こんな悩みをスッキリ解消
- これから車を買う(売る)ことを検討していてガリバーについて調べている人
- 中古車と言えばガリバーと聞くけど、実際の評判が気になる人
- あまりいい噂を聞かないから、実際にガリバーを利用した人の意見を知りたい
これから車を売ろうと考えている人は、なんとなく「中古車買取=ガリバー」という感覚があるかもしれません。
買取業者として名高いガリバーは、買取台数が多いため上質な中古車も扱っています。
そのため、「売るのも買うのもガリバー」という感覚は間違っていないでしょう。
しかし同時に、ガリバーのいい噂をあまり聞かないのも事実。
「強引な営業をされた」「電話がしつこい」など、ネットで調べると悪い評判が目立ちます。
そこで本記事は、ネット上にあるガリバーの口コミや評判をまとめて紹介した後、筆者が実際に自分の車をガリバーに査定してもらった様子を写真と一緒に紹介しています。
実体験をまとめているので、どの記事よりも信憑性が高い情報を取り扱っています。
ガリバーで中古車購入をする方法も写真付きで紹介しているので、この記事を読むだけで、「ガリバーは自分にとってピッタリの業者なのかどうか」がハッキリわかります。




ガリバーで中古車を買う4つのメリット
ガリバーと言えば車買取のイメージが強いですが、中古車販売にも力を入れています。
単純なことですが、「買取をしている」ということは「それだけ魅力的な中古車を仕入れている」ということ。
他の中古車販売店ではなく、「あえてガリバーで買う」理由として、以下の4つが挙げられます。
ガリバーで中古車を買う4つのメリット
- メリット1.圧倒的な店舗数と豊富な在庫から車選びができる
- メリット2.全メーカー取り扱いだからできる中立的なアドバイス
- メリット3.どんな理由でも100日以内なら返品可能
- メリット4.最長10年の保証サービス

メリット1.圧倒的な店舗数と豊富な在庫から車選びができる
ガリバーは2025年2月時点で、全国に400店舗以上を展開しています。
そのため「全国どこでも店舗を見つけることができる」というメリットがあります。
ガリバーは全国で車買取をしているので、毎日500台の中古車が入庫します。
在庫数は約30,000台以上と言われており、圧倒的な在庫の中から、自分に合った1台を見つけることができるのです。

ガリバーは取り扱う車種が多いという特徴があるため、車のジャンル別に専門店を出店しています。
ガリバーが展開する専門店は、以下の表の通り。
専門店の名称 | 取扱車種 | 特徴 | 備考 |
---|---|---|---|
ガリバー | 全メーカー | 一番ベーシックな店舗 | |
ガリバーアウトレット | 全メーカー | 中古車販売メインの店舗 | |
WOW!TOWN(ワオタウン) | 全メーカー | 大型展示場で車選びをサポートしてくれる | 幕張、大宮、箕面、新潟の4店舗 |
LIBERALA(リベラーラ) | 輸入車 | フェラーリやアストンマーチンなどを扱う | 麻布の1店舗のみ |
LIBERALA(リベラーラ) | BMW、メルセデスベンツ、アウディ | ドイツのプレミアムメーカーを取り扱う | 北海道から九州まで31店舗 |
ガリバーミニクル | 軽自動車 | 軽自動車専門で取り扱う | 秋田、福島、宮崎の4店舗 |
スナップハウス | ファミリーカー | ファミリーカーのみを取り扱う | 関東から九州に店舗展開 |
Brat(ブラット) | SUV | 各メーカーのSUVのみを取り扱う | 北海道から東北に8店舗 |
HUNT | 全メーカー | 車を使ったライフスタイルを提案する店舗 | 木更津、常滑、岐阜の3店舗 |
GT-Garage@Gulliver | 国産メーカー | 国産スポーツカーのみを取り扱う | 千葉県に1店舗のみ |
※店舗数などは全て記事執筆時点(2025年2月)のものです

約30,000台以上も在庫があると、車探しも苦労します。
そこでガリバーは、取り扱う車のジャンル別に店舗を分け、欲しい車が見つかりやすい環境を整備しているのです。
その上、ガリバーには「ドルフィネット」という中古車検索サービスがあり、全国の在庫車を画像で確認することができます。
※筆者が実際にドルフィネットを使用した写真
気に入った車種は取り寄せ可能なので、近くにガリバーの店舗さえあれば、約30,000台の車から好きな1台を購入できるということです。
ちなみにWECARSでも在庫数は30,000台となっており、似たサービスを展開しています。
中古車提案サービス | ガリバー | WECARS |
---|---|---|
提案可能台数 | 3万台の在庫車 | 3万台の在庫車 |
提案方法 | 店頭・チャット・電話 | 店頭・電話 |
非公開車両からの提案 | 可能 | 可能 |


※出典:ガリバー総合サービス案内パンフレットより
先ほど紹介したように、ガリバーには9つの専門店があります。
近くに専門店がない場合でも、このドルフィネットを使って他店舗の在庫車を取り寄せることが可能。
すべての専門店で在庫を共有しているので、欲しい車は取り寄せてもらうことができるのです。

メリット2.全メーカー取り扱いだからできる中立的なアドバイス
ガリバーはすでに紹介した通り、全メーカーの全車種を取り扱っています。
ディーラー系の中古車販売店だと、どうしても他社の車の情報は疎くなりがちですが、ガリバーなら知識が豊富なスタッフばかり在籍しているのです。

全メーカーの車を取り扱うことで、各社の特徴や車種の違いがハッキリ分かるというメリットがあります。
そのため、以下のようなアバウトな質問でも、的確なアドバイスをもらうことが可能。
- 「自動ブレーキシステムはどこのメーカーが優秀?」
- 「同じ性能でもっと安い車はないの?」
- 「モデルチェンジ前後なら、どっちのモデルがオススメ?」
ガリバーは自社の中古車が売れれば、どのメーカーの車だったとしても問題ありません。
つまり、中立な立場で純粋に車の性能やコストパフォーマンスで車を比較できるのです。
その上店舗に在庫があれば乗り比べることも可能なので、ディーラー系の中古車販売店より車種選びの幅が広がります。

メリット3.どんな理由でも100日以内なら返品可能
中古車にありがちなトラブルとして、買った後に「なんか違う」となってしまうことが挙げられます。
ガリバーには返品サービスが用意されており、納車から100日以内であればどんな理由であっても返品が可能。


普通であれば断られるような理由であっても、ガリバーの返品サービスは以下の条件さえ満たしていれば返品が可能です。
ガリバー中古車の返品できる条件
車の状態 | 返品条件 |
---|---|
走行距離 | 納車から3,000キロ以内 |
傷や凹み | 5cm四方以上のものがないこと |
事故 | 納車後に無事故であること |
付属品 | 納車時のものが全て揃っていること |
車検証 | 納車時から名義が変わっていないこと 契約者に車を手放す権限があること 登録が抹消されていないこと |
税金 | 全て完納していること(罰金等も含む) |
差し押さえ | 車に抵当権などがついていないこと |
その他 | 納車時から価値を下げる改造などしていないこと |

納車時から改造や事故などで著しく価値が下がっていなければ、購入時の価格で返品することができます。
ただし返金されるのは車の車両本体価格だけで、納車時のコーティングなどのオプション代金や納車費用は自己負担となるので注意しましょう。
※出典:ガリバー総合サービス案内パンフレットより
ちなみにWECARSでも1か月以内なら返品サービスがあります。ガリバーとの比較はコチラ。
返品サービス | ガリバー | WECARS |
---|---|---|
返品期限 | 100日以内 | 1ヶ月以内 |
返金額 | 車両本体価格のみ | 車両本体価格と税金 |
条件 | 納車時より価値が下がっていないこと | 納車後に不具合があった場合 |

メリット4.最長10年の保証サービス
ガリバーは販売する全ての車の修復歴をチェックした上で、キチンと公開しています。
当然、納車前に整備点検を行ってくれますが、中古車は納車後に思わぬトラブルが発生する可能性も十分あります。
そうしたトラブルに備えて、ガリバーでは有償で最大10年までの保証サービスを提供しています。

保証の名称 | 対象車両 | 基準 | 値段 |
---|---|---|---|
あんしん10年保証ワイド/あんしん10年保証 | 普通車 | 初年度登録7年未満 走行距離7万キロ以下 |
車によって異なる ※ミニバンで7万円程度 |
軽自動車 | 初年度登録6年未満 走行距離6万キロ以下 |
||
あんしん1年保証 | 普通車・軽自動車 | 初年度登録10年未満 走行距離10万キロ以下 |
車によって異なる ※コンパクトカーで5万円程度 |
あんぜん6ヶ月保証 | 普通車・軽自動車 | 初年度登録15年未満 走行距離15万キロ以下 |
無料 |
あんぜん3ヶ月保証 | 普通車・軽自動車 | 年式無制限 走行距離20万キロ以下 |
無料 |
1年以上の保証を付ける場合は有償となり、車によって設定されている金額が異なります。
保証料は車両価格に含まれており、詳細な保証料金は車1台ごとに違います。

また輸入車の場合は、保証サービスは以下の内容に変わります。
輸入車の場合も、保証料金は車両価格に含まれているため、購入する車種によって値段が変わるので注意しましょう。
保証の名称 | 対象車両 | 基準 | 値段 |
---|---|---|---|
あんしん5年保証/あんしん3年保証 | 輸入車S ベンツ・BMWなど |
年式経過5年未満 走行距離5万キロ以下 |
車によって異なる ※料金は車両価格に含まれる |
あんしん1年保証 | ベンツ・BMW・ポルシェ・フォードなど | 年式経過7年未満 走行距離7万キロ以下 |
車によって異なる ※料金は車両価格に含まれる |
あんぜん6ヶ月保証 | ベンツ・BMW・ポルシェ・フォードなど | 年式経過14年未満 走行距離10万キロ以下 |
無料 |
あんぜん1ヶ月保証 | ベンツ・BMW・ポルシェ・フォードなど | 年式無制限 走行距離20万キロ以下 |
無料 |
輸入車は条件が厳しくなり、保証期間も最長で5年までとなります。
国産・輸入車問わず、1年以上の保証を付ける場合は有料となります。
保証期間を決める際、国産車は初年度登録で計算しますが、輸入車は「モデル年式」という「◯◯年モデル」という数字を使います。
これは購入する輸入車には記載されているもので、年式と若干のズレが発生する可能性があります。

ガリバー中古車の保証サービスの3つの注意点
- 注意点1.有料サービスは返金が不可
- 注意点2.ガリバーで車検を受ける必要がある
- 注意点3.修理には免責額が設定されている
この保証サービスは最長で10年までつけられますが、保証料は購入時に全額支払う必要があります。
途中で車を手放してしまった場合は返金されず、車検は全てガリバーに依頼することが条件。
また購入2年後以降は免責金額があり、1万円または15,000円を修理のたびに支払う必要があります。

また、業界大手のWECARSでも同じような保証サービスがあります。ガリバーとの比較はコチラ。
保証サービス | ガリバー | WECARS |
---|---|---|
基本保証(無料) | 最長6ヶ月 | 最長1年 |
延長保証(有料) | 最長10年(5万円前後) | 最長10年(10万円前後) |
これがガリバーで中古車を買う4つのメリットですが、全て「徹底して顧客ニーズに応えている」ことがわかります。
車種選びの不安から購入時、購入後のサポートまで徹底して行うことで、安心して利用できるお店を目指していると言えます。
そんなガリバーですが、近年はもっと顧客のニーズに応えるようなサービスをどんどんと展開しています。
そこで、ガリバーが提供する2つのサービスについて、次章以降で紹介していきます。
ガリバーが理想の中古車を提案してくれる「myGulliver(旧クルマコネクト)」
ガリバーには約30,000台の在庫車があり、毎日500台もの中古車が入庫していることは先ほどお伝えしました。
そんなに多ければ、素人が条件に合う1台を探し出すのは非常に困難です。

ガリバーにはドルフィネットという中古車検索サービスがありますが、毎回店舗に足を運んで車を探すのは面倒で時間もかかります。
こうした不便を解消するために、チャットで探している車の条件を伝えたら、あとはガリバーが車探しをしてくれる「myGulliver(旧クルマコネクト)」というサービスがスタート。
中古車のプロであるガリバーのスタッフが、あなたに代わって車探しをしてくれます。
※出典:myGulliverより

クルマコネクトには、要望を聞く専門のスタッフがいます。AIがある程度の要望を聞き、最後はスタッフが車種を選定します。
要望はざっくりでも問題ないので、「かっこいい車」「燃費が良くて安い車」などの伝え方でも車探しが可能です。
ガリバーで車の個人売買ができる「ガリバーフリマ」
最近ではメルカリやヤフオクといった個人売買で、車の取引が盛んに行われています。
しかし個人売買で心配なのが、故障や金銭のトラブル。
整備されていない車を買ったことで深刻な故障を引き起こしたり、代金が支払われないなどのリスクがあります。

ガリバーフリマの仕組みはカンタンで、個人間の車売買の面倒な作業を全てガリバーが代行するというもの。
ガリバーが代行してくれる作業は、以下の表の通りです。
ガリバーが代行するもの | 代行内容 | 助かる人 |
---|---|---|
出品価格の提案 | アプリ上で参考出品価格を提案 | 出品者 |
車の引き渡し | 近くのガリバー店舗で車を引き取ってくれる | 出品者 |
入金 | 売上をガリバーが振り込みしてくれる | 出品者 |
購入時の整備 | クリーニングや整備をガリバーが行う | 購入者 |
代金の支払い | ガリバーのローンを利用できる | 購入者 |
名義変更 | ガリバーが名義変更を代行してくれる | 出品者・購入者 |
納車 | 近くのガリバー店舗で車を受け取れる | 購入者 |
車を個人間で売買する時、現車確認や名義変更、お金の支払いがネックになります。
こうした面倒をガリバーが自社のシステムを使ってサポートしてくれるため、安心して車の個人売買ができるのです。
※出典:ガリバーフリマより
画像のように、「確認済」となっている車両に関しては、事前にガリバーが修復歴の有無と走行距離を確認しています。

ガリバーフリマ出品の流れ
- アプリで必要事項を入力して出品
- 購入希望車とチャットでやり取りをする
- 売却が決定したら車と書類をガリバーに持っていく
- ガリバーから入金がある
ガリバーフリマ購入の流れ
- アプリで欲しい車を探す
- 欲しい車の購入申請をする
- 出品者とチャットでやり取りをして購入が決定
- 車両代金を支払う
- 必要書類をガリバーに送る
- 近くのガリバーの店舗で納車
出品も購入も、ガリバーが間に入ることで面倒な作業をほとんど代行してもらえます。
必要書類はガリバーが用意してくれるので、自分で用意するのは役所に届け出が必要なものだけ。
出品者はガリバーの店舗に車と書類を渡すだけで、購入者への引き渡しはガリバーがやってくれます。
購入者はガリバーに指定された書類を用意することで、名義変更を代行してもらえます。
全ての手続きが完了したら、近くのガリバーの店舗に出向いて車を受け取ったら完了。
お金の受け渡しも、全てガリバーが行ってくれます。


ガリバーフリマのデメリットは手数料が高いこと
ガリバーフリマは個人売買の不安を取り除いてくれる画期的なサービスですが、手数料が高いというデメリットがあります。

出品者受取価格 | 出品者手数料 | 車両本体価格 | 購入者手数料 |
---|---|---|---|
~20万円 | 20,000円 | ~10万円 | 28,000円 |
10万1円~20万円 | 30,000円 | ||
20万1円~30万円 | 30,000円 | 20万1円~25万円 | 38,000円 |
25万1円~30万円 | 43,000円 | ||
30万1円~40万円 | 40,000円 | 30万1円~35万円 | 48,000円 |
35万1円~40万円 | 53,000円 | ||
40万1円~50万円 | 50,000円 | 40万1円~45万円 | 58,000円 |
45万1円~50万円 | 63,000円 | ||
50万1円~100万円 | 60,000円 | 50万1円~100万円 | 68,000円 |
100万円以上 | 出品者受取価格の6% | 100万円以上 | 車両本体価格の6% |
参考までにヤフオクは6,048円、メルカリは販売価格の10%の手数料が発生します。
ガリバーフリマの手数料は、車両価格が安いほど手数料の割合が高くなります。
その上、ヤフオクとメルカリは手数料を支払うのは出品者ですが、ガリバーフリマは購入者も手数料を支払う必要があるのです。


個人売買は、業者を挟まないことで中間マージンをカットできます。
そのため、車を売りたい人は車を高く売れ、車を買いたい人は安く買うことが可能。
しかしガリバーフリマは安くない手数料を支払う必要があるため、個人間売買のメリットは大きく失われてしまいます。
ガリバーフリマについては下記記事で詳しく解説しています。


ガリバーは中古車買取/販売の最大手らしく、顧客ニーズに応えるために様々なサービスを用意しています。
在庫数が多いことや全国に店舗を構えるネットワークの広さを活かして、どこにいても高品質な中古車が購入できるのがポイントです。
そんなガリバーですが、実際に利用した人の評価はどうなのでしょうか?
次章でガリバーの評判について紹介していきます。
ガリバーは悪い評判が多い
ガリバーが徹底して顧客ニーズに応えていることは、前章までの説明で十分わかったことでしょう。
それだけ多くのサービスを提供していれば、お客さんからの評判もいいはず。
しかし結論を先にお話すると、ガリバーの評判は決してよくありません。
オリコン満足度調査で12位
オリコンの顧客満足度ランキング(車買取会社)でガリバーは調査企業24社中の12位という結果になっています。
過去の推移を見てみると、昔からあまり順位が高いとは言えません。
これはガリバーに限った話ではありません。
買取業者でガリバーと並ぶ大手WECARSも評判はあまりよくありません。

逆にアップルの評判やカーセブンの評判は昔からよく、オートバックスの評判はここ2~3年ぐらいで車買取に力を入れており、評価も上げています。





X(旧Twitter)の口コミを見てもガリバーは悪評が多い
X(旧Twitter)を見ても、同様に悪い口コミが目立ちます。
車見にガリバー来たら捕まった(‘A`)1時間セールスは長いって•••。
車ちょっと見たいだけなのに。— オンディー (@veryondy) 2019年8月9日
初めまして。横からすみません。
仰る通り、ガリバーへのクレームは多いですね!
かく言う私は、ガリバーに騙されました💢ご参考まで↓https://t.co/gPibXPJ6OZ— 司馬龍馬 (@sibaryoma) May 13, 2019
このように、X(旧Twitter)にもガリバーの対応の悪さを非難するものが投稿されています。


ガリバーは業界最大手であるため、利用者数は圧倒的に他社を上回っているという特徴があります。
そのためどうしても悪評が目立ってしまうという事情もあるのです。
しかし、こうした対応の悪い店舗もあるのは事実なので、ガリバーを利用する前にはその情報が本当かどうか確かめておく必要があるでしょう。
ガリバーで中古車購入した人のX(旧Twitter)の口コミ
悪い評判を見ると、「売っている車も低品質ではないか」という疑いも生まれてくるものです。
事実、ガリバーで異なった説明を受け、無事故車として事故車を購入してしまったという人もいます。
ガリバーさん
「事故車じゃない」って言い切るから買ったのに、結局「事故車」だと(怒
340万円も出したのにガッカリ
車本体の価値下落分なら返金可能と言うけれど、そんなの最低限で当然の話
それだけしかしてくれないなら、最初から格安の「事故車」を買ったのと一緒じゃん#拡散希望 #ガリバー pic.twitter.com/IdkolNY0P2— 司馬龍馬 (@sibaryoma) 2018年7月5日
一言も担当営業マンはそんな前提とは言ってなかったし、なんか買う前からケチがついた。車そのものは別に悪いわけじゃないけど、支払いに関して言った言わないの問題が起こるってことは、その程度の店舗なんだよな。残念ながら
— け い さ ん (@69k3jbw) October 6, 2019
ガリバーで中古車見ようとして
電話番号登録して5分くらいしたらもう電話かかって来た
ただ見るだけだし(見るのやめた)買うつもりないし問い合わせたわけでもないのに
電話かけてくるゴミ企業ってことが分かったから
一生使いません
中古車をネットで探すときは
みなさん気をつけましょう— かまぼこさん太郎 (@kamavoko3) September 25, 2019
削り、合格して車の運転練習しろとの口煩い母親のためにガリバーから中古車購入、購入してみたはいいもののファンベルトの金切り音のせいで練習する気がなくなる。それでも言ってくるので冬に一回練習がてら遠出したら駐車中に高齢者に車をぶつけられる。ここで完全に運転する気力を失う。
— Doscarlet (@Doscarlet) September 25, 2019
ガリバーは30,000台の在庫車を持ち、毎日500台の中古車が入庫します。
そのためこうしたミスも起きてしまうことがあるようです。

とはいえ、ガリバーもこうしたミスを防ぐために、入庫する車の全てに品質チェックを行っています。
修復歴の確認はもちろん、162項目の点検を全車に行っているのです。
こうした企業努力の結果、中古車の品質は悪くなく、中にはガリバーで掘り出し物を見つけたという人もいます。
ビッグホーンもガリバーで買ったけど故障したところ保証範囲内ならキチンと対応してくれたよ pic.twitter.com/Y7E8PYgvwq
— handling by S-GT (@kimidoridemio) 2019年1月22日

ガリバーで査定を受けた人のX(旧Twitter)の口コミ
他にも、「買取価格が他社より安いのではないか」という疑問を抱く人も少なくありません。
実際、ガリバーで安く買い叩かれそうになったと話す人もある程度いるのが実情です。
今日、車を査定に出したのね!
最初ガリバー行ったら3万って言われて、それが3万→5万→7万ってあがって、そのあとオートベル行ったら10万だったからガリバーに断りの電話入れたら、電話口に店長出てきて「20万で買います!」って…最初の3万なんだったんだ逆に(´・ω・`)完全に足元みられた感!こわ!— キタガワユキHeart Cresc.♡< (@kitagawayuki) 2018年4月16日
車の査定
ビッグモーター60万
シーボーイ75万
トヨタ下取り80万
ガリバー108万
仕事場の社長105万— しょー【趣味垢】 (@shonofishing) November 10, 2017


買取価格が安いという口コミを見ると、ガリバーで車を売るのはやめようと考えてしまいます。
しかし筆者は、ガリバーは「使い方次第で十分に高価買取が期待できる会社」だと断言します。
その理由は「資金力」にあると言っても過言ではありません。ガリバーは業界最大手の中古車買取会社です。
資金力は他社を圧倒しており、「ガリバーが欲しいと思った車」ならいくらでも惜しみなくお金を出します。

ge8 RSの下取り価格と中古買取野○とガリバーでは2倍の価格差あったな。
勿論ガリバーの方が高かった。— _ (@takuankom4a1) 2018年11月22日
ビッグモーターは買取台数1位かもだけど、査定額が10万違ったんだよね。女ひとりで行ったからかな。
ガリバーは代車貸してくれた上に限界まで頑張ってくれたので信用してます( ˘ω˘ )。○
— はづき (@silvia_1954) August 18, 2019
このように、車によってはガリバーが一番高く買い取ってくれたという口コミも多数見られます。
ガリバーで高価買取を目指すなら、「他社との競合」は必須。
ライバルがいることにより、他社と査定価格を競わざるを得なくなるのです。

ライバルを作るということは、ガリバーの他にも査定に出す必要があります。
査定時間は1時間以上かかるので、何社も回るのは面倒という人も多いはず。
そこで筆者は、一度に複数の買取業者に査定依頼ができる、車一括査定をおすすめしています。

ガリバーの評判や買取価格が決まる仕組みは、ここまでの説明でなんとなくわかりました。
それではガリバーの悪評は一体なにが原因なのか、結論をお伝えします。
【結論】ガリバーの評判が悪いのはスタッフの対応
ガリバーは業界最大手であるため、中古車の品質や買取価格に大きな問題は見当たりません。
むしろ中古車の質も悪く、買取価格も安ければ業界最大手にはなれません。
それでもガリバーの評判が悪いのは、対応の悪いスタッフがいるから。
こうしたスタッフが、ガリバー全体の評価を下げる結果となっているのです。

ガリバーの買取査定出して貰っていたのだけど
上の子と同じ歳
世間話に花が咲いて🌼
肝心の金額に行き着かないのが笑えた‼️素直な営業にほっとした!
宝くじ当たったら欲しい車は?って聞かれました。
AE86ですね!って言ったら笑ってました。
— 楓〜🏕〜🚗 (@axela_BM5FS) 2019年1月13日
従業員数が多いことから、スタッフの対応にかなりの差が出てしまっているのです。
対応の悪いスタッフは査定も適当にしている可能性が高く、安い査定額を提示しているということも考えられます。
ガリバーの評判については下記記事でも言及しています。

また、車買取業者のおすすめランキングについては下記記事で詳しく解説しています。

車のことを第一に考えられるようなスタッフなら、ガリバーの資金力を活かして他社より高い査定額を提示してくれるでしょう。
そこで次章では、万が一ガリバーでトラブルに遭ってしまった場合にどうすべきかを紹介していきます。
ガリバーでトラブルに遭った時の対処法
前章の説明で、ガリバーはスタッフによっては対応が悪い可能性があるとお伝えしました。
そこで口コミを基に、ガリバーでありがちなトラブルとその対処法を紹介していきます。
ガリバーで起こる3つのトラブルと対処法
- トラブル1.一括査定の電話が多い【対処法】ガリバーだけ別に申し込む
- トラブル2.中古車購入時に異なる説明を受けた【対処法】契約書を細かく確認する
- トラブル3.中古車購入後に車に不具合が生じた【対処法】お客様センターに電話する
トラブル1.一括査定の電話が多い【対処法】ガリバーだけ別に申し込む
車一括査定を利用すると、ガリバーからの電話は特に多くなります。
ガリバーは「オートコールシステム」というものを採用しており、ネット上で査定依頼があった電話番号に、コンピューターが自動で電話をかけます。
そのため申込時の備考欄に「電話をやめて欲しい」と書いても絶対に電話がかかってくるのです。
特にガリバーの電話はしつこく、何度もかかってくることで有名なのです。
電話すんなって言ってんのに電話してくるガリバーどういう神経しとるん?
それともそういうマニュアルがあるんか?無視して電話して早く買わせろって催促することがそんなに楽しいんか?
まぁ無視したけど( ◜ᴗ◝ )— こう🍆 (@jank0021) 2019年6月20日
軽い気持ちで相場を知りたくて車買取の一括査定サイトから依頼したらメールアドレス入力欄が無かったことに気付いて、最大10社から全部電話がかかってくるようになってしまった。ガリバーは昨日9回電話してきて留守電を3回入れてきて、今朝も9時半からすでに2回電話してきている。気持ち悪すぎる
— 医龍 (@medical_dragon_) 2019年6月10日
どこから漏れたのか、朝から中古車店(ガリバー、ネクステージ、ビッグモーター等)からめっちゃ電話かかってきてうざすぎ💢
うざすぎて最後の2つは出て、2度とかけてくるな💢って言って切ったけどどうなるか…
会社違うのに電話は同じなんですかね?💢
どんだけフリーダイヤル持ってんねん💢💢 pic.twitter.com/iajmf3PDJP— ありあ®︎1y7m(2/23)♀ (@aria_k_aria) July 4, 2019
このように、ガリバーはオートコールシステムを使って何度も電話をかけてきます。
これを防ぐためには、一括査定利用時にガリバーは選択しないことです。
ガリバーだけ個別に申し込み、オートコールシステムを使わせないようにするのが唯一の対処法ということです。
車一括査定の多くが、申込先の買取業者を選択することができます。
そこでガリバーを外すことで、電話の数を大幅に減らすことができるのです。
ガリバーの査定を受けるためには、直接申し込むなどの対応を取りましょう。

車一括査定の電話については下記記事で詳しく解説しています。

トラブル2.中古車購入時に異なる説明を受けた【対処法】契約書を細かく確認する
車は高い買い物なので、購入時の説明が間違っていたことで価値が大きく下がってしまうこともあります。
例えば事故歴があるのに「無事故車」と説明を受けていた場合、次に手放す時に大きな損を生む可能性があるのです。
ガリバーで気に入った車を見つけて購入する場合、もし担当者の説明に不安が残るようなら担当者を変えてもらいましょう。
その上で、万が一の時の返品に関する契約などをしっかり確認する必要があります。
冒頭でも紹介した通り、ガリバーには返品サービスがあります。
購入から100日以内ならどんな理由でも返品できるため、購入する車が返品サービスの対象になっているかどうか、しっかり契約書で確認をしておきましょう。

中古車のチェックについては下記記事で詳しく解説しています。

トラブル3.購入後に車に不具合が生じた【対処法】お客様センターに電話する
車を購入し、その後何らかのトラブルに見舞われた時、まずは購入したガリバーに相談しましょう。
そこで満足な対応が受けられれば何も問題ありませんが、スタッフの対応が悪い場合はトラブルが解決しない場合もあります。
そんな時はガリバーのお客様センターに電話しましょう。
- 【連絡先】TEL:0120-22-8680 mail:customercenter@glv.co.jp
- 【営業時間】月〜金:10時〜20時 / 土:10時〜17時 ※日曜休日
お客様センターはガリバー本社が設置している部署なので、店舗で起きたトラブルの相談が可能。
適切な対処法を教えてくれる以外にも、トラブルを起こした店舗やスタッフに注意喚起を行ってくれます。
無理に店舗とやり取りしようとせず、お客様センターに間に入ってもらうことで円滑にトラブルを解決できるようにしましょう。

もし、ガリバーのコールセンターに問い合わせても、解決しない場合は下記に相談してみましょう。
JPUCは中古車業界の健全化を目標に立ち上がった組織、国民生活センターは国がやっている相談窓口です。
- JPUC相談窓口:0120-93-4595(※平日9時~17時)
- 国民生活センター 消費者ホットライン:都道府県により連絡先が異なりますので、コチラよりご確認ください。
その他、これ以外にもトラブルは起こりえます。
車買取のトラブル内容と対処法については、下記記事で詳しく解説しています。

ここまで、ガリバーの特徴や口コミ、利用時のトラブルについて詳しく紹介してきました。
ガリバーについてわかったところで気になるのがこの問題です。

次章では、筆者が実際に自分の車をガリバーに査定してもらい、査定額やスタッフの対応がどうだったのかを詳しく紹介していきます。
【潜入レポート①】ガリバーの査定は高いのか安いのか実際に検証してみた
ネットの評判だけでは実情がわかりにくいガリバーですが、実際のスタッフの対応や査定額はどうなのか、この章では筆者が所有する車を査定に出した結果を紹介。
査定の流れや行った交渉、他社との査定額の比較を行っていきます。

査定会社 | 査定額 |
---|---|
スバル(ディーラー) | 178万円 |
ガリバー | 200万円 |
WECARS | 225万円 |
ラビット | 210万円 |
カーチス | 200万円 |
T-UP | 154万円 |
ユーポス | 210万円 |
ネクステージ | 217万円 |
※車種:スバル インプレッサSPORT 年式:2017年 走行距離:1.2万キロ
ガリバーに査定をしてもらった車の条件
今回ガリバーに査定してもらった車は、筆者が3年前に購入した「スバル インプレッサスポーツ」で、条件などは以下の表の通りです。
条件 | 内容 |
---|---|
メーカー・車種名 | スバル インプレッサスポーツ |
年式 | 2017年式 |
グレード | 2.0i-Sアイサイト |
購入年年月 | 2017年2月 |
走行距離 | 12,000キロ |
色 | パールホワイト |
事故歴・修復歴 | なし |
オプション | 純正カーナビ |
新車購入価格 | 約340万円 |
初回の車検を目前に控えている車で、予想額を上回る結果が出るのかどうかを検証しました。
今回は予想額を調べるにあたって、ナビクルの「下取り・買取相場」を利用しています。
ナビクルで買取予想額を調べた結果、154.5万円という結果になりました。
ちなみに、取材前に筆者がディーラーで下取り査定をした結果は、178万円でした。
ディーラー下取りの条件は特になく、新車購入を伴わない場合でも同額で買取可能とのこと。
各社の査定額が出揃ったろころで、ガリバーはいくらの査定をつけたのか、これから査定の風景を写真つきで紹介していきます。
ガリバーの査定結果は「200万円」
ガリバーでは「相場は日々変動するもの」として、正式な見積書を発行してもらえません。
結果は名刺の裏に手書きされ、後日出直してくる場合はその金額を目安に再査定するシステムを採用しています。
ガリバーの査定は全てスマホを使って行います。
ガリバーには査定専用のアプリがあり、査定員が指示に従って車内外の写真を撮影していきます。
撮影する写真は数十枚もあり、車検証のデータなどと一緒に本部に送信されます。
査定は細部まで行われ、ガリバーの店員曰く、車の以下のスポットを重点的に見るようです。
査定でチェックするポイント
- ポイント1.フロント/リアバンパーの下
- ポイント2.ドアハンドルの傷やドアの縁取り
- ポイント3.ボンネットを取り付けているボルト
- ポイント4.アルミホイールの傷
- ポイント5.ボディ前部の飛び石傷
- ポイント6.内装のスレ、汚れ
車両下回りに擦り傷がある車は、段差で下回りを擦ったということでマイナスとなる場合があるそうです。
普段人が乗り降りするドアにもチェックポイントがあり、爪などでドアを引っ掻いた跡があるとマイナスになるケースも。
ボンネットを取り付けているボルトは基本的に取り外すことはないため、取り外し跡があれば修復歴が疑われます。
他にも、内装で腕や身体が触れる箇所の内装のスレなども細かくチェックしていきます。
車査定のチェックポイントや基準は下記記事で詳しく解説しています。


査定は4人のスタッフで20分ほどかかって行われ、結果が出るまでの間30分ほど店内で待たされました。
待たされている最中、「金額はあまり期待しないでほしい」と釘を差されます。
そんな雑談をしながら待っていると査定結果が出たと告げられ、そこから交渉が始まります。







実際の会話はこのように行われ、ガリバーで中古車購入をすることを勧められました。
しかし同時に中古車購入をする場合、その中古車の値引き分を査定に上乗せしている可能性があるため、筆者は同時購入による査定額の上乗せを信用していません。

最後に提示された210万円は公式に見積書は出せないと言われ、担当者の名刺の裏に当初提示された200万円の金額を記入して、ガリバーの査定は終わりました。
査定時の交渉ポイントについては下記記事で詳しく解説しています。

最終的にはネクステージで売却した
筆者は最終的にネクステージで売却しました。
査定額でいくとWECARSの方が高かったのですが、ネクステージの方が後日減額はしないと言い切ってくれたことなどが大きな要因です。
今は、再査定などによる減額はほぼなくなりましたが、やはり金額が高い分、何かと不安になるものです。

その点、ネクステージは減額の約束もしてくれましたし、書類到着後1週間以内に全額振り込むと約束してくれたためです。
売却したインプレッサが中古車として販売されていた
下記画像は、筆者がネクステージに217万円で売却したインプレッサスポーツの販売価格です。
※出典:カーセンサーより
225万円で販売されていることから、WECARSの225万円のかなり無理した査定額であったことがわかります。
むしろネクステージがどれだけ限界価格で買い取ったのかが、ハッキリとわかる結果となりました。


今回のケースでは、車両を転売する利益は8万円しかありません。
これではネクステージの利益は少なく、整備費などを入れたら赤字になってしまう可能性があります。
しかし、ネクステージでは、延長保証サービスなどを提供しています。
こうした保証サービスに加入してもらい、ネクステージの自社工場に入庫してもらうことで利益を回収するビジネスモデルなのです。


筆者はガリバーの中古車購入をどう感じたか
ガリバーの査定を受けた第一印象は、ネットの評判で見かけるような「しつこさ」は一切なかったこと。
「他社の査定額も見てきた上で決めて欲しい」と担当者が話していることから、査定額に自信があることがわかりました。
後日また連絡させて欲しいと言われる程度で商談は終わり、自分のペースで店を後にすることができました。

【潜入レポート②】ガリバーの中古車購入はどんな感じなのか試してみた
ガリバーでは査定の際、「次の車を探しているかどうか」を何度も聞いてきます。
というのもガリバーは中古車販売にも力を入れており、同時に中古車を購入するなら査定額をアップするという交渉をしてくるのです。

欲しい車の条件は、「カッコいいSUV」「燃費のいい車」など、何でも構いません。
前述したガリバーの在庫車検索サービス「ドルフィネット」を使って、スタッフがオススメする車を提案してくれます。
ちなみに写真の中で提案されている車は、ガリバーの輸入車専門店「LIBERALA(リベラーラ)」が取り扱っている1台。
このように、専門店の在庫でもガリバーの店頭で購入することができます。

気になる車を見つけたら、写真のような冊子で見積書をもらうことが可能。
基本的にガリバーの中古車は値引き不可とされているため、提示された金額に諸費用を入れたものが乗り出し価格となります。

筆者はガリバーの中古車購入をどう感じたか
最近中古車の販売に力を入れているガリバーですが、筆者が実際に中古車購入の商談をして感じたことが「スタッフの知識が不足している」ということ。
車両のスペックを間違えて説明したり、「顧客が欲しい車」ではなく「ガリバーが売りたい車」を強く勧めてくる傾向にあると感じました。
ガリバーは新古車は扱うものの、新車の扱いはほとんどありません。
そのため最新型の車を購入するのは難しく、中古車の中から探さなければなりません。
「新型車が欲しい」とスタッフに話しても、「あの車種はここがよくない」などと話し、半ば強引に自社の在庫車に話を持っていこうとする場面がありました。

ここまで、筆者が実際に体験したガリバーの中古車買取・中古車購入の様子を写真付きでレポートしてきました。
査定から1週間、ガリバーからの連絡はあったのかどうかを紹介します。
査定後のガリバーの対応はどう?
「連絡がしつこい」という噂があるガリバーですが、査定後にアンケートのメールが来ただけで、その後の連絡はありませんでした。
ガリバーには電話番号も住所も伝えていますが、特にしつこく連絡されることもなく、査定後のやり取りはありません。
「非常にあっさりしている」というのが筆者の印象です。

ネットにあるガリバーの評判の真偽
ネット上の評判と、実際に筆者がガリバーを利用した時では、対応に違いがあったことはすでにお伝えしました。
そこで本章では、ネット上にあるガリバーの評判が本当かどうか、実体験をした結果を紹介していきます。
スタッフはしつこい?【強引に買取を迫ることはない】
ガリバーについて書かれている口コミで多いのが、「買取を強引に迫られた」というもの。
こうした口コミが気になってガリバーを気軽に利用できないという人もいますが、筆者が実際に査定を依頼した際にはこのような強引な営業はありませんでした。
査定価格もハッキリ提示し、「他社の査定額を教えてくれないと査定額を教えられない」と回答したWECARSとは対応の差は歴然。
「今日決めて欲しい」と強引に引き止めることはせず、査定価格に2週間の猶予を持たせてくれたのも好印象です。

査定額は安い?【最初の提示は安め】
筆者のインプレッサスポーツは、ガリバーで提示を受けた査定額は200万円でした。しかしライバル店のWECARSに持っていったところ、一発目から「225万円」の提示をされました。
ガリバーも交渉の末210万円まで査定額を引き上げることができましたが、それでも15万円の差が付いていることは大きな違いと言えます。

スタッフの態度は悪い?【筆者は悪いと感じなかった】
スタッフの対応が悪かったという口コミが多い中、筆者が訪れたガリバーはそんなことはありませんでした。
査定中もにこやかに雑談をしてくれ、押し付けがましい営業はされませんでした。
査定システムの説明などもしてくれ、車を見る際に「どうしてこの作業が必要なのか」という説明もしっかりしてくれました。
店舗によって対応の良し悪しはあるかと思いますが、平均してスタッフの対応は悪くなかったというのが筆者の率直な感想です。


ガリバーで高額査定を引き出すなら「車一括査定」を使うべき
今回の査定結果でわかったことですが、ガリバーは一発目で最高額を提示してきません。
ディーラー下取りより少し高い無難な金額を提示し、後は他社と競合させて金額を上げていく必要があります。

ガリバーは業界最大手であるため、資金力は問題ありません。
とはいえ効率的な経営をしなければいけないため、できれば安く車を買い取りたいのが実情。
ライバル社がいない状態でガリバー1社に査定を依頼すると、足元を見られてしまいます。
そこで筆者は、車一括査定を使って他社の査定額を聞き出し、ガリバーと競わせることをオススメしています。

筆者オススメの方法は、ガリバーで査定価格を出し、その金額を上回る業者を車一括査定で見つけるというもの。
ガリバーより高い査定額を提示してもらったら、その金額をベースに再びガリバーと交渉するのです。
そこで、まずは車一括査定がどんなものなのかを説明していきます。
車一括査定は車が高く売れるサービス
車の査定額を上げるためには、複数の買取業者を競わせることが最も有効です。
面倒な交渉をしなくても、業者間が査定価格を競って少しずつ値段を上げていきます。
オークションのような状態になるので、あなたはあまり交渉をしなくても査定額が上がっていくのです。





車一括査定のオススメはカーセンサー
車一括査定は色々なサイトがありますが、中でもオススメは「カーセンサー」です。
車一括査定の仕組み自体は、どのサイトも変わりませんが、依頼できる買取業者は車一括査定サイト毎に少しずつ異なるのです。
カーセンサーは下記のように参加している買取業者数が圧倒的。
- カーセンサー:700社以上
- ズバット車買取:200社以上
- カービュー買取:300社以上
- ナビクル:100社以上
大手~町の中古車屋さんまで、幅広く依頼できるのが「カーセンサー」なのです。
つまりそれだけあなたの車を高く買い取ってくれる買取業者が見つかる可能性が高いということです。
また、買取業者の連絡の希望日時を伝えたり、メール希望を出せるのもカーセンサーのみ。
任意項目

連絡希望時間帯


また、どうしても複数社からの電話が嫌な場合はオークションを選択するのもオススメです。
オークションを選択すると、電話は1つ(カーセンサーのスタッフ)のみで、第3者の査定員が査定してくれます。
その査定情報をもとに8,000社以上がネットで入札する仕組み。
買取業者と直接交渉するわけではないので、通常の車一括査定の方が高額査定になりがちですが、ディーラー下取りや買取業者1社の査定よりは高くなる可能性があります。
複数社からの営業電話は少なくしたいけど、買取業者としっかり交渉したいという方は「MOTA」がオススメです。
MOTA車買取を使うと、最大20社の買取業者がネット上に概算査定額を提示してくれます。そのうちの上位3社の買取業者のみ交渉権を持つサービスです。
つまり車一括査定のような電話ラッシュはなく、上位3社しか電話が掛かってきません。
もちろんネット上で見れる概算査定額を見て断っても大丈夫です。

車一括査定のオススメについては下記記事でさらに詳しく解説しています

また「とにかく安全な買取業者1社だけに査定依頼したい」方は「カーセブン」がオススメです。
理由は、「キャンセルは7日間OK」「売買契約後の減額がない」ことを公言しており顧客からの評価も高い買取業者だからです。
実際にカーセブンは、オリコンが実施する顧客満足度調査でも常にTOP3に入っています。
売買契約後のキャンセルや減額については下記記事で詳しく解説しています。

カーセブンの評判については下記記事で詳しく解説しています。

また、古い車の買取ならどんな車でも0円以上の買取保証をしている「ソコカラ」「カーネクスト」がおすすめです。
当サイトでおすすめの買取業者ランキングは下記のとおりです。
[車買取店ランキングTOP7]
まとめ
- ガリバーは中古車買取・販売の最大手だがオリコンランキングでは業界12位
- 中古車は約3万台の在庫から選ぶことができ、10年保証や返品サービスがある
- ガリバーの対応は賛否両論だが、実際は店舗による差が大きい
- 中古車買取はディーラー下取りより高く、他社より若干低い額を提示する
- ガリバーで車を高く売るなら、車一括査定を使って他社の査定額と競わせる