こんな悩みをスッキリ解消
- これからマーチを買おうと思っている人
- マーチを買った人がいくら値引きしてもらったのか知りたい人
- お得に新車に乗り換える方法を知りたい人
広さや燃費性能で競い合うコンパクトカージャンルの中で、時流に乗らず独自の販売路線を貫いているのが、今回紹介する日産マーチです。
マーチは流行りのハイブリッドシステムなどは採用せず、シンプルな基本性能と親しみやすいデザインを売りにしている日産の定番車種。
そのシンプルさを気に入り、「マーチを買おう」と思っている人もいるはずです。
その時気になることが、いくらの値引きを期待できるのかということ。
この記事は、これからマーチの購入を検討している人が読むことで、お得に買い替えができる内容になっています。
気になるマーチの値引き情報はもちろん、高額値引きを引き出すためのテクニックも紹介しています。
記事の後半では、下取り車を高く売る方法も分かりやすく解説しています。
この記事を最後まで読めば、欲しかった新車が最安値で手に入れることができるようになります。
日産マーチの値引き情報
- マーチ車両本体の値引き目標額:16万円
- オプションを含むマーチのトータル値引き目標額:25万円
- マーチの値引き難易度:易
日産マーチの値引き情報まとめ
まず初めにマーチの良さについて紹介します。
マーチの良さは下記のyoutube動画を見れば一発でわかります。
マーチは日産が40年近くに渡り販売を続ける定番車種です。
扱いやすいコンパクトボディに、大人5人が乗れるパッケージングが特徴。
マーチは現在4代目のモデルが販売されていますが、女性の支持を得られやすい可愛らしいスタイリングの1台になっています。
明るいボディカラーを多数用意し、街乗りメインのコンパクトカーを探している人にはピッタリです。
4代目のマーチは2010年から販売が続いていることもあり、需要も落ち着き供給量は安定。
2024年5月時点での納期は、約1ヶ月とアナウンスされています。
マーチの特徴と納期がわかったところで、早速値引き額についてお話していきます。
今回は正確な情報をお伝えするために、SNSに寄せられた実際の購入レポートの情報を参考にしています。
日産マーチの値引き情報
- マーチ車両本体の値引き目標額:16万円
- オプションを含むマーチのトータル値引き目標額:30万円
- マーチの値引き難易度:易
※値引き情報はSNSや他サイトの口コミ等を参考にしております。
マーチの値引き推移
グレード別のマーチ目標値引き額
グレード名 | 車両本体価格(値引き前) | 目標購入額(値引き後) |
---|---|---|
S | 128万円 | 115万円 |
X Vセレクション | 148万円 | 124万円 |
ボレロ | 170万円 | 145万円 |
NISMO | 163万円 | 147万円 |
マーチは登場からすでに10年以上が経過するモデルなので、値引き額は長らく安定して25万円前後となっています。
大きなマイナーチェンジも数年されておらず、ライバルに比べて商品力が劣っているのは否めません。
その上、日産には大人気のコンパクトカー、「ノート」があります。
ノートは居住性の高さやハイブリッドによる優れた燃費性能が評価され、販売は絶好調。
大半の人がノートを購入するため、マーチは影に隠れてしまっているのです。
そうした事情もあり、日産もマーチの販売に関しては消極的。
交渉さえすれば、ある程度の値引きをして販売しているのが現状です。
値引き交渉自体の難易度はそう高くありませんが、平均を超える大幅値引きを引き出すことは困難。
日産も販売に積極的ではないため、一定の値引きはしてくれるものの、それを超える値引きはしてくれないのです。
今、新車でマーチを買う人は、他の車ではなく「マーチだからこそ欲しい」と考える人です。
指名買いに近い買い方であるため、ライバル車と競わせるなどの交渉はしていないことが予想されます。
じっくり何度も交渉を重ね、確実に平均値引き額を引き出す方法が賢いと言えるでしょう。
残念ながら大きなマイナーチェンジやフルモデルチェンジの予定はなく、値引き交渉の材料も少ないのがマーチの特徴です。
今後も値引き額が大きく変わることはなく、変わらず25万円前後の値引きとなるでしょう。
結論として、マーチ購入の際は車両本体価格から16万円、オプションパーツ込みで25万円の値引きが引き出せれば成功と言えます。
値引きを引き出す一番早い方法は複数の店舗を回ること
マーチは販売台数が多い車ではないため、じっくり交渉を重ねることが大事です。
とは言え一つのディーラーで時間をかけても限度があるため、複数のディーラーを回って効率的に交渉を行いましょう。
ここではその方法を分かりやすく解説していきます。
ディーラーを複数回るべき理由
車を買う時は、1つのディーラーで長時間粘っても時間の無駄になることがあります。
値引き額というのはディーラーの担当や、そのディーラーの経営方針によっても大きく変わるからです。
例えば「マーチの値引きは一律10万円まで」と決めているディーラーであれば、何時間交渉しても10万円を超えることはありません。
交渉が行き詰まった時こそ、店を変えてゼロベースで値引き交渉を再スタートさせるのです。
また、日産のディーラーであってもライバル関係というものがあるので、競争を引き起こして値引き額を拡大させるという意味もあります。
しかし、複数の日産ディーラーを回るなら、別系列のディーラーに行きましょう。
その理由をカンタンに説明します。
別系列のディーラーを回ると新車が安くなる理由
ディーラーは日産が直接出店しているわけではなく、全国にある販売会社と契約を結んでいます。
そのため各地域には複数の販売会社があり、同じ日産のディーラーであっても運営会社が違うことがあるのです。
販売会社は1台でも多くの車を売りたいため、他店より安い価格を提示してお客さんを取り合います。
この原理を利用して、交渉が行き詰まりがちなマーチの値引き交渉を行うのです。
事実、Twitterにはその方法でマーチの値引きに成功した口コミが投稿されています。
わいは候補マーチで決まってたから普通に日産同士で勝負してもらったで
あと値引き合戦に持ち込むならグレードと付けるオプション決めないと訳わかんなくなるから決めてからいくとええで
— なっかー🚘 (@MK16V) May 12, 2018
他社のライバル車と競わせなくても、こうした方法を使えば十分値引きを引き出すことが可能。
とは言え、街にある日産ディーラーは全て看板が同じため、どこが別系列かということがわかりにくくなっています。
そこでこれから、インターネットを使って別系列のディーラーを探す方法を紹介していきます。
日産で自宅の近くのディーラーを探す方法
看板が同じ日産ディーラーで、別系列の店舗を探すならインターネットを活用しましょう。
インターネットでは系列の違う日産ディーラーを探す方法が用意されているため、事前に回るべきディーラーをピックアップするのに役立ちます。
ここでは、別系列のディーラーを探す方法を画像つきで詳しく解説していきます。
1.日産の販売店検索サイトにアクセスする
日産のホームページには、自宅近くのディーラーを探せるページが用意されているので、まずはそこにアクセスしましょう。
2.地域を入力する
ディーラー検索ページでは、住んでいる地域を入力する箇所があります。
自分がディーラーを探している地域を入力し、検索ボタンをクリックしましょう。
※出典:日産「販売店検索」より
3.一覧からディーラーをピックアップする
地域を入力して検索をすると、その地域にある日産ディーラーが地図と一覧で表示されます。
一覧を見ると、同じディーラーでも会社名が違うことがわかります。
※出典:日産「販売店検索」より
それぞれの販売会社からアクセスの良い1店舗を探し、当日はそのディーラーを回って値引き交渉をしていきましょう。
たったこれだけで、日産のディーラー検索は完了です。
マーチの見積もりを取るときの2つの注意点
別系列のディーラーを回ると言っても、効果を最大限発揮するためにはこれから紹介する2つの注意点を守る必要があります。
ここではその2つの注意点をカンタンに紹介します。
見積もりを取る際の注意点2つ
- 注意点1.全てのディーラーは数日で回る
- 注意点2.マーチのグレードやオプションは事前に決めておく
注意点1.全てのディーラーは数日で回る
相見積もりで絶対に必要なアイテムが、他のディーラーでもらったマーチの見積書です。
そこには値引き額が記載されているため、他店でいくらの値引きをしてもらったのかという証拠になります。
しかしこの見積書は、鮮度があるためなるべく最新のものを用意する必要があるのです。
新車の値引き額は週ごと、月ごとに大きく変わります。
他店で平均以上の値引き額を引き出したとしても、その効果は数日から1週間程度。
早めに相見積もりを取る必要があるのです。
理想としては、全てのディーラーは数日で回り終えることです。
「つい先日、他店はこの値引き額だった」と伝えれば、その価格以上の値引きを引き出すことができるでしょう。
注意点2.マーチのグレードやオプションは事前に決めておく
相見積もりを取るなら、全てのディーラーで全く同じ条件にすることが必須です。
あらかじめ見積もりを取るマーチのグレードや、装着するオプションパーツは全て決めておきましょう。
日産のホームページには、インターネットで見積もりが作成できる機能があります。
こうしたものを活用し、当日はどんな内容で見積もりを作成して、値引き交渉をするのか事前に決めておくことをオススメします。
当然ですが、車両本体価格は高い方が値引きも引き出しやすくなります。
グレードが違うとそうした弊害が出るため、同じグレードで相見積もりを取りましょう。
これが、正しい相見積もりの取り方です。
次章では、更に値引きを引き出すテクニックを紹介します。
マーチの値引きを限界まで引き出す3つの方法
ここまでの情報で、マーチの値引き額は目標額を達成できるはずです。
しかし値引き交渉の方法は他にもあるので、値引きを限界まで引き出したい人のためにテクニックを3つほど紹介します。
特に3つ目の方法は、新車をお得に買うことができるのでオススメです。
更に値引きを引き出す3つの方法
- 方法1.決算期に購入する
- 方法2.オプションパーツからの値引きを狙う
- 方法3.下取り車は一括査定を使って買取店に出す
方法1.決算期に購入する
車の買い替えを焦っていないようであれば、毎年「3月」と「9月」にある決算セールを活用しましょう。
この2ヶ月間は決算期と呼ばれ、ディーラーを運営する販売会社の業績を大きく左右する大事な期間です。
そのためディーラーも新車販売に力を入れるため、いつもより値引き額が拡大することがあります。
決算セールと称して特別仕様車を出すこともあり、交渉事が苦手な人でもお得に新車を買える可能性があるのです。
決算値引きが適用されるのは、「3月と9月の間に新車が納車されること」という条件があります。
決算期はディーラーが混雑することもあり、新車の登録が遅れる可能性が考えられます。
そうなると特別値引きがされなくなってしまうため、余裕を持って商談をしましょう。
方法2.オプションパーツからの値引きを狙う
新車の値引きはオプションパーツからも可能なので、車両本体価格からの値引き交渉に行き詰まった時はオプションパーツからの値引き交渉に切り替えましょう。
新車購入時に同時装着するオプションパーツを値引きまたは無料でサービスしてもらえば、その分支払総額が下がります。
つまり車両本体価格を値引きしてもらったのと同じ効果があるのです。
中でもボディコーティングはサービスが狙いやすいオプションパーツと言われており、無料でしてもらえれば数万円の効果があります。
こうしたサービスは商談成立直前に多いので、最後まで気を抜かずに商談を進めましょう。
方法3.下取り車は一括査定を使って買取店に出す
せっかく新車の値引きが目標額を達成しても、ディーラーで下取りをしてもらっては意味がありません。
ディーラーは下取り価格が安いため、新車の値引きに成功してもこの部分で損をしてしまいます。
そうならないためにも、筆者は買取店に売ることをオススメしています。
さらに買取店同士を競争させることで、より高く売れる可能性が高くなります。
車一括査定とは、複数の買取業者への査定依頼が一度に行えるWEBサービス(サイト)のこと。
自分で買取業者を1社1社探す必要がなく、査定額を比較できるため、高く売れるメリットがあります。
車一括査定のオススメはカーセンサー
車一括査定は色々なサイトがありますが、中でもオススメは「カーセンサー」です。
車一括査定の仕組み自体は、どのサイトも変わりませんが、依頼できる買取業者は車一括査定サイト毎に少しずつ異なるのです。
カーセンサーは下記のように参加している買取業者数が圧倒的。
- カーセンサー:700社以上
- ズバット車買取:200社以上
- カービュー買取:300社以上
- ナビクル:100社以上
大手~町の中古車屋さんまで、幅広く依頼できるのが「カーセンサー」なのです。
つまりそれだけあなたの車を高く買い取ってくれる買取業者が見つかる可能性が高いということです。
また、買取業者の連絡の希望日時を伝えたり、メール希望を出せるのもカーセンサーのみ。
任意項目
連絡希望時間帯
また、どうしても複数社からの電話が嫌な場合はオークションを選択するのもオススメです。
オークションを選択すると、電話は1つ(カーセンサーのスタッフ)のみで、第3者の査定員が査定してくれます。
その査定情報をもとに8,000社以上がネットで入札する仕組み。
買取業者と直接交渉するわけではないので、通常の車一括査定の方が高額査定になりがちですが、ディーラー下取りや買取業者1社の査定よりは高くなる可能性があります。
複数社からの営業電話は少なくしたいけど、買取業者としっかり交渉したいという方は「MOTA」がオススメです。
MOTA車買取を使うと、最大20社の買取業者がネット上に概算査定額を提示してくれます。そのうちの上位3社の買取業者のみ交渉権を持つサービスです。
つまり車一括査定のような電話ラッシュはなく、上位3社しか電話が掛かってきません。
もちろんネット上で見れる概算査定額を見て断っても大丈夫です。
車一括査定のオススメについては下記記事でさらに詳しく解説しています
また「とにかく安全な買取業者1社だけに査定依頼したい」方は「カーセブン」がオススメです。
理由は、「キャンセルは7日間OK」「売買契約後の減額がない」ことを公言しており顧客からの評価も高い買取業者だからです。
実際にカーセブンは、オリコンが実施する顧客満足度調査でも常にTOP3に入っています。
売買契約後のキャンセルや減額については下記記事で詳しく解説しています。
カーセブンの評判については下記記事で詳しく解説しています。
当サイトでおすすめの買取業者ランキングは下記のとおりです。
新車の値引きのコツについては下記記事で詳しく解説しています。
4.まとめ
- マーチの目標値引き額は車体から15万円、オプション込みで23万円
- 別系列の日産ディーラーで見積もりを取って交渉する
- 車両本体価格からの値引き以外にも、オプションパーツの値引きを狙う
- 下取りは利用せず、一括査定を使って買取店に車を売る
- 一括査定は似たようなサイトが多いから、サイト選びには気をつける