こんな悩みをスッキリ解消
- 車を売ることが決まっていて、ラビットについて調べている人
- 車を売るならどこの買取店が一番高いのか知りたい人
- ラビットの査定風景や実際の会話のやり取りを知りたい人
「車売るなら〇〇」というCMは山ほどありますが、ラビットもその一つ。
同じキャッチフレーズのテレビCMが多すぎて、「どこで車を売ったらいいのか」と迷っている人は少なくありません。
そこでこの記事では、車買取会社のラビットについて利用方法やメリットを解説。
実際に筆者の車をラビットに査定してもらった風景も、写真付きで紹介しています。
合計8社に査定してもらった結果も公開しているので、この記事さえ読めば「どこの買取店の査定が一番高いか」がハッキリわかります。
その上、最終的には「ラビットは自分にとってピッタリの買取店かどうか」がわかるようになっています。
ラビットの評判はどうなの?査定額は高い?安い?
車買取店ラビットの創業は1998年で、20年以上も中古車の買取を行っています。
中古車買取台数のランキングでは、ガリバーやWECARSに次いで業界第三位にランクイン。
順位 | 買取業者 | 買取台数 | 参照元 |
---|---|---|---|
1位 | ネクステージ | 202,010台 | 2023年11月期 決算説明資料 |
2位 | ガリバー | 20万台程度 | 2024年2月期 決算説明資料、IDOM四半期データより推定 |
3位 | ビッグモーター(現:WECARS) | 20万台程度 | 公式HPより推定 |
4位 | ラビット | 7万台程度 | 矢野経済研究所 中古車流通総覧より |
5位 | アップル | 6万台程度 | 矢野経済研究所 中古車流通総覧より |
6位 | カーセブン | 5万台程度 | 矢野経済研究所 中古車流通総覧より |
7位 | ユーポス | 4万台程度 | 矢野経済研究所 中古車流通総覧より |
8位 | オートバックス・カーズ | 37,925台 | 2024年3月期決算説明資料 |
9位 | カーチス | 3万台程度 | 矢野経済研究所 中古車流通総覧より |
※買取台数は各社のHP・決算資料や調査資料を参照にしていますが、決算期のズレなどもあり推定も含まれます。
多くの利用者がいる中古車買取店なのです。
また、オリコンの顧客満足度ランキング(車買取会社)では4位という結果になっています。
ランキング | 年度 | 2024 |
---|---|---|
1位 | オートバックスカーズ | 77.5 |
2位 | アップル | 77.2 |
3位 | カーセブン | 76.2 |
4位 | ラビット | 76.1 |
5位 | ユーポス | 75.8 |
6位 | ホンダ販売店 | 75.2 |
7位 | 日産販売店 | 75.0 |
8位 | トヨタ販売店 トヨタのクルマ買取(※旧T-UP) |
74.4 |
9位 | ネクステージ | 74.0 |
10位 | スズキ販売店 | 73.6 |
11位 | カーチス | 73.4 |
12位 | ガリバー | 72.9 |
13位 | カーネクスト | 71.7 |
ラビットはX(旧Twitter)でも高評価の口コミが多い
X(旧Twitter)にもラビットの査定額に関する高評価な口コミが投稿されています。
今日は中古車のラビットで車売った
評判通り対応かなりよかったー
値段の理由とかしっかり説明してくれるし
帰り送ってくれたし— ubansi@JJUG登壇しました (@goakafu) March 17, 2015
インスパイアとポルテ査定に出した感じだと、大手ではアップルかラビットが高く買ってくれるし対応も良い
— 今更RX590を買ったミケ (@StraightMark6) May 26, 2019
TESLAの下取り評価は、高いのか安いのか・・・
今日、買取店に行って、査定額とか、相場とかいろいろ教えてもらった。
査定をしてくれたRabbit いわき鹿島店さん、めっちゃ丁寧に説明してくれて、ありがとうございました。 pic.twitter.com/96Zb3z64Zp— mania3bb (@mania3bb2007) August 24, 2019
口コミを見る限り、スタッフの対応が良く査定額も満足できそうです。
ラビットでは「USSオークション」という日本最大級の業者オークションと連携。
買い取った車はすぐにUSSオークションで販売するため、常に最新の相場で車を査定することができるのです。

ラビットが連携する「USSオークション」は年間239万台の中古車が流通しているよ!
買取店が利益を出すためには、オークションの落札価格より安く車を仕入れてくることです。
ラビットではUSSオークション連携により最新の相場を把握しているため、落札相場ギリギリの査定額を提示することが可能。
自社の利益も出しつつ、他社より高額査定を提示できるのはそのためなのです。
ただ、もちろんラビットだからと言ってすべての車を高く買い取ってくれるわけではありません。

ディーラー 35万
A社 45万
B社 58万この違い!!
— たつき🌈✨ (@1128trumpet) May 18, 2019
ビッグモーターCMしまくりだけど、安いから気をつけて、これ以上高いとこないっすよ!って言われて他のとこ査定したら。
クラウン売ったときの査定額
ビッグモーター140万、ガリバー160万、カーセブン180万、アップル180万、カーチス190万だった。
ちょっと話聞くだけで50万違うよ!#ビッグモーター— shige123 (@shige123) August 29, 2019
このように買取業者によって査定額に差が出るのはよくあること。
後ほど説明しますが、高く売りたいなら車一括査定というサービスを使うと楽に複数社の査定を取れます。
ラビットの評判については下記記事で詳しく解説しています。

また、車買取業者のおすすめランキングについては下記記事で詳しく解説しています。


【店舗潜入】ラビットの査定額が高いかどうかを実際に検証した
ラビットの車買取について調べてみた結果、スタッフの対応も買取価格も高評価でした。
とはいえそれはネット上の口コミにすぎず、信憑性は定かではありません。
そこで本章では実際に、筆者が所有する車をラビットで査定してもらった結果を公開。
他社の査定額も同時に公開しているので、ラビットは本当に高価買取してくれるのかどうかがひと目で分かります。

査定会社 | 査定額 |
---|---|
スバル(ディーラー) | 178万円 |
ガリバー | 200万円 |
WECARS | 225万円 |
ラビット | 210万円 |
カーチス | 200万円 |
トヨタのクルマ買取 ※旧T-UP | 154万円 |
ユーポス | 210万円 |
ネクステージ | 217万円 |
この結果を見ると、ネット上の口コミの通りであることがわかります。
そこでこれから、査定をしてもらった車の条件や、査定当日のスタッフとのやり取りを全て紹介していきます。
査定を依頼した車の条件
今回ラビットに査定をしてもらった車は、実際に筆者が所有する「スバル インプレッサスポーツ」です。
条件 | 内容 |
---|---|
メーカー・車種名 | スバル インプレッサスポーツ |
年式 | 2017年式 |
グレード | 2.0i-Sアイサイト |
購入年年月 | 2017年2月 |
走行距離 | 12,000キロ |
色 | パールホワイト |
事故歴・修復歴 | なし |
オプション | 純正カーナビ |
新車購入価格 | 約340万円 |
各社に一斉に査定をしてもらう前に、まずは交渉のベースとなる現在の相場を知っておくことが大事です。
そこでまずはじめに、売りたい車の相場が調べられるナビクルの「下取り・買取相場」を使って予想買取価格を確認しておきました。
ナビクルの結果は154万円となり、次にスバルのディーラーで下取りの査定を依頼しました。
スバルのディーラーでは178万円という結果が提示され、今回は最低でも178万円という目標を立てて各社に査定依頼をしました。
ラビットの査定額は「210万円」
178万円を最低ラインとして交渉がスタートしましたが、ラビットの提示額は「210万円」という結果に。
WECARSには及びませんでしたが、ガリバーよりも高い査定額となりました。
ここでは、査定の流れとスタッフとの交渉内容を、写真付きで詳しく紹介していきます。

ラビットの査定の流れ
- アンケートを記入して査定の依頼をする
- スタッフが実車を確認、査定額を算出する
- 査定額の交渉をする
流れ1.アンケートを記入して、査定の依頼をする
査定の依頼をするためには、車検証を提出する必要があります。
住所氏名などをアンケート用紙に記入し、車検証を提出して査定の依頼をします。

事前アンケートに希望金額を記載してしまうと、仮にそれより高く売れる車であっても、希望金額以上の提示はされなくなってしまいます。
「いくらぐらいがご希望ですか?」と聞かれても「なるべく高く」と答えて具体的な金額は答えないようにしましょう。
2.スタッフが実車を確認、査定額を算出する
アンケートの記入が終わると、カギをスタッフに渡します。
そのカギを持ってスタッフが車の状態を確認、査定を行います。
スタッフは内装の確認後、外装の傷や修復歴の有無を確認していきます。
内装は汚れやタバコの跡がないことを確認する他、カーナビやドライブレコーダーなどの装備品をチェックします。
外装は傷や凹みをチェックした後、ドアやボンネットを取り外した形跡がないかどうかをチェックします。

査定は細部まで行われ、車両の下回りまで確認します。
ここに衝撃を受けた跡があれば、オイル漏れや燃料漏れの心配があるのでマイナス査定となります。
インプレッサスポーツのように車高が低い車は、わずかな段差で下回りをぶつけてしまうのでしっかり確認するとのことでした。
車査定額の基準は下記記事で詳しく解説しています。

3.査定額の交渉をする
査定の時間は20分ほどで、車両のチェックが終わったらスタッフは専用のパソコンを使って、業者オークションをチェックします。
そこで似たような車の落札履歴を確認し、その金額を相場価格として査定額の参考にするのです。
ラビットは提携している「USSオークション」の落札相場を調べ、その金額をベースに査定額を算出します。












ラビットではこのように、190万円と言われた査定額が交渉により210万円まで引き上げられました。
本当は他社の査定額を伝えるのはオススメできませんが、すでに複数社の結果が出揃っていている場合には、交渉の材料として提示するという方法もあります。

WECARSの金額はあとで減額される可能性が高いということで参考にはならず、今回はガリバーの「条件付き210万円」という金額をベースに交渉する結果に。
売買契約後の減額については、以下の記事で詳しく解説しています。

また、車査定の交渉については下記記事で詳しく解説しています。

筆者はラビットの査定を受けてどう感じたか
今回、筆者は実際にラビットの査定を受けて、車買取の交渉を行いました。
ネット上で書かれている評判が本当のところどうだったのか、実体験に基づく真実をここでお伝えします。
査定額は安い?【嘘】
査定額は決して安くなく、しっかり他社と競合してくれました。
ラビットが提携しているUSSオークションは、国内でも最大級の流通台数を誇ります。
そのためラビットは正確な相場価格を知ることができるため、限界価格を強気に提示することができるのです。

同じオークションの相場を見ているということは、同額の提示は可能ということ。
1〜2万円を上乗せしても利益は確保できるため、ガリバーよりほんの少し高い査定額を提示することが可能だったのです。
スタッフはしつこい?【嘘】
スタッフも会話の中で、「WECARSの査定額には勝てない」と正直に話していました。
そのため「自社が最高価格を提示できていない」という理由で、しつこい営業はかけられませんでした。
しかしWECARSの査定額には疑問を呈しており、「後日減額される可能性が非常に高い」と話していました。

事実、各社の査定額は200万円前後で横並びという結果になり、それはオークションの落札相場を見ても明らかでした。
結果として筆者はネクステージにインプレッサスポーツを売却しており、後日中古車検索サイトにはその車が、「225万円」で掲載されていました。
※出典:カーセンサーより
この結果を見ると、WECARSが225万円で筆者のインプレッサスポーツを買い取ることは非常に難しいことがわかります。
確かにラビットのスタッフの話は筋が通っており、誠実な態度で交渉してくれていたことは好印象です。

査定後の対応はしつこい?【嘘】
今回は残念ながら、ラビットの査定額は最高価格となりませんでした。
そのためラビット側からしつこい営業はなく、その後は営業電話など一切かかってきていません。

これが、ラビットの車買取の様子です。
提示金額、スタッフの対応のどちらも問題なく、条件さえ良ければ是非利用したいと思える買取店でした。
そこで次章では、ラビットで車を売るメリットをカンタンに紹介します。
ラビットで車を売るメリット2つ
ここまでの話で何度か、ラビットの買取を利用するメリットをカンタンに紹介しています。
ここでは実際の査定の流れを見た後で「ラビットなら安心して利用できそう」と感じた人のために、ラビットで車を売るメリットについてカンタンに紹介していきます。
ラビットで車を売るメリット2つ
- メリット1.プラス査定となる項目が多い
- メリット2.USSオークション連携による正確な査定額の提示
メリット1.プラス査定となる項目が多い
ラビットは公式サイトでも、「徹底したプラス査定」をアピールしています。
※出典:ラビット「選ばれる理由」より
ディーラーの下取りでは、基本的に後付の社外オプションは全てマイナス査定となります。
理由はカンタンで、ディーラーの中古車は純正状態が一番高評価となる査定システムだから。
しかしラビットでは、社外オプションでもしっかりプラス査定できるシステムを採用。
知識が豊富なスタッフが査定することで、見落とされがちな細かなオプションまでしっかり評価してくれます。

プラス査定になるパーツについては下記記事で詳しく解説しています。

メリット2.USSオークション連携による正確な査定額の提示
この記事の中でも何度もお伝えしていますが、ラビットは全国の中古車販売店が利用する「USSオークション」と連携しています。
国内最大級の中古車オークションなので、年間239万台が取引されています。
そのオークションの落札相場を調べられるため、ラビットでは正確な査定価格を提示することが可能。
「オークションに出品すればいくらになる」というのが分かっているため、限界価格を提示することができるのです。

この他にも、前章でお伝えしたような「スタッフの対応の良さ」があります。
誠実な対応をしてくれるスタッフだったので、「ここなら安心して依頼できそうだ」と感じました。
査定価格も他社と遜色ないため、これらがラビットで車を売るメリットと言えそうです。
ラビットでは中古車も買える
前章でお伝えした「USSオークション連携」というのは、車を買う時ににもメリットとなります。
筆者がUSSの関係者に取材をしたところ、ラビットは買い取った車は必ずUSSオークションに出品しているとのこと。
逆に、USSオークションに出品されているお値打ち車はラビットが落札し、そのまま中古車として販売しているようです。
※ラビットの店頭パンフレットより
このように、業者しか参加できないオークションと連携していることで、ラビットなら希望の車を安く買うことができます。
もちろん買い替えの相談もできるので、査定のついでに車を探してもらうことも可能です。


車を高く売るなら一括査定を使う
今回の取材の中で、ラビットが最初に提示した査定額は「190万円」でした。
その後ガリバーやWECARSの査定額を提示することで「210万円」となったため、交渉で査定額が20万円も変わったことになります。


車を高く売るためには、他社と競わせることは必須です。
今回、筆者はこれから説明する車一括査定を使わずに合計8社の買取店を回りました。
自分で最寄りの買取店を探して、訪問するので時間が掛かるし、1日で回る店舗数も限界があります。
車一括査定を使うと、1回の申し込みで複数社が自宅に査定をしにきてくれます。
車一括査定は車が高く売れるサービス
車の査定額を上げるためには、複数の買取業者を競わせることが最も有効です。
面倒な交渉をしなくても、業者間が査定価格を競って少しずつ値段を上げていきます。
オークションのような状態になるので、あなたはあまり交渉をしなくても査定額が上がっていくのです。





車一括査定のオススメはカーセンサー
車一括査定は色々なサイトがありますが、中でもオススメは「MOTA」です。
車一括査定のデメリットは、買取業者からの電話ラッシュ。そのデメリットを払拭したサービスがMOTAです。
MOTAは事前査定方式を採用。事前にWEB上で最大20社の買取業者から概算査定額がWEB上で届き、上位3社のみとやり取りするサービスです。
もちろんネット上で見れる概算査定額を見て断っても大丈夫です。
似たようなサービスにオークション形式がありますが、オークションは買取業者と直接交渉できないため、買取額が低くなりがちです。
MOTAならしっかり上位3社と交渉を行うため、高価買取が期待できます。

買取業者からの電話ラッシュは問題なく、とにかく多くの査定額を比較したい人は「カーセンサー」がおすすめです。
また、買取業者と一切交渉をしたくない人は、「カーセンサー」でオークションを申し込むのがおすすめです。
車一括査定のオススメについては下記記事でさらに詳しく解説しています

また「とにかく安全な買取業者1社だけに査定依頼したい」方は「カーセブン」がオススメです。
理由は、「キャンセルは7日間OK」「売買契約後の減額がない」ことを公言しており顧客からの評価も高い買取業者だからです。
実際にカーセブンは、オリコンが実施する顧客満足度調査でも常にTOP3に入っています。
売買契約後のキャンセルや減額については下記記事で詳しく解説しています。

カーセブンの評判については下記記事で詳しく解説しています。

また、古い車の買取ならどんな車でも0円以上の買取保証をしている「ソコカラ」「カーネクスト」がおすすめです。
当サイトでおすすめの買取業者ランキングは下記のとおりです。
[車買取店ランキングTOP7]
まとめ
- ラビットはガリバーやWECARSに次いで業界第三位の車買取会社
- 国内最大級の業者オークションと連携することで高価買取を実現している
- ネット上の評価も高く、取材でも口コミは本当であることが分かった
- 査定額はガリバーより少しだけ高く、他社と比較しても十分な価格だった
- 他社の査定額を引き合いに出さないと高額査定が出ないため、車一括査定を使うのがオススメ