こんな悩みをスッキリ解消
- これからブーンを買おうと思っている人
- ブーンを買った人の値引き額を知りたい人
- お得に新車に乗り換える方法を知りたい人
軽自動車をメインに販売するダイハツが、その技術を活かして作ったコンパクトカーがブーンです。
トヨタと共同開発することで、両社の強みを最大限に活かしたパッケージングになっているのが特徴です。
特徴的なスタイリングということもあり、新車を検討している人の中にはブーンが第一候補という人も少なくないでしょう。
そんな時、一番気になるのが「ブーンはいくらで購入できるのか」ということ。
この記事は、そんな疑問を解決するためにブーンの値引き額について詳しく紹介しています。
過去にブーンを購入した人のレポートを参考に、過去1年間の値引き額の推移を紹介。
モデルチェンジ情報に基づいた、今後の値引き額の予想もお伝えしています。
ダイハツブーンの値引き情報
- ブーン車両本体の値引き目標額:10万円
- オプションを含むブーンのトータル値引き目標額:22万円
- ブーンの値引き難易度:易
ダイハツブーンの値引き情報まとめ
まず初めにブーンの良さについて紹介します。
ブーンの良さは下記のyoutube動画を見れば一発でわかります。
ブーンは初代モデルが2004年に発売され、現在では3代目に代替わりしています。
初代からトヨタと共同開発していましたが、2016年に発売された最新の3代目では、開発から生産まで全てダイハツが担当。
ダイハツの長年の軽自動車作りのノウハウと、トヨタと共同開発して蓄積してきたコンパクトカー作りのノウハウが融合した1台になりました。
ブーンはトヨタに「パッソ」としてOEM提供をする一方、自社製品では異なる3種類の外装を用意した、オリジナルの強みを活かしたラインナップを展開しています。
シンプルなデザインでシーンを選ばない「STANDARD」、モダンな雰囲気な「CILQ」、街中で映える「STYLE」の3タイプのボディデザインを用意しています。
こうしたラインナップの拡充により、軽自動車が販売のメインを占めるダイハツの中でもブーンの販売は好調。
2トーンルーフカラーなど、特殊なオプションを選ばない限りは納期も1ヶ月程度で安定しています。
ブーンの特徴と納期がわかったところで、これから本題であるブーンの値引き額について紹介していきます。
ダイハツブーンの値引き情報
- ブーン車両本体の値引き目標額:10万円
- オプションを含むブーンのトータル値引き目標額:22万円
- ブーンの値引き難易度:易
ブーンの値引き推移
グレード別のブーン目標値引き額
グレード名 | 車両本体価格(値引き前) | 目標購入額(値引き後) |
---|---|---|
X“SA Ⅲ” | 126万円 | 116万円 |
X“Gパッケージ SA Ⅲ” | 151万円 | 140万円 |
CILQ“Gパッケージ SA Ⅲ | 172万円 | 162万円 |
STYLE“SA Ⅲ” | 155万円 | 145万円 |
グラフからわかる情報をまとめると、ブーンの値引き額は20万円前後を推移しています。
購入レポートでは、大半の人が車両本体価格から10万円の値引きを提示されたと言っています。
これはダイハツ側で値引き限界額が、ある程度決められている可能性があると考えられるでしょう。
ブーンはコンパクトカーの中でも、比較的低価格帯の車です。
利幅が大きくないため、過剰な値引きはディーラーの利益を損なうことになってしまいます。
ダイハツのブーンと迷ったんだけどねぇ…パッソのが納車早かったし大幅値引きしてくれてさ…
— うる子 (@0609_830) June 10, 2020
これに関しては全国で同じ事情であるため、どのディーラーでも車両本体価格からの値引きは10万円と決めている可能性があります。
ただし、オプションパーツを含めると値引き額は20万円以上に拡大していることがわかります。
車の値引きは車両本体価格から引くものと、装着オプションから引くものの2種類があります。
新車を購入する人の多くがオプションパーツを装着するため、その費用を一部ディーラーが負担してくれるのです。
このオプションパーツからの値引きが12万円程度期待できるため、ブーンはトータルで22万円の値引きがされているのです。
オプションパーツ値引きに関しては、人によって大きな差が出るのが特徴です。
オプションパーツをほとんど付けない人は値引きも少なく、たくさん付ける人は値引きも大きくなります。
高額なナビやコーティングなどを付けると、値引き額も拡大するという特徴があります。
気になる今後の値引き額ですが、ブーンはしばらく大きなマイナーチェンジは予定されていません。
値引き額も長期間、同水準を推移していることもグラフから明らかです。
そのため、今後もしばらくは値引き額は同じ水準を推移するでしょう。
こうした背景から、結論としてブーンの値引き額は車両本体価格から10万円、オプションパーツ込みで22万円が引き出せれば成功と言えるでしょう。
値引きを引き出す一番早い方法は複数の店舗を回ること
新車を安く買うためには、複数のディーラーを回って商談する必要があります。
これを「相見積もり」と呼ぶのですが、相見積もりにはいくつかコツが必要です。
そこで本章では、複数のディーラーを回って相見積もりを取る方法と注意点を紹介していきます。
相見積もりは別系列のディーラーで取る
相見積もりを取る上で絶対にしてはいけないことが、「同系列のディーラーを複数回る」こと。
ダイハツディーラーには系列というものがあり、競わせるなら別系列のディーラー同士である必要があります。
ディーラーは商談した記録を自社のネットワーク上に保存します。
この「商談メモ」は同系列のディーラーであればカンタンに呼び出せるため、他の店舗で商談をしても、前の店舗でした内容が全て把握されています。
同系列のディーラーは仲間同士なので、無理に争うことはしません。
そのためどこに行っても、最初の店舗で提示された条件を超えることがないのです。
そこで、ネットワーク上で繋がっていない別系列のダイハツディーラーに行くのです。
別系列のダイハツディーラーとなれば、当然商談メモはネットワーク上で共有されていません。
ライバル同士なので顧客の奪い合いも発生するため、必然的に競争することになります。
系列が違うディーラーで出された見積もりよりも値引きをすれば、自店舗で買ってくれる可能性が高まるので、大幅値引きを狙いやすいという仕組み。
これを活用することで、ブーンの値引きを最大限まで引き出すことができるのです。
ダイハツで自宅の近くのディーラーを探す方法
ダイハツのディーラーはどこに行っても系列までは書かれていません。
そのため自分の足で別系列のディーラーを探すのは非常に困難です。
そこで事前に、ダイハツのホームページから別系列のディーラーを探しておきましょう。
ここではその方法を画像つきで紹介していきます。
1.ダイハツの販売店検索サイトにアクセスする
ダイハツのホームページには、自宅近くのディーラーを探せるページが用意されています。
2.販売会社から検索する
ディーラー検索ページでは、いくつかの方法が用意されています。
別系列のディーラーを探すためには、「販売会社から検索」の機能を使いましょう。
今回は、長野県を例に説明します。
長野県を選択すると、画像のように複数の販売会社が表示されます。
まずはどちらか片方を選んで検索しましょう。
※出典:ダイハツ「店舗検索」より
3.検索結果からディーラーをピックアップする
検索結果を見ると、先程選んだ販売会社が運営しているディーラーが表示されます。
まずはここで、行きやすい位置にあるダイハツディーラーを選択しましょう。
※出典:ダイハツ「店舗検索」より
ディーラーの選択が終わったら、再び同じ手順で販売会社別にディーラーをピックアップします。
これで別系列のディーラーを選ぶことができます。
ブーンの見積もりを取るときの2つの注意点
ブーンの相見積もりを取る時、2つほど注意しないといけない点があります。
しっかり守らないと相見積もり自体が無効になってしまう場合もあるので、ここではその2つの注意点を紹介します。
見積もりを取る際の注意点2つ
- 注意点1.全てのディーラーを短期間で回る
- 注意点2.ブーンのグレードや装着オプションは全て同じにする
注意点1.全てのディーラーを短期間で回る
相見積もりをする際に重要なのが、ライバル店の見積書です。
そこには値引き額などが全て記載されているため、「それだけの値引きが確定している」という証拠になります。
この証拠となる見積書には鮮度があるため、なるべく短期間で相見積もりを済ませるようにしましょう。
値引き額は日々変動し、先週までできていた値引きが今週は不可能になっていたということも珍しくありません。
そのため直近の見積書でないと、証拠として取り扱ってもらえないのです。
理想は1〜2週間のうちに取った見積書なので、全てのディーラーは短期間で回ってしまいましょう。
試乗は最初の店舗で済ませ、次からは見積書の作成だけにすると効率的です。
注意点2.ブーンのグレードや装着オプションは全て同じにする
目標値引き額の説明の際に紹介しましたが、ブーンはオプションパーツからの値引きが10万円ほどあります。
そのため装着オプションが多い車ほど、値引き額が大きくなるという特徴があるのです。
そのため、相見積もりを取る際のブーンの見積書は、グレードや装着オプションなどを全て同じ条件にしましょう。
全く同じ条件のブーンの見積もりを各店舗で取ることで、「どこが一番安いのか」をハッキリさせることが可能。
条件を変えてしまっては相見積もりの意味がないのです。
ブーンの値引きを限界まで引き出す3つの方法
ここまで紹介してきた方法で、ブーンの値引きは目標額まで引き出すことができるでしょう。
しかし地域によっては、別系列のディーラーが存在しない場合があります。
そんな時のために、ここでは相見積もりに頼らない、ブーンの値引きを引き出す方法を3つ紹介していきます。
更に値引きを引き出す3つの方法
- 方法1.トヨタ「パッソ」と競わせる
- 方法2.決算月に購入する
- 方法3.下取り車は一括査定を使って買取店に出す
方法1.トヨタ「パッソ」と競わせる
冒頭でも紹介した通り、ブーンはトヨタで「パッソ」として販売されています。
性能や機能はブーンと同じで、販売しているのがトヨタという違いしかありません。
そのためライバル車としては最適で、パッソの見積もりを取ってダイハツと競わせることができるのです。
先程、地域によっては別系列のディーラーがないと説明しました。
しかしトヨタのディーラーなら全国どこにでもあるため、パッソと相見積もりを取ることが可能。
この方法を使えば、カンタンに相見積もりが取れてしまうのです。
トヨタの方がダイハツよりも会社の規模が大きく、ディーラーも大きいケースがほとんど。
そのため状況によってはパッソの方が安くなる可能性すらあるのです。
その際は、同じ車なのでパッソを購入してしまうのもいいでしょう。
同じ車が複数のメーカーから販売されていると、こうした値引きのテクニックが活用できます。
方法2.決算月に購入する
もし新車の購入を焦っていなければ、毎年3月と9月の決算月に購入するのがオススメ。
3月と9月は販売会社の業績を大きく左右する重要な月間なので、系列ディーラーの新車販売にも力が入ります。
具体的には、決算月用の特別予算による値引き額の拡大などです。
いつもより値引き額が大きくなるのはもちろん、交渉の難易度自体も下がります。
他にも高額オプションのサービスや、特別仕様車の登場などが期待できます。
どのキャンペーンであっても通常より安く買えることは確実です。
しかし決算月には「3月または9月中に登録が完了すること」というルールがあります。
納車がずれ込んで決算月登録ができないと、特別値引きをしてもらえません。
そこでオススメなのが、「交渉する時期を早める」こと。
2月や8月から商談をしておけば、確実に決算月に登録してもらえるように新車が買えます。
方法3.下取り車は一括査定を使って買取店に出す
ブーンを安く買うために重要なのは値引きだけではありません。
下取り車を持っている場合、どれだけ高く買い取ってもらうのかが重要なのです。
ディーラーは新車を販売するところなので、下取り車の高価買取は望めません。
そこでディーラー下取りは利用せず、買取店に売るようにしましょう。
買取店はディーラーより高く下取り車を買い取ってくれますが、できるだけ安く買い取ろうとするのも事実。
そこで筆者は、車一括査定を活用することをオススメしています。
車一括査定とは、複数の買取業者への査定依頼が一度に行えるWEBサービス(サイト)のこと。
自分で買取業者を1社1社探す必要がなく、査定額を比較できるため、高く売れるメリットがあります。
車一括査定のオススメはカーセンサー
車一括査定は色々なサイトがありますが、中でもオススメは「カーセンサー」です。
車一括査定の仕組み自体は、どのサイトも変わりませんが、依頼できる買取業者は車一括査定サイト毎に少しずつ異なるのです。
カーセンサーは下記のように参加している買取業者数が圧倒的。
- カーセンサー:700社以上
- ズバット車買取:200社以上
- カービュー買取:300社以上
- ナビクル:100社以上
大手~町の中古車屋さんまで、幅広く依頼できるのが「カーセンサー」なのです。
つまりそれだけあなたの車を高く買い取ってくれる買取業者が見つかる可能性が高いということです。
また、買取業者の連絡の希望日時を伝えたり、メール希望を出せるのもカーセンサーのみ。
任意項目
連絡希望時間帯
また、どうしても複数社からの電話が嫌な場合はオークションを選択するのもオススメです。
オークションを選択すると、電話は1つ(カーセンサーのスタッフ)のみで、第3者の査定員が査定してくれます。
その査定情報をもとに8,000社以上がネットで入札する仕組み。
買取業者と直接交渉するわけではないので、通常の車一括査定の方が高額査定になりがちですが、ディーラー下取りや買取業者1社の査定よりは高くなる可能性があります。
複数社からの営業電話は少なくしたいけど、買取業者としっかり交渉したいという方は「MOTA」がオススメです。
MOTA車買取を使うと、最大20社の買取業者がネット上に概算査定額を提示してくれます。そのうちの上位3社の買取業者のみ交渉権を持つサービスです。
つまり車一括査定のような電話ラッシュはなく、上位3社しか電話が掛かってきません。
もちろんネット上で見れる概算査定額を見て断っても大丈夫です。
車一括査定のオススメについては下記記事でさらに詳しく解説しています
また「とにかく安全な買取業者1社だけに査定依頼したい」方は「カーセブン」がオススメです。
理由は、「キャンセルは7日間OK」「売買契約後の減額がない」ことを公言しており顧客からの評価も高い買取業者だからです。
実際にカーセブンは、オリコンが実施する顧客満足度調査でも常にTOP3に入っています。
売買契約後のキャンセルや減額については下記記事で詳しく解説しています。
カーセブンの評判については下記記事で詳しく解説しています。
当サイトでおすすめの買取業者ランキングは下記のとおりです。
新車の値引きのコツについては下記記事で詳しく解説しています。
まとめ
- ブーンの目標値引き額は車両本体価格から10万円、オプション込みで20万円
- 値引き交渉は別系列のディーラーを複数回ってする
- 相見積もりの際は「トヨタ パッソ」と競わせることもできる
- ディーラー下取りは安いから使わず、買取店に売るのがオススメ
- 一括査定を使えば、面倒な手間が省ける上に車が高く売れる