こんな悩みをスッキリ解消
- 車査定は天気によって価格が変わるのか知りたい人
- 車査定に一番都合がいい天気を知りたい人
- 天気に関係なく車を最高価格で売りたい人
車を売るとなれば、まずはいくらで売れるのか査定をしてもらうことになります。
できれば高く売りたいため、傷など都合の悪い情報はなるべく隠したいところ。
ネット上でよく見かける車査定と天気の関係は本当かどうか、しっかり実証しています。
車査定は天気によって影響を受ける?
車査定を行うのは基本的に外。ただ、場所を選ばずにできるのが車査定でもあります。
外で査定をするのが基本ですが、天候によってベストなタイミングというものがあります。
この記事を読んでいる人の大半は、「雨の日に査定を受けたらどうなる?」ということを気にしているでしょう。
先に結論をお話すると、車査定は天気によって査定額に違いは生まれません。
雨の日は査定額が高くなるのは「ウソ」
インターネットの記事に、雨の日は車の傷が目立たなくなるため査定額が高くなるという情報が多く見られます。
査定員が傷を見落とす確立が高くなるので、結果として傷がない状態と判断されるというものですが、これは「ウソ」です。
それにはこれから紹介する以下3つの理由があるのです。
雨の日に査定額が高くならない3つの理由
- 理由1.査定員はプロだから傷を見落とさない
- 理由2.傷が不明な状態はマイナス査定となる
- 理由3.雨でごまかせる程度の傷ならマイナスにならない
これがどういうことか、これから解説していきます。
理由1.査定員はプロだから傷を見落とさない
車の査定を行う人は、当たり前ですが車査定のプロです。
何千台という車を査定してきた人も珍しくなく、どんな天気でも正確に車査定を行うことができます。
当然天気が悪い日に査定をすることもあり、雨の日の査定にも慣れています。
そのため多少天気が悪い程度では傷を見落とすこともなく、しっかりと正確な判断をします。
ライトなどを使い傷を確認し、気になる箇所があればタオルで拭き上げてチェックすることもあります。
あらゆるシーンを想定した査定マニュアルがあるため、天気によって査定額が左右されることはないのです。
理由2.傷が不明な状態はマイナス査定となる
ひどい雨などで車の状態が正確に判断できない場合、プラス査定どころかマイナス査定となるケースもあります。
車査定というのは、基本的に迷ったら状態が悪かった時のことを想定して値段を付けます。
- ケース1.雨で傷がわからなかったが、晴れたら傷があるかもしれない
- ケース2.雨で傷がないように見えるが、晴れても傷がないかもしれない
天気が悪くて査定時に傷が確認できない場合には、車査定では上記2つのケースを想定します。
この場合、多くの買取店は「ケース1」を採用します。
今は傷が確認できないが、晴れたら傷があるかもしれないという前提でマイナス査定にしておくことで、自社の損失にならないようにするのです。
天気が悪い時に査定して買い取った車が、晴れた状態で改めて確認して傷だらけだった場合、傷の補修費用は全て買取店の負担となります。
予算の上限ギリギリで買い取ってしまうと、補修費用の分が赤字になるため、万が一のことを想定して安めに査定額を算出するのです。
理由3.雨でごまかせる程度の傷ならマイナスにならない
査定額が雨の影響を受けない大きな理由の1つに「雨でごまかせる程度の傷であれば、そもそもマイナス査定にならない」というものがあります。
どれだけ天気が悪くても、大きく凹んでいたり傷があったりしたら当然分かります。
しかし雨で確認できなくなる程度の傷なら、買取店としてはあまり大きな問題にならないのです。
そうした傷はだいたいが洗車キズのような細かなもの。
整備工場にある専用の機械で磨けば細かな傷程度なら消せるため、買取店はマイナス査定にしません。
こうした理由があるからこそ、査定員は天気が悪くても気にしないのです。
車査定の基準については下記記事で詳しく解説しています。
天気が悪いと査定時間が短くなるは「ウソ」
天気が悪いと車査定をする時間が短くなり、結果として細かな点を見落として査定額が上がるという情報を目にすることがありますが、これも当然「ウソ」です。
車査定は内外装や下回り、エンジンルームなどをくまなくチェックするため、30分〜1時間程度の時間を要します。
雨だと濡れるため、査定員がこのチェックを手短に行うという趣旨の情報が出回っていますが、そんなことはありません。
雨でも必要な項目は全て確認するため、見落としがないようになっているのです。
どんな天気でも車査定をしてくれるのは「ウソ」
天気が悪いというのは雨だけに限りません。
大雪の日や台風などの日もあるため、どんな天気でも車査定をしてくれるという情報は「ウソ」と言えます。
査定日が決まっていたとしても、当日がひどい悪天候であった場合は、日程の再調整をすることになります。
多少の雨なら問題ありませんが、あまりに天気が悪い場合は正確な車査定が不可能。
それによって正しい査定額が算出できなければ、お客さんか買取店のどちらかが損をすることになります。
買取店の損ならまだしも、お客さんが損をすることになったら後々大きなトラブルになる可能性もあるのです。
こうした事態にならないように、ひどい悪天候の日は車査定自体を行わないのです。
車査定にベストな天気は「晴れ」である理由と高く売る方法
車査定は天気の影響を受けないということは前章で紹介しましたが、筆者は車査定を受けるベストな日として「晴れの日」を推奨しています。
それには以下2つの理由があるため、本章ではそれについて詳しく解説していきます。
晴れの日の車査定がオススメな2つの理由
- 理由1.車の状況を正しく判断してもらえるから
- 理由2.査定員であっても人間だから
それぞれについて、どういうことか説明しましょう。
理由1.車の状況を正しく判断してもらえるから
車査定において最も大事なことは「車の状態を正しく判断してもらう」こと。
天気が悪い時でも確認はできますが、晴れている昼間が一番車の状態を正しくチェックすることができます。
外装の傷や凹みはもちろん、下回りやエンジンルームまでしっかり見ることが可能。
そのため適正な査定額を付けることができるのです。
理由2.査定員であっても人間だから
車査定が天気の影響を受けないと言っても、査定員も人です。
環境が悪くなるということは、当然ミスを起こす確立も高くなります。
絶対に見落としやミスがないとは言い切れないため、なるべくミスが少なくなる晴れている日がベスト。
天気が悪い日であれば、査定を面倒だと思う査定員も必ずいるはず。
そうした査定員に当たってしまった場合、適正な車査定が行われない可能性もあるのです。
査定を受ける側としても雨の中査定を待つのは大変で、「早く終わってほしいなぁ」と思うはず。
そうした焦りで交渉も雑になり、車を高く売ることができない可能性があるのです。
車査定の交渉については下記記事でさらに詳しく解説しています。
車査定は明確なマニュアルがあってシステム化されているとは言え、車を確認するのは人間。
当然気分や感情に左右されることもあるでしょう。
対処法:複数の買取業者に査定依頼する
そのため1社だけの査定だと、正確な価格が提示されるとは言い切れません。
下記X(旧Twitter)でもあるように車の査定額というのは業者によって大きく異なるのです。
車の買取査定した結果
— crown10th (@crown10th) May 22, 2022
上から査定順
ビッグモーター 40万
カーチス 45万
ネクステージ 40万
ラビット 50万
オートバックス 40万
アップル 35万
カーセブン 26万
ユーカーパック(オークション形式) 29万
義父の車を売却するため、四社の中古車買取業者に同時間に査定に来てもらいました。
— 岡 洋介 / Snapmart CEO (@yosukeoka) January 6, 2019
結果を名刺に書いて頂き、一番高い所に売却。結果は
カーセブン:87.5万
ビッグモーター:72.5万
ラビット:72.3万
アップル:66万
日産ディーラー:55万
こんなに差が出るのか。。。
同時刻一斉査定&入札お薦めです。 pic.twitter.com/rqaZRTBWsl
そこで筆者は、最低でも数社の買取店に査定をしてもらうことをオススメしています。
複数の買取業者に依頼は車一括査定が便利です。
車一括査定とは、複数の買取業者への査定依頼が一度に行えるWEBサービス(サイト)のこと。
自分で買取業者を1社1社探す必要がなく、査定額を比較できるため、高く売れるメリットがあります。
車一括査定のオススメはカーセンサー
車一括査定は色々なサイトがありますが、中でもオススメは「カーセンサー」です。
車一括査定の仕組み自体は、どのサイトも変わりませんが、依頼できる買取業者は車一括査定サイト毎に少しずつ異なるのです。
カーセンサーは下記のように参加している買取業者数が圧倒的。
- カーセンサー:700社以上
- ズバット車買取:200社以上
- カービュー買取:300社以上
- ナビクル:100社以上
大手~町の中古車屋さんまで、幅広く依頼できるのが「カーセンサー」なのです。
つまりそれだけあなたの車を高く買い取ってくれる買取業者が見つかる可能性が高いということです。
また、買取業者の連絡の希望日時を伝えたり、メール希望を出せるのもカーセンサーのみ。
任意項目
連絡希望時間帯
また、どうしても複数社からの電話が嫌な場合はオークションを選択するのもオススメです。
オークションを選択すると、電話は1つ(カーセンサーのスタッフ)のみで、第3者の査定員が査定してくれます。
その査定情報をもとに8,000社以上がネットで入札する仕組み。
買取業者と直接交渉するわけではないので、通常の車一括査定の方が高額査定になりがちですが、ディーラー下取りや買取業者1社の査定よりは高くなる可能性があります。
複数社からの営業電話は少なくしたいけど、買取業者としっかり交渉したいという方は「MOTA」がオススメです。
MOTA車買取を使うと、最大20社の買取業者がネット上に概算査定額を提示してくれます。そのうちの上位3社の買取業者のみ交渉権を持つサービスです。
つまり車一括査定のような電話ラッシュはなく、上位3社しか電話が掛かってきません。
もちろんネット上で見れる概算査定額を見て断っても大丈夫です。
車一括査定のオススメについては下記記事でさらに詳しく解説しています
また「とにかく安全な買取業者1社だけに査定依頼したい」方は「カーセブン」がオススメです。
理由は、「キャンセルは7日間OK」「売買契約後の減額がない」ことを公言しており顧客からの評価も高い買取業者だからです。
実際にカーセブンは、オリコンが実施する顧客満足度調査でも常にTOP3に入っています。
売買契約後のキャンセルや減額については下記記事で詳しく解説しています。
カーセブンの評判については下記記事で詳しく解説しています。
また、古い車の買取ならどんな車でも0円以上の買取保証をしている「ソコカラ」「カーネクスト」がおすすめです。
当サイトでおすすめの買取業者ランキングは下記のとおりです。
[車買取店ランキングTOP7]まとめ
- 雨の日に査定額が高くなるというウワサは「ウソ」
- 天気が悪くても査定時間は短くならない
- 車査定にベストな天気は「晴れ」
- 晴れの日に数社に査定をしてもらうと正確な額が出る
- 数社に一度の申込みだけで査定依頼できるのが「車一括査定」