払いにしろローンで購入するにしろ、自分がいくらなら払えるのかで決めるのが大事です。
2.ガソリン代
車を購入したらかかるのがガソリン代、ガソリンがなければ車は走らないので当然かかってくる費用と言えます。
ガソリン代が月にどれほどかかるかという計算は、「燃料の種類」、「毎月の走行距離」、「購入する車の燃費」の3つから割り出すことが可能です。
燃料の種類
燃料は車のエンジンに応じて変える必要があります。
ディーゼル車なら「軽油」、ガソリン車なら「レギュラー・ハイオク」のどちらかを選択することになります。
ハイオクはレギュラーガソリンより純度の高い油で、高性能エンジンを搭載するスポーツカーが使う燃料です。
軽油は110円前後、レギュラーガソリンは140円前後、ハイオクは150円前後で計算すると良いでしょう。
毎月の走行距離
毎月どれくらい走行するかというのは、自分が車を何に使いたいかで決まります。
例えば通学に使う場合、「家から大学までの距離」、「月に何日大学に通うか」の2つで距離が決まります。
それ以外にもバイトに行くなら、「バイト先までの距離」、「月に何回バイトに入るか」という2つから走行距離を試算できます。
購入する車の燃費
購入する車の燃費はカタログを見れば記載されています。
軽自動車であれば1リッターあたり20キロ前後、コンパクトカーであれば18キロ前後、ハイブリッドカーであれば30キロ前後を想定して計算しましょう。
3.駐車場代
駐車場代は地域によって異なります。
地方であれば数千円で借りられますが、都心部になると1万円程度はかかります。
東京都内であれば2〜3万円かかることも珍しくないため、まずは不動産検索サイト「SUUMO」「HOME’S」を使って近隣の駐車場代を調べることをオススメします。
4.自動車税
自動車税は購入する車の排気量に応じて毎年課税されるものです。
自動車税は毎年5月に納税する必要があり、金額は以下の表の通りです。
車の区分 | 総排気量 | 2019年10月以降 購入した車の税額 |
2019年10月より前 購入した車の税額 |
---|---|---|---|
自家用乗用車(普通車) | 1L以下 | 25,000円 | 29,500円 |
1~1.5L以下 | 30,500円 | 34,500円 | |
1.5~2.0L以下 | 36,000円 | 39,500円 | |
2.0~2.5L以下 | 43,500円 | 45,000円 | |
2.5~3.0L以下 | 50,000円 | 51,000円 | |
3.0~3.5L以下 | 57,000円 | 58,000円 | |
3.5~4.0L以下 | 65,500円 | 66,500円 | |
4.0~4.5L以下 | 75,500円 | 76,500円 | |
4.5~6.0L以下 | 87,000円 | 88,000円 | |
6.0L以上 | 110,000円 | 111,000円 | |
自家用乗用軽自動車 | 660cc | 10,800円 | 10,800円 |
※2024年9月現在
軽自動車が一番安く、普通車になると毎年最低でも約3万円が必要となります。
5.車検、整備費用
車検は2年に一度必ず受けるものです。(※新車購入時は3年目に車検)
基本の点検費用であれば1〜2万円で事足りますが、自賠責保険や重量税の支払いが5万円以上かかります。
トータルすると、軽自動車なら7万円前後、普通車なら10万円前後がかかります。
6.自動車保険料
車に乗るなら必ず入っておきたいのが民間の自動車保険です。
強制保険と言われている自賠責保険ではカバーできる金額が少なく、万が一事故を起こしたら就職活動や今後の人生に大きな影響を及ぼします。
自動車保険はネットで加入できるものを活用すれば費用は抑えられます。
中でも自動車保険一括見積もり「保険スクエアbang!」を使うと、複数の自動車保険会社からハガキの見積もりが届くので大変便利です。
ちなみに、大学生は免許取得から期間が短いこともあり、保険料は高め。
友達に運転させない契約にするなど、特約を活用して上手に費用を抑えましょう。
これが車を買うにあたってかかるコストです。
こうして見ると車には数多くの税金や費用がかかることがわかります。
「やっぱり車は諦めるしか…」と思う人もいるかと思いますが、まずはシミュレーションをしてみることが大切。
そこで次章では、大学生が車を買う時、どうシミュレーションするべきかを紹介していきます。
大学生で車を買う時にいくらかかるのかシミュレーションしてみた
前章で紹介した6つのコストから、大学生が車を買うためにかかるお金はいくらなのかをシミュレーションします。
今回は、以下の条件で試算をしました。
車購入のシミュレーション条件
- 車購入価格は150万円(新車の軽自動車)
- 通学に使用、大学までの距離は片道15キロ
- 月に12回アルバイトの通勤に使用(片道10キロ)
- 月間走行距離は約1,000キロ
かかるコスト | 1回の金額 | 月単位の金額 | 月のコスト合計 |
---|---|---|---|
車購入費用 | 1,500,000円(5年ローン) | 26,587円 | 52,069円 |
ガソリン代 | ー | 7,000円 | |
駐車場代 | ー | 8,000円 | |
自動車税 | 10,800円(年一度) | 900円 | |
車検・整備費用 | 70,000円(二年に一度) | 2,916円 | |
自動車保険料 | 80,000円 | 6,666円 |
※自動車購入費用は「三菱UFJ銀行ネットDEマイカーローン」150万円を年利2.450%で60回払いで試算
※ガソリン代は月間1,000キロを20km/L、レギュラー140円で試算
※自動車保険は「ソニー損保」20歳以上、年間走行距離11,000キロ以下、本人限定、車両保険なしで試算
一般的な地方在住の大学生を想定したシミュレーションでは、車を維持するのにかかる月々のコストは約52,000円という結果になりました。
コストを安くすれば大学生でも余裕で車購入できる
大学生にとって「毎月5万円」というのは決して安いものではありません。
払えなくはないものの、それだけ払ったら車を遊びに使うことは不可能。
そこで本章では、安く車を手に入れて維持する方法を紹介していきます。
大学生でもできるコストを安く購入して維持費を安くする方法5選
- 安心な車をなるべく安く手に入れる方法
- ガソリン代を安くする方法
- 車検、整備費用を安くする方法
- 自動車保険を安くする方法
- 下取があるなら車一括査定を活用
それぞれ見ていきましょう。
①安心な車をなるべく安く手に入れる方法
車を安く買うなら中古車一択になります。
ただ、中古車の購入で不安なこと・・・それは「安心感」です。
これから長く乗る車なので、壊れない車にしたい。
そこで筆者は、「ズバット車販売」をオススメします。
プロが車探しをしてくれるズバブーン車販売
ズバット車販売は株式会社ウェブクルーが運営する中古車提案サービス。
欲しい車のメーカーや大体の年式などを入力するだけで、中古車販売の最大手ネクステージが理想の1台を探してくれます。
コツは下記のような感じで伝えることです。
- 新車とほぼ同等の軽自動車がほしい、プリウスがほしい
- ディーラー試乗車落ちで5,000km以内の中古車がほしい
- タントで100万以内、新車同等品を提案してほしい
- 通勤にオススメの車を教えてほしい
その後は最寄りのネクステージ店舗で車種の提案を受けるという流れ。それだけで自分の理想に近い中古車に出会えます。
市場には出回っていない優良な中古車が数多くありますので、一度相談してみましょう。
②ガソリン代を安くする方法
ガソリン代を安くするためには「低燃費運転を心がける」「ポイントが付くガソリンスタンドを探す」の2つが有効です。
急発進や急加速を控えることで燃費を向上させることは当然ですが、ポイントでキャッシュバックが受けられるガソリンスタンドを探すことも大事です。
③車検、整備費用を安くする方法
車検や整備はディーラーではなく、街の修理工場に依頼しましょう。
ディーラーは新品パーツを使って全てメーカー指定通りの作業を行うため費用がかかります。
その点修理工場であれば必要に応じて中古パーツを使って修理をしてくれたり、融通がききます。
車検や整備の際はディーラーと修理工場の値段を比べてから決めるのがオススメです。
④自動車保険を安くする方法
自動車保険は最近テレビCMなどで見かける「ネット通販型」と呼ばれるもので契約しましょう。
インターネットから申し込むことで数万円安くなるキャンペーンを行っている上、保険証券をスマホ表示に切り替えることでさらに安くなります。
こうしたネット通販型の自動車保険を比較できる一括見積もりサイトなどもあるので、活用しながら最安値の保険を見つけましょう。
一括見積もりサイトは前述した「保険スクエアbang!」がオススメです。
⑤下取があるなら車一括査定を活用
買うことばかりに力を入れがちですが、実は今乗っている車があるなら少しでも高く売ることを考えましょう。
本サイトでもよく紹介している車一括査定を使うことで数十万以上高く売れることも。
車一括査定とは
車一括査定とは、複数の買取業者への査定依頼が一度に行えるWEBサービス(サイト)のこと。
自分で買取業者を1社1社探す必要がなく、査定額を比較できるため、高く売れるメリットがあります。
車の査定額を上げるためには、複数の買取業者を競わせることが最も有効です。
面倒な交渉をしなくても、業者間が査定価格を競って少しずつ値段を上げていきます。
オークションのような状態になるので、あなたはあまり交渉をしなくても査定額が上がっていくのです。
車一括査定のオススメは下記記事で詳しく解説しています。
カーリースにするというのも手
ここ数年でカーリースが一般的になってきました。
何もこれは社会人や法人に限った話ではありません。
毎月定額で借りられるカーリースが学生の間でも増えてきています。
特に都心部などの駐車場代金が高いところは、非常に増えています。
学生におすすめのカーリースについては下記記事で詳しく解説しています。
まとめ
- 大学生が車を買うためには6つのコストがかかる
- シミュレーションによると毎月のコストは約5万円
- 車購入費用や自動車保険を節約することでコストは下げられる
- 車は新古車を買うなどして購入コストを下げる
- 下取り車がある場合は車一括査定を使ってお得に買い替える