こんな悩みをスッキリ解消
- これから車売却を検討していて、流れを知りたい人
- 車売却に必要な準備や書類、用意する方法を知りたい人
- どうしたら車を安心かつ高価で売ることができるのか知りたい人
車売却は、言い換えれば財産を手放すことと言え、いくつも書類が必要になり手続きも面倒です。
お店で流れを教えてくれるので迷うことはありませんが、事前に流れを知っておきたいという人もいるでしょう。
しかし、営業マンが教えてくれることが必ずしも真実とは限りません。
営業マンの誰もが「自社で売って欲しいと」考えるため、あなたにとって有利な情報を隠している可能性もあります。
そこで本記事では、車売買の経験を持つプロの査定士の筆者が、車を売る流れとポイント・注意点を解説します。
車売却の流れは大きく7ステップ
「車を売る」ということは、具体的にどんな作業が発生するのか全て理解している人はそう多くありません。
全体の流れを知っておけば、車売却の際に慌てる心配がありません。
- 車をどこに売るのか決める
- お店を調べる
- 査定を受けるための準備
- 査定を受ける
- 必要書類を用意して売却の準備をする
- 売却車両を引き渡す
- 買取金額が入金される
ステップ1.車をどこに売るのか決める
車を売るためには、まずどんな方法で売却するのかを決める必要があります。
一般的な車の売却方法は以下の3つがあります。
- 方法1.ディーラー下取り
- 方法2.車買取店
- 方法3.オークションなどの個人売買
方法1.ディーラー下取り
車を売る人の約8割が利用していると言われているのが、ディーラーの下取りです。
メリットは手軽なことで、新車を購入するついでに売却の手続きができてしまいます。
手続きは全てディーラーでできる上、新車を引き取る際に車を入れ替えるだけという手間のかからなさが売りです。
方法2.車買取店
車買取店はその名の通り、中古車売買を本業としています。
具体的な業者としては「ガリバー」「WECARS」などが有名です。
こうした車買取店は自社で中古車販売を手掛けているため、積極的に車買取を行っています。
ディーラーではない場所で査定や手続きを行わなければいけないので手間はかかります。
ただし、一般的に買取価格はディーラーより高いという特徴があります。
ディーラー下取りと買取については下記記事で詳しく解説しています。
方法3.オークションなどの個人売買
最後の方法は、ヤフオクやメルカリなどを使った個人売買です。
車をディーラーや買取店に売却すると、販売価格から業者の利益を差し引いた金額が買取価格となります。
しかし個人売買なら、業者のマージンがない分車を高く売ることが可能。
筆者は基本的に、トラブルが多い個人売買はあまりオススメしていません。
車に詳しくない個人間同士でやり取りすることで、思わぬトラブルが発生する可能性があるのです。
オークションによる車売却に関しては、以下の記事で詳しく解説をしています。
「何を重視したいか」で決める車の売却方法
- 【とにかく手間なく売りたい人】ディーラー下取り
- 【手間より高く売ることを重視する人】車買取店
- 【中古車業界に精通した人】個人売買
車をどこに売るのか決めたら、その方法に合わせて店選びを行います。
ステップ2.お店を調べる
ディーラー下取りを選んだ人は、新車を購入するディーラーで売却を行うだけで済みます。
しかし問題なのが「車買取店」を選んだあなた。
多くの人が第一希望として「できるだけ高く買い取ってくれる店」に売りたいと考えるでしょう。
そのためには、以下の3つのポイントを重視して買取店を探しましょう。
買取店探しの3つのポイント
- 全国規模の大手買取業者
- 全世界に販路を持つ買取業者
- トラブルの心配がない買取業者
ポイント1.全国規模の大手買取業者
まず買取店を探す際には、テレビCMや新聞広告で見かける大手買取業者を重点的にリサーチすることを心がけましょう。
大手買取業者は査定基準がしっかりしており、全国統一の基準で査定を行ってくれます。
大手買取業者は「日本自動車査定協会」の基準をベースに査定マニュアルを作成していることが多く、非常に細かな点まで評価を行っています。
車査定の細かい基準やチェックポイントについては下記記事で詳しく解説しています。
プラスになるポイントを見落とすことがなく、安心して査定依頼ができるというのも大きなメリット。
他にも、地域によっては人気の高い車はその地域で再販する事を前提に高価買取を行ってくれます。
全国に販路を持っている大手買取業者だからこそできることです。
ポイント2.全世界に販路を持つ買取業者
大手買取業者の中でも、全世界に販路を持つ業者を選ぶのもポイントです。
新車に近い人気車種の場合は基本的にそのまま国内で再販しますが、古い車に関しては国内で再販しても高く売れません。
全世界に販路を持つ買取業者は、東南アジアなど古い日本車が高く売れる国にそうした車を輸出します。
そのため「低年式車・過走行車」などの、一般的な買取業者では嫌われる車であっても高価買取が期待できるのです。
ポイント3.トラブルの心配がない買取業者
他にも、車売却の際に心配なのがトラブルです。
たまにあるトラブルが「再査定」と呼ばれるもので、買取価格を提示して売買契約を結んだあと、修復歴があったなどの理由を付けて査定額を減額するというものです。
こちらについては、大事な部分になりますが、後ほど説明する「買取店に売却する場合に注意したい2つのトラブル事例と対処法」で詳しく解説しています。
ステップ3.査定を受けるための準備
査定の申し込みが完了し、実際に車を見てもらう日が決まったら事前準備をしておきましょう。
洗車は直接的に査定額に影響するわけではありません。
ただし、洗車をしておくことのメリットが大きいので筆者はオススメしています。
洗車と聞くと非常に面倒に感じますが、査定前の洗車は軽く行うだけで問題ありません。
ワックスがけなども必要ないので、市販のカーシャンプーで洗って拭き上げる程度の洗車をしておきましょう。
車内はゴミが落ちていて汚れがあると、かなり粗雑に扱っていた印象を受けます。
査定で大事なのは「丁寧に扱ってきた車というアピール」なので、車内は丁寧に掃除をしましょう。
落とせる汚れは落とし、ゴミは全て処分するだけで印象はかなり変わります。
車内でタバコを吸っていた人はカンタンな消臭を、ペットを乗せていた人は毛の処理を忘れないようにしましょう。
ステップ4.査定を受ける
全ての準備が完了したら、実際に査定を受けることになります。
1点注意点があります。ネット情報を見るといくつか車を高く売るコツを紹介しており、その中の1つに「査定員に希望金額を伝えること」がよく書かれています。
しかし、これは買取をしてきた筆者からすると「査定員に希望金額を伝えること」は絶対にやってはいけない行為だと断言します。
なぜなら、希望金額を先に伝えるとその金額以上が提示されることがなくなってしまうから。
例えば100万円で売れる車であっても、あなたが相場を知らないばかりに「80万円で売りたい」と話したとします。
すると査定員は絶対に80万円以上を提示してくることがありません。
このように、希望金額を正直に伝えてしまうとその額以上の査定の結果は絶対に出ないのです。
査定員はほとんどの場合、先に希望金額を聞いてきます。
その際は「相場が分からないから買い取れる限界額を提示してほしい」と伝えるのがオススメ。
同時に、複数の買取業者に査定を依頼していて一番高い金額を提示した業者に売ると伝えるのも有効です。
他にライバルがいることが分かれば、買取業者も最初から限界価格を提示せざるを得ません。
こうした車買取の交渉術を身に着けておくことで、査定を有利に進める必要があります。
ステップ5.必要書類を用意して売却の準備をする
無事に査定が終了し、納得できる価格が提示されたらいよいよ売却です。
車を売るためには、以下の書類を用意しておく必要があります。
必要な書類(もの) | 普通自動車 | 軽自動車 |
---|---|---|
実印 | ○ | |
認印 | ○ | |
印鑑証明書 ※発行から3ヶ月以内 |
○ | |
自動車検査証(車検証) ※車検が切れていないこと |
○ | ○ |
自動車税納税証明 軽自動車納税証明書 |
△ ※必須ではない |
△ ※必須ではない |
自賠責保険証 | ○ | ○ |
リサイクル券 | ○ | ○ |
譲渡証明書 | ○ 通常は買取業者が準備 |
|
委任状 | ○ 通常は買取業者が準備 |
|
自動車検査証記入申請書 | ○ 通常は買取業者が準備 |
|
振込口座情報 | △ | △ |
住民票 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
戸籍の附票 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
戸籍謄本 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※結婚して名字が変わり 車検証の住所と異なる場合 |
△ ※結婚して名字が変わり 車検証の住所と異なる場合 |
親権者の同意書 親権者が確認できる戸籍謄本など 親権者1名の印鑑証明書 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※所有者が未成年の場合 |
△ ※所有者が未成年の場合 |
これらの書類は役所に申請して取得しておかなければいけないものもあります。
車の売却書類については下記記事で詳しく解説しています。
ステップ6.売却車両の引き渡し
無事に売買契約が完了したら、いよいよ車両を引き渡すことになります。
その際は、引渡日を担当者と決めておく必要があります。
買取業者は1日でも早く車が欲しいので、なるべく早めの日時を指定してきます。
しかし、次の車の納車のタイミングに合わせないとしばらく車がない期間が発生してしまいます。
そうならないように、事前の打ち合わせはしっかり行いましょう。
大手買取業者の代車対応については下記記事で詳しく解説しています。
ステップ7.買取金額の入金
車両を引き渡したら、契約時に指定した銀行口座に買取金額が振り込まれます。
ローン支払い中の車の場合、買取金額からローンの残金を引いた額が振り込まれます。
買取金額は基本的に銀行振込となり、現金での手渡しには対応していません。
入金までの期間は、おおよそ1週間以内が多いです。
買取業者名 | 即金対応の可否 | 振り込みにかかる日数 |
---|---|---|
ガリバー | × | 最短3~4営業日 |
ビッグモーター | × | 最短2~3営業日 |
ラビット | △ ※店舗により対応している場合あり |
1週間程度 |
トヨタのクルマ買取 ※旧T-UP |
× | 約2週間 |
アップル | △ ※店舗により対応している場合あり |
最短3日~1週間程度 |
カーセブン | △(契約金額の10%※上限5万円) ※店舗により対応が異なります。 |
1週間程度 |
ユーポス | × | 最短翌日 |
カーチス | × | 最短3日~1週間程度 |
ネクステージ | × | 最短3日~1週間程度 |
オートバックス | × | 2営業日 |
※2024年9月現在
買取店によって入金のタイミングがバラバラなので、事前に何日に振り込まれるか確認をしておきましょう。
大手買取業者の入金については下記記事で詳しく解説しています。
以上が、車売却の7ステップです。
車を売却するのにかかる日数としては1週間程度を見ておけばいいでしょう。
しかし、業者選びを間違えると思わぬトラブルに巻き込まれて日数が延びてしまうこともあるので注意しましょう。
買取店に売却する場合の2つの注意点と対処法
ディーラーで下取りをしてもらう場合は気にする必要はありません。
ただし、買取店に車を売るのであれば業者選びは大切です。
星の数ほどある買取店ですが、全てが大手買取店とは限りません。
中には個人経営の小さな店もあるので、トラブルが全くないとはいい切れません。
そこでここでは、買取店とのトラブルで多い2つの事例とその対処法を紹介します。
- トラブル1.営業マンがとにかくしつこい(帰らせてくれない)
- トラブル2.再査定で査定額を減額される
トラブル1.営業マンがとにかくしつこい(帰らせてくれない)
買取店で多いトラブルが、営業マンがしつこく契約を迫ってきて帰らせてくれないというもの。
昨日ガリバーで2時間ぐらい軟禁くらった
— saruichi (@saruichi11) February 5, 2018
お目当ての車は売れてて帰ろうとすると微妙なのを出してくる
のループ
ガリバーにクルマ売りに行って売却を一端検討するってことで帰ろうとしたら、車検書を返してくれなくてしばらく軟禁された話する?
— ฅ^•ω•^ฅ(ねこのひと)ᓚᘏᗢ (@nyagonya_) June 16, 2017
#自動車限定怪談2017
ガリバー最悪だ。別に高い訳でもないのに強引に今日売れと1時間も店に閉じ込められた。もう二度と行かない。#ガリバー #Gulliver
— B君 (@Toppl_Tomi) January 2, 2020
ビッグモーター来たんだけど、全然帰宅させようとしないよぉ。
— であき (@twipolihide) June 7, 2020
なんなら今日契約させようとしてくるよぉ。
明日会社の同年代の先輩と相談してみますって言っても聞いてくれないよぉ。
よくあるやり取りをお見せします。
「今日だけの特別価格」と言ってしつこく契約を迫るのは、買取店の営業マンがよくやるパターン。
中古車の価格は日々下がるというのは本当ですが、1日や2日ではそう変わるものではありません。
とにかくしつこくて帰らせてくれない場合、ハッキリと「警察に通報する」と話しましょう。
一度契約をしてしまうと、後でキャンセルするのは非常に大変です。
「提示された金額では売れない」「迷惑なので警察に通報する」とハッキリ断り、なんとしても契約せずに店を立ち去るようにしましょう。
トラブル2.再査定で査定額を減額される
最近では、かなり少なくなってきましたが、「契約後に査定額を減額する」というトラブルがあります。
よくあるやり取りはこんな感じです。
これは、筆者が買取店のスタッフに取材をしていた時に聞いた話を基にしています。
実際にX(旧Twitter)を見ても減額のことが書かれています。
ビッグモーターで車売り 手続き終わったのに 後から修復歴あるから160万要求して来た 毎日の電話がしつこい 払わないと伝えた後日60万は自社で出すから100万でいいって言われた。国民生活センター自動車購入協会に相談したら1円も払う必要はないとの事。気をつけて#ビッグモーター #悪質
— ドラム缶 (@MTjzyHGKB0zM8vP) November 11, 2022
ビッグモーターに売却の契約したんだけど、今更になって修復歴が認められるから減額するって言われた
— TGR team 凡ミス (@cocoaoishiina) May 22, 2022
フレームか何かに直した跡がある
だから減額だってさ🙄
そんな事故起こしてないんだけど😥
事故は起こしたけど、修理した時にディーラーにはそんなこと言われてない
どうしたら良いのかな?
ビッグモーターから修復歴ありなので25万の減額とか電話があって車返してっていったら5万の減額でも厳しいですかとなり、無理と伝えたら元々の査定で大丈夫とか言い始めた(笑)
— しんねこ⭐︎プリウスα GR SPORT (@shinneko0725) March 22, 2019
凄い会社だわマジで(笑)
ビッグモーター。他社の査定額より出しますって言ったから契約したのに減額してきたけど結局そのままの値段で契約完了できた🙌 減額されても他社より高かったから以外と優しい
— メルモちゃん (@fuyugakirai9999) December 4, 2021
もっと凄いのは、契約後から納車日まで傷つけたり何らかのあれがあったら減額 ガリバーの言い値で納車(真顔で説明してるのに驚愕) 契約無効になりませんか?って聞いたらなりませんね~。。(よく言うな) ガリバー で 車売る バカいんの これがフランチャイズの小僧営業ならよいが直営店の営業だし
— えん (@enpomochi) February 28, 2018
また、2022年12月20日の日刊自動車新聞にも下記のように報告されています。
日本自動車購入協会 車買い取りトラブル消費者相談が急増
中古車買い取り事業者などで組織する日本自動車購入協会(JPUC、井上貴之代表理事)が設置している「車売却消費者相談室」の相談件数が急増している。特に、JPUC非会員企業による買い取り行為についての相談が多い。消費者が買い取りをキャンセルした際の違約金については、買い取り業者の一部で法外とも思われる金額を請求する例もある。JPUCでは、来年3月をめどにホームページを刷新して相談事例を紹介するコンテンツを用意する予定で、広く消費者に注意を呼びかける考えだ。
※出典:一般社団法人日本自動車会議所より
「減額を受け入れる」「キャンセル料を支払う」の二択しか与えず、強制的に減額してしまうのです。
非常に悪質な手口ですが、未だにこうした手法で強引に買い取りをしているところもあるのです。
【対処法①】契約書に減額しないことを明記してもらう
そこでオススメしている方法が、「契約書に後日減額しない」と書かせること。
契約時に約束してもらったことで、後日筆者のもとには契約時の金額が全て振り込まれていました。
契約前の最終確認事項として、「減額なしの全額振込」の約束はしておきましょう。
【対処法②】そもそも減額しない買取業者に依頼する
こちらの方法が初心者にはオススメです。
そもそも減額しない安心できる買取業者を選べばいいのです。
1つ目が、JPUCに加盟している買取業者を選択するというのが一定数の安心材料になります。
例えば、先ほどX(旧Twitter)で見たガリバーやWECARSはJPUCに加盟しています。
一方で、顧客からの評価が高いオートバックスやカーセブンなどは減額しないことを宣言しています。
※出典:カーセブンより
当サイトでは、定期的にX(旧Twitter)や第三者の調査期間、ネットにより買取業者の評判を調査をしております。
減額トラブルの報告もなく、顧客評価が高いのは下記7社です。
これらの買取業者であれば安心できます。
買取業者のオススメについては、下記記事で詳しく解説しています
減額トラブルについては、下記記事でより詳細に紹介しています。
安心できる業者に複数社依頼すれば高額査定を狙える
こうしたトラブルに巻き込まれることなく、安心して車を高く売るなら「複数社で買取価格を比較する」ことは必須です。
下記のX(旧Twitter)の口コミのように買取業者ごとに対応が異なる上、提示する金額も異なります。
車の買取査定した結果
— crown10th (@crown10th) May 22, 2022
上から査定順
ビッグモーター 40万
カーチス 45万
ネクステージ 40万
ラビット 50万
オートバックス 40万
アップル 35万
カーセブン 26万
ユーカーパック(オークション形式) 29万
【今回の買取例】
— 工場長 シゲさん【改良型NX納車待ち】 (@aiko15junky) January 10, 2023
某Tディーラー:230万円(買ったところ)
ビッグモーター:245万円(少し高い)
ネクステージ:250万円(ちょっと上乗せ)
某Lディーラー:270万円(下取りとして)
ラビットさん:272万円(素晴らしい)
義父の車を売却するため、四社の中古車買取業者に同時間に査定に来てもらいました。
— 岡 洋介 / Snapmart CEO (@yosukeoka) January 6, 2019
結果を名刺に書いて頂き、一番高い所に売却。結果は
カーセブン:87.5万
ビッグモーター:72.5万
ラビット:72.3万
アップル:66万
日産ディーラー:55万
こんなに差が出るのか。。。
同時刻一斉査定&入札お薦めです。 pic.twitter.com/rqaZRTBWsl
- 「とにかく安心して車を売りたい」ということなら、ディーラー下取りがオススメ
- 「少しでも高く売りたい」と考えるなら、買取店がオススメ
そしてせっかく買取店で売るなら、ディーラーより圧倒的に高値で手放さなければ意味がありません。
下記の表は、筆者が所有する2017年式「スバル インプレッサスポーツ」をディーラー含め合計8社に査定してもらった結果です。
査定会社 | 査定額 |
---|---|
スバル(ディーラー) | 178万円 |
ガリバー | 200万円 |
WECARS | 225万円 |
ラビット | 210万円 |
カーチス | 200万円 |
T-UP | 154万円 |
ユーポス | 210万円 |
ネクステージ | 217万円 |
この時はネクステージに売却しました。
ディーラー下取りと筆者が車を売却したネクステージの査定価格は、39万円も離れていたのです。
逆に、T-UPの査定価格はディーラーよりも24万円も低く、売却先を間違えるだけで数十万円も損をする可能性があるのです。
複数社に査定してもらうなら一括査定がオススメ
複数社に車を査定してもらうということは、その分買取店を回って査定の依頼をしなければいけません。
筆者は8社を回るのに2週間以上かかり、かなり手間がかかりました。
そこでオススメしたいのが「車一括査定」というサービスです。
車一括査定とは、複数の買取業者への査定依頼が一度に行えるWEBサービス(サイト)のこと。
自分で買取業者を1社1社探す必要がなく、査定額を比較できるため、高く売れるメリットがあります。
自分で買取店を探すのは非常に面倒ですが、車一括査定は専用のサイトから申し込みをするだけで、数ある買取業者に査定の依頼ができてしまいます。
しかも、車一括査定で申し込みをすればほとんどの業者が無料で出張査定に来てくれるので、自分で店舗に足を運ぶ手間が省けます。
さらに、車一括査定サイトを経由して申し込んでいれば、買取業者もライバルが居る前提で査定価格を提示してきます。
面倒な交渉をすることなく、各社が提示してきた最高価格を比較して、一番高く売れる業者に売却すればいいだけなのです。
実際に車一括査定を使って高く売れている人も沢山います。
ちなみに4社の査定額です。
— りーさん🐲 (@RO_HONE) April 24, 2023
名刺の裏に金額を書いてもらい、各社から別々に私が受け取って、せーので裏返して査定額を見ました笑
ビッグモーターが1番でしたが、後から減額するな、したら他で売ると念押ししました。 pic.twitter.com/RJvCFfJCcA
🚗のはようごさいます🚙
— 名倉│昭和式子育てオヤジ (@tana_car9) September 7, 2022
一括査定、3社同時に来てもらって入札形式と言うのを試してみた!
次の車を買うお店下取り査定してもらった額は110万だったので、下限を110万に設定して入札してもらった結果は…
131.4万🎉🥳この数字が出るとは意外だったけど、高ければ高い方がいい!#ネクステージ https://t.co/3wfewa43xz pic.twitter.com/3b8YlXPopb
ハリアー(1年8ヶ月、3.3万キロ)売却まとめ
— かっち (@kacchi25) August 22, 2022
一括査定価格が331万円(入札時+20万)
ディーラー下取りが220万
目安に使用したダイハツAI査定が278万
なお購入価格が諸税含めて313万、残債234万
車を売るなら
①ダイハツAI査定で相場把握
②MOTA一括査定で入札価格把握
③現車一括査定(3社)→名刺裏入札 pic.twitter.com/hQO0QAXHBn
約150万円で購入した平成26年初登録の中古車。4社を集めて入札した結果、めちゃくちゃな価格差。最低298000円、最高633000円。(なお事前のオートバックス査定は50万円)4万キロ以上走ったので、元は取ったと思う。あとは新車の到着を待つのみ。 pic.twitter.com/jellMQjF2I
— 軍手@C101新刊委託中! (@gunziotaku) December 7, 2021
車一括査定のオススメは「カーセンサー」
車一括査定は色々なサイトがありますが、中でもオススメは「カーセンサー」です。
車一括査定の仕組み自体は、どのサイトも変わりませんが、依頼できる買取業者は車一括査定サイト毎に少しずつ異なるのです。
カーセンサーは下記のように参加している買取業者数が圧倒的。
- カーセンサー:700社以上
- ズバット車買取:200社以上
- カービュー買取:300社以上
- ナビクル:100社以上
大手~町の中古車屋さんまで、幅広く依頼できるのが「カーセンサー」なのです。
つまりそれだけあなたの車を高く買い取ってくれる買取業者が見つかる可能性が高いということです。
また、買取業者の連絡の希望日時を伝えたり、メール希望を出せるのもカーセンサーのみ。
任意項目
連絡希望時間帯
また、どうしても複数社からの電話が嫌な場合はオークションを選択するのもオススメです。
オークションを選択すると、電話は1つ(カーセンサーのスタッフ)のみで、第3者の査定員が査定してくれます。
その査定情報をもとに8,000社以上がネットで入札する仕組み。
買取業者と直接交渉するわけではないので、通常の車一括査定の方が高額査定になりがちですが、ディーラー下取りや買取業者1社の査定よりは高くなる可能性があります。
複数社からの営業電話は少なくしたいけど、買取業者としっかり交渉したいという方は「MOTA」がオススメです。
MOTA車買取を使うと、最大20社の買取業者がネット上に概算査定額を提示してくれます。そのうちの上位3社の買取業者のみ交渉権を持つサービスです。
つまり車一括査定のような電話ラッシュはなく、上位3社しか電話が掛かってきません。
もちろんネット上で見れる概算査定額を見て断っても大丈夫です。
車一括査定のオススメについては下記記事でさらに詳しく解説しています
また「とにかく安全な買取業者1社だけに査定依頼したい」方は「カーセブン」がオススメです。
理由は、「キャンセルは7日間OK」「売買契約後の減額がない」ことを公言しており顧客からの評価も高い買取業者だからです。
実際にカーセブンは、オリコンが実施する顧客満足度調査でも常にTOP3に入っています。
売買契約後のキャンセルや減額については下記記事で詳しく解説しています。
カーセブンの評判については下記記事で詳しく解説しています。
また、古い車の買取ならどんな車でも0円以上の買取保証をしている「ソコカラ」「カーネクスト」がおすすめです。
当サイトでおすすめの買取業者ランキングは下記のとおりです。
まとめ
- 車売却の流れは全部で7ステップある
- ディーラーのメリットは「安心感」買取店のメリットは「高く売れる」こと
- 中でも重要なのは「どこに売るか」「査定価格の比較」の2つ
- 車売却に必要な書類は7つあり、査定前に準備しておく
- しつこい営業マンがいても必ず断り複数社で査定を受ける