こんな悩みをスッキリ解消
- 車売却を検討していてサンルーフの査定基準を知りたい人
- サンルーフ付きの車はいくらぐらい高く売れるのか知りたい人
- 車を最も高く売る方法が知りたい人
車を買う時に、多くの人がオプションパーツを選択することと思います。
バイザーやマットは装着しても、サンルーフを装着するという人は非常に少なくなっています。
しかし車査定では、サンルーフ付きの車は有利なのです。
この記事では、車の査定基準を公開しているので、サンルーフが付いているといくらぐらい高く売ることができるのか分かります。
サンルーフは査定額に影響するのか
かつてサンルーフと言えばセダンでは人気のオプションでした。
車内でタバコを吸う人が多かったため、換気する目的で付ける人が多かったからです。
しかし時代の経過とともに車内でタバコを吸う人も減り、サンルーフを装着する人も減っているのが現状。
しかし車査定においてサンルーフは非常に有利になるオプションアイテムなのです。
そこで本章では、サンルーフが査定額にどう影響するのかを詳しく紹介していきます。
【結論】サンルーフはプラス査定になる
JAAIと呼ばれる車査定基準が公開されています。
JAAIとは一般財団法人日本自動車査定協会のことで、全国の買取店が使う査定基準のベースとなるものを作成しています。
つまり、JAAIの査定基準がベースとなって全国で車査定が行われているのです。
JAAIの査定基準を見るとサンルーフは付いているだけでプラス査定となります。
車両クラス | 車両クラス | 新車~1年落ち | 2~3年落ち | 4~5年落ち | 6年落ち以上 |
---|---|---|---|---|---|
国産車 | 特・Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ シーマ・クラウン・プリウス アルファード・ヴォクシーなど |
+7万 | +5万 | +3万 | +2万 |
Ⅳ・軽 ヴィッツ・ソリオ・デミオ アルト・ミラ・タントなど |
+3万 | +2万 | +1万 | +0万 | |
輸入車 | Ⅰ・Ⅱ BMW Z8・ベンツSL・アウディP8 カイエン・ベンツSなど |
+10万 | +8万 | +6万 | +4.5万 |
Ⅲ・Ⅳ アウディA6・BMW M3・ベンツE アウディA4・BMW 3・ベンツCなど |
+8万 | +6万 | +4.5万 | +3.5万 | |
Ⅴ・Ⅵ アウディA1・BMW1・VWゴルフなど |
+7万 | +5万 | +3.5万 | +2.5万 |
※標準装備車には加点なし、故障の場合は、修理減点30点以内、パノラマルーフ等も含む
※出典:JAAI「中古自動車査定基準及び細則」より
この表の見方としては、まず自分の車の車両クラスを確認します。
次に初度登録年から何年経っているかを確認します。
新車時〜6年落ち以上まで4つのランクに分かれているのがポイントです。
当てはまる箇所がプラスで加算される金額となるのです。

ここまでの説明で、あなたはサンルーフはプラス査定になるオプションということが分かったと思います。
しかし同時に「サンルーフの違いでそんなに査定額が変わるの?」と疑問を持ったはず。
そこで次章では、実際に中古車市場で販売されている同一車種の、サンルーフの有無でどれほど金額が変わるのかを調査します。
【実態調査】サンルーフの有無で中古価格はどれほど変わるのか
前章の説明で、「車査定においてサンルーフは絶対有利」ということが分かりました。
プラス査定となるということは、当然サンルーフ付きの車の方が中古車市場で高く販売されているはず。
そこで本章では、同一車種のサンルーフの有無で、どれほど中古販売価格が変わるのかを調査しました。
トヨタ「クラウン」のケース
※出典:カーセンサー「クラウンアスリートの中古車」より
カーセンサーに登録されている、「2017年式、走行距離1万キロ前後、同グレード」のクラウンの場合、サンルーフの有無で中古販売価格は約9万円の差がありました。
その他の条件はほとんど同じため、単純なサンルーフの有無が価格差に現れています。
先述の通り、クラウンのサンルーフはオプション価格で10万円。ほぼその金額が中古販売価格に反映されていることが分かります。
日産「フーガ」のケース
※出典:カーセンサー「フーガの中古車」より
同じくカーセンサーに登録されている、「2015年式、同一グレード」のフーガを比較すると、その価格差は28万円。
サンルーフ付きの車のほうが走行距離が多いにも関わらず高値で販売されています。
車検の時期なども同じなので、サンルーフが付いているだけでこれだけ高く販売されているということになります。


サンルーフの有無で10万円以上の差が出る
高級車の中でも人気が高いクラウンとフーガ、両方を見比べて見てもサンルーフの有無による価格差は歴然。
10万円以上の差が出ることがハッキリ分かりました。
それには以下の2つの理由があります。
サンルーフ付きの車が高い理由2つ
- 理由1.人気の高いオプションパーツだから
- 理由2.そもそもサンルーフ装着車の台数が少ないから
サンルーフは非常に人気の高いオプションパーツ。
車内の換気に役立つだけではなく、見た目も良くなるため多くの人が欲しがるオプションです。
特にセダン系の車はサンルーフの需要が高く、中古販売価格を見てもサンルーフ付きの車は高値で販売されてます。
一方で、新車購入時にサンルーフを付ける人は少ないという特徴もあります。
10万円以上するオプションなので、不要と考えて付けない人が多いのです。
その結果、中古車市場にはサンルーフを装着した車があまり多く出回らないのです。
需要の割に供給量が少ないというのが、サンルーフ付きの車が高く販売されている理由です。

前章で紹介した査定基準でも、本章で紹介した中古販売価格でもそれが実証されました。
もちろん、サンルーフ以外のプラス査定になるパーツやオプションはいくつもあります。下記に詳しく説明しています。

ただし、サンルーフのプラス査定となる金額は買取店よってバラバラというのが実情です。
そのためサンルーフをキッチリ評価してくれる買取業者を探すのが高額査定のポイントなります。
そこで次章では、複数の買取店に査定の依頼がカンタンにできる車一括査定について紹介していきます。
高額査定をするなら一括査定がオススメ
車の査定額を上げるためには、複数の買取業者を競わせることが最も有効です。
面倒な交渉をしなくても、業者間が査定価格を競って少しずつ値段を上げていきます。
オークションのような状態になるので、あなたはあまり交渉をしなくても査定額が上がっていくのです。





車一括査定のオススメはカーセンサー
車一括査定は色々なサイトがありますが、中でもオススメは「MOTA」です。
車一括査定のデメリットは、買取業者からの電話ラッシュ。そのデメリットを払拭したサービスがMOTAです。
MOTAは事前査定方式を採用。事前にWEB上で最大20社の買取業者から概算査定額がWEB上で届き、上位3社のみとやり取りするサービスです。
もちろんネット上で見れる概算査定額を見て断っても大丈夫です。
似たようなサービスにオークション形式がありますが、オークションは買取業者と直接交渉できないため、買取額が低くなりがちです。
MOTAならしっかり上位3社と交渉を行うため、高価買取が期待できます。

買取業者からの電話ラッシュは問題なく、とにかく多くの査定額を比較したい人は「カーセンサー」がおすすめです。
また、買取業者と一切交渉をしたくない人は、「カーセンサー」でオークションを申し込むのがおすすめです。
車一括査定のオススメについては下記記事でさらに詳しく解説しています

また「とにかく安全な買取業者1社だけに査定依頼したい」方は「カーセブン」がオススメです。
理由は、「キャンセルは7日間OK」「売買契約後の減額がない」ことを公言しており顧客からの評価も高い買取業者だからです。
実際にカーセブンは、オリコンが実施する顧客満足度調査でも常にTOP3に入っています。
売買契約後のキャンセルや減額については下記記事で詳しく解説しています。

カーセブンの評判については下記記事で詳しく解説しています。

また、古い車の買取ならどんな車でも0円以上の買取保証をしている「ソコカラ」「カーネクスト」がおすすめです。
当サイトでおすすめの買取業者ランキングは下記のとおりです。
[車買取店ランキングTOP7]
まとめ
- サンルーフ付きの車は査定時にプラスになる
- サンルーフ付きの車は中古車市場でも人気がある
- サンルーフ装着車は需要の割に台数が少ないため高価買取される
- 複数の買取店で査定をしてもらうことで最も高く車を売ることができる