こんな悩みをスッキリ解消
- 急に現金が必要になって車を売ろうと思っている人
- 車を売りたいが、今すぐに即金で現金を払ってくれる業者に売りたい人
- 即金で車買取をしていて、なおかつなるべく高く売れる業者を探したい人
車を売却するタイミングは人それぞれですが、何らかの理由で急に現金が必要になったという人も中にはいるでしょう。
まとまった現金を受け取るためには、価格が高い車を手放すのが一番カンタン。
この記事は、即金で車を売りたいと思っている人が疑問に思うことを全て解決しています。
大手買取店の即金対応の一覧表
車はCDやDVDと違い、カンタンに売ったり買ったりできません。
買取店に持ち込んでもその場で現金にしてもらえるということは無く、基本的に即金対応は不可能なケースがほとんど。
それには書類のやり取りや手続きに時間がかかるといった理由があるからです。
下記が大手の買取店の入金一覧表です。
買取業者名 | 即金対応の可否 | 振り込みにかかる日数 |
---|---|---|
ガリバー | × | 最短3~4営業日 |
ビッグモーター | × | 最短2~3営業日 |
ラビット | △ ※店舗により対応している場合あり |
1週間程度 |
トヨタのクルマ買取 ※旧T-UP |
× | 約2週間 |
アップル | △ ※店舗により対応している場合あり |
最短3日~1週間程度 |
カーセブン | △(契約金額の10%※上限5万円) ※店舗により対応が異なります。 |
1週間程度 |
ユーポス | × | 最短翌日 |
カーチス | × | 最短3日~1週間程度 |
ネクステージ | × | 最短3日~1週間程度 |
オートバックス | × | 2営業日 |
※2025年1月現在
この表からわかるように、大手買取業者は基本的に即金に対応していません。
カーセブンは一部を即金してくれる
カーセブンの場合は、店舗により「契約金額の10%※上限5万円」を即日振り込んでくれます。
アップルやラビットは店舗により即金の可能性あり
また、アップルやラビットはフランチャイズ経営をしています。
フランチャイズとは、個人が経営する小さな中古車屋さんが大手の看板を借りて営業をすること
フランチャイズ経営では、その店舗の店長にある程度の経営が任されているため、即金で対応してくれる店舗もあるのです。
ユーポスやオートバックスは入金が早い
入金までの早さはユーポス、次点でオートバックスになります。
ユーポスは、早いと翌日で遅くても3日以内で入金してくれることがほとんどです。
オートバックスも3営業日以内に振込をしてくれます。
即金対応している買取業者は?
小さい買取店や街の中古車屋さんを調べたところ下記買取店が即金に対応してもらえます。
即金対応の業者で車を売る時の注意点とオススメの探し方
今すぐに現金が必要な人は、即金対応の買取業者で車を売ることになるかと思います。
ただし、即金対応の買取業者に売る場合に注意しておきたい点がいくつかあります。
即金の買取業者は査定額が低くなる
即金対応の買取業者が査定額が低くなるのは、下記2つの理由があるからです。
- 即金対応の買取業者が限られていること
- 業者に足元を見られる可能性があること
車を高く売るためには、複数の買取業者に査定をしてもらって競わせることが大事。
しかし先ほど紹介した通り、ほとんどの買取業者は全て即金に対応していません。
そのため、即金対応の買取業者は、複数社どころか1社でも見つけることが困難。
そうなると相見積もりはできないため、最高価格を引き出すのは非常に難しくなってしまうのです。
車は下記X(旧Twitter)を見ても分かるように、買取業者によって値段が大きく異なるのです。
車の買取査定した結果
— crown10th (@crown10th) May 22, 2022
上から査定順
ビッグモーター 40万
カーチス 45万
ネクステージ 40万
ラビット 50万
オートバックス 40万
アップル 35万
カーセブン 26万
ユーカーパック(オークション形式) 29万
義父の車を売却するため、四社の中古車買取業者に同時間に査定に来てもらいました。
— 岡 洋介 / Snapmart CEO (@yosukeoka) January 6, 2019
結果を名刺に書いて頂き、一番高い所に売却。結果は
カーセブン:87.5万
ビッグモーター:72.5万
ラビット:72.3万
アップル:66万
日産ディーラー:55万
こんなに差が出るのか。。。
同時刻一斉査定&入札お薦めです。 pic.twitter.com/rqaZRTBWsl
また、すぐに現金が必要ということを業者に伝えると、査定価格を下げられる可能性があります。
これは車を売る側が不利な立場にいることを利用して、少しでも安く買い叩こうと業者が考えるから。
交渉において優位に立つためには、自分の欠点を相手にバレないようにすること。
しかし即金で対応してほしいという希望は、自分の立場を悪くしてしまうもの。
買取業者は間違いなく足元を見た査定価格を提示します。
車一括査定でかかってくる電話で即金対応かどうか聞いてみる
車一括査定とは、複数の買取業者への査定依頼が一度に行えるWEBサービス(サイト)のこと。
自分で買取業者を1社1社探す必要がなく、査定額を比較できるため、高く売れるメリットがあります。
専用のサイトに売りたい車の「車種・年式・走行距離」を入力すれば、車一括査定サイトが提携している買取業者に査定の依頼ができます。
申し込みが完了すると複数の買取業者から査定依頼のアポ取りの電話がかかってきます。
この時に「即金で対応してもらいたい」と話すという手があります。
一度に複数の買取業者に査定の依頼ができるからこそ、こうした賢い使い方ができてしまうのです。
ただし、この際に2つ注意しておきたい点があるので紹介しておきます。
- 提携買取業者数が多い車一括査定サイトを使うこと
- 「ラビット・アップル・カーセブン」は申し込むこと
車一括査定は、サイトによって提携している買取業者数が異なります。
- カーセンサー:700社以上
- ズバット車買取:200社以上
- カービュー買取:300社以上
- ナビクル:100社以上
少ないところでは数十社、多いところでは700社以上の提携数となっており、これが即金対応の買取業者を探す上で重要なポイント。
即金で買取してくれる業者は、大手買取業者は対応しておらず、中小ばかり。
つまり、提携買取業者数が多い車一括査定から、中小の買取店に査定を依頼することが重要になります。
この2点を守って申し込みをすれば、即金対応の買取業者が見つけられる可能性がグッと上がります。
「カーセンサー」はリクルートが運営する車一括査定サイトで、提携買取業者数は業界最多の700社以上。
全国どこでもたくさんの買取業者に査定を依頼することが可能です。
カーセンサーなら、即金対応の買取業者を見つけられる可能性があります。
車一括査定のオススメについては下記記事で詳しく解説しています。
即金してもらうための必要書類
車を売るということは、名義変更をする必要があります。
即金で買取してもらうためには、車をすぐに名義変更できる状態にしておく必要があります。
名義変更に必要な書類や準備物は以下の通りです。
必要な書類(もの) | 普通自動車 | 軽自動車 |
---|---|---|
実印 | ○ | |
認印 | ○ | |
印鑑証明書 ※発行から3ヶ月以内 |
○ | |
自動車検査証(車検証) ※車検が切れていないこと |
○ | ○ |
自動車税納税証明 軽自動車納税証明書 |
△ ※必須ではない |
△ ※必須ではない |
自賠責保険証 | ○ | ○ |
リサイクル券 | ○ | ○ |
譲渡証明書 | ○ 通常は買取業者が準備 |
|
委任状 | ○ 通常は買取業者が準備 |
|
自動車検査証記入申請書 | ○ 通常は買取業者が準備 |
|
振込口座情報 | △ | △ |
住民票 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
戸籍の附票 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
戸籍謄本 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※結婚して名字が変わり 車検証の住所と異なる場合 |
△ ※結婚して名字が変わり 車検証の住所と異なる場合 |
親権者の同意書 親権者が確認できる戸籍謄本など 親権者1名の印鑑証明書 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※所有者が未成年の場合 |
△ ※所有者が未成年の場合 |
事前にこれだけ揃えておけば、その日のうちに車を売却することが可能。
もし自動車税を払っていない場合は車を売ること自体ができないので、先に支払いを済ませておきましょう。
少しでも書類に不備があったり内容に問題があった場合は、即金で車買取をしてもらうことができなくなるので注意が必要です。
車売るときの書類は下記記事で詳しく解説しています。
まとめ
- 大手買取業者は即金対応していない(一部例外あり)
- 即金買取をしているのは中小の買取業者がメイン
- 即金買取は足元を見られる可能性があるから注意
- 提携買取業者数が多い車一括査定「カーセンサー」を使えば即金買取してくれる業者を探せる