こんな悩みをスッキリ解消
- 引っ越し先で車を買うから今の車を処分したいと思っている人
- 引っ越しが決まって、車を売ろうか迷っている人
- 引っ越し前と後では、どちらが車を高く売れるのか知りたい人
転勤や結婚など、引っ越しをしなければならないタイミングは意外とあります。
引っ越し先でのライフスタイルを考えた時、「車がいらないかも」となることも珍しくありません。
その時気になるのが、引っ越しで車売るなら「引越し前」「引越し後」どちらが良いのかということ。
この記事では、引っ越しが決まっている人に向けて、車を売るベストなタイミングと必要となる書類を解説。
最後まで読むことで、カンタンに車を最も高く売る方法がわかるようになっています。
車売るなら「引っ越し前」にするべき
先に結論をお話すると、車を売るなら引っ越し前の方がオススメです。
引っ越し前に車売るメリットは以下の2つが挙げられます。
引っ越し前に車売るメリット2つ
- メリット1.書類が少なくて済む
- メリット2.車は1日でも早く売った方が高く売れる
引っ越しは住所が変わることになり、車検証に記載された住所は旧住所ということになってしまいます。
必要書類は後述しますが、引越し後に車を売ろうとすると必要な書類が増えてしまうのです。
そのため、車検証の住所と現住所が一緒である、引っ越し前に車を売る方がカンタンでオススメです。
また車には相場があり、相場は日々下がる一方です。
引っ越しの期間は1ヶ月程度ですが、その1ヶ月の間に新モデルが発表されたり年が変わったら、相場は一気に下がってしまいます。
なるべく早く売る方が高く売れるため、車を売ることが確定しているなら引っ越し前に売ってしまいましょう。
引っ越し前に車売る時の必要書類
引っ越し前に車を売るなら、必要になるものは通常の車売却と同じです。
用意しなければならないものは、下記の表の通り。
必要な書類(もの) | 普通自動車 | 軽自動車 |
---|---|---|
実印 | ○ | |
認印 | ○ | |
印鑑証明書 ※発行から3ヶ月以内 |
○ | |
自動車検査証(車検証) ※車検が切れていないこと |
○ | ○ |
自動車税納税証明 軽自動車納税証明書 |
△ ※必須ではない |
△ ※必須ではない |
自賠責保険証 | ○ | ○ |
リサイクル券 | ○ | ○ |
譲渡証明書 | ○ 通常は買取業者が準備 |
|
委任状 | ○ 通常は買取業者が準備 |
|
自動車検査証記入申請書 | ○ 通常は買取業者が準備 |
|
振込口座情報 | △ | △ |
住民票 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
戸籍の附票 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
△ ※車検証の住所が異なる場合 |
戸籍謄本 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※結婚して名字が変わり 車検証の住所と異なる場合 |
△ ※結婚して名字が変わり 車検証の住所と異なる場合 |
親権者の同意書 親権者が確認できる戸籍謄本など 親権者1名の印鑑証明書 ※発行から3ヶ月以内 |
△ ※所有者が未成年の場合 |
△ ※所有者が未成年の場合 |
引っ越し前であれば、「免許証・印鑑証明書・車検証」の住所が全て同じ状態です。
これらの書類を用意しておけば、特に苦労することなく車を売ることが可能。
車売却書類の準備方法、かかる費用などは以下の記事で詳しく紹介しています。
引越し後に車売る時の必要書類
引っ越し前後で大きく変わるのは住所です。
車を売る時は基本的に、「免許証・印鑑証明書・車検証」に記載されている住所が合致している必要があります。
そのため、上記の必要書類に加えて「住民票」が必要になります。
※出典:名古屋市HPより
住民票に記載される住所は、引越し先の新住所と直前に住んでいた旧住所だけ。
そのため、車検証に記載されている住所から2回以上引っ越しをしている場合、全ての住所履歴が載っている「戸籍の附票(ふひょう)」という書類が必要になります。
戸籍の附票を取得するためには、住民票と同じで役所の市民課に行く必要があります。
手数料は1通300円で、これも住民票と同じです。
そのため、引っ越し後に車を売る場合は、前章で紹介した表に記載さているものの他に、以下の2パターンで追加の書類を用意する必要があると覚えておきましょう。
引越し後に車を売る時にプラスで必要になる書類
- 車検証の住所から引っ越したのが初めてのケース:【住民票】が必要
- 車検証の住所から2回以上引っ越しているケース:【戸籍の附票】が必要
印鑑証明は、引っ越しをして市区町村が変わると、転出届を出した時点で取得ができなくなります。
転入届を出した時に同時に印鑑登録をしないと、印鑑証明書を取得することができません。
印鑑登録は役所ででき、実印を持っていれば転入届を出す時に同時に手続きが可能です。
費用はかからず、印鑑証明書を発行する際だけ数百円の手数料が発生します。
これらが引っ越し後に車を売る方法と必要な書類です。
住民票が必要になるというのが最大の違いと覚えておきましょう。
引っ越し前後でこれだけ車を売る方法が変わるなら、筆者は引っ越し前に売ってしまうことをオススメします。
そこで、引っ越しのタイミングで車を売る際の注意点を次章で紹介していきます。
引っ越しのタイミングで車売る際の2つの注意点
前章までの情報を考慮すると、車を売るベストタイミングは「引っ越し前」です。
さらに具体的な時期を言うと、「引っ越しをするタイミング」がオススメ。
引っ越しで車を使う可能性もあるので、最後に手放して転居するのが賢い方法です。
そこで本章では、引っ越しのタイミングで車を売る際の注意点を2つ紹介します。
引っ越しのタイミングで車売る際の2つの注意点
- 注意点1.引っ越すことを言わない
- 注意点2.地域差による買取価格の違いを考慮する
注意点1.引っ越すことを言わない
車を売る時、営業マンに理由を聞かれても「引っ越し」と言わないようにしましょう。
買取店の営業マンは、引越し後に車を売るのは手続きが面倒ということを知っています。
引っ越しのスケジュールは基本的に変えられないため、車を手放す時期は決まっていると言っても過言ではありません。
となると、買取店側は高額査定を出さなくても、時期が来れば車を手放すと思い足元をみた査定額になります。
そうならないためにも、別の理由を話しておくのが無難です。
注意点2.地域差による買取価格の違いを考慮する
車は地域によって人気車種が違います。
例えば雪国では4WD車が人気であったり、都心部では外国車が人気であったりなど、地域差があるのです。
そのため引っ越しで車を売る方法を紹介するサイトの中には、「転居先の方が高く売れそうな車なら引越し後に売る」と書いてあるものもあります。
例えば引越し先が雪国なら、今乗っている4WD車は引越し先で売るのがオススメということです。
需要が高い地域で求められている車を売った方が有利なのは当然です。
しかし大手買取店では全国統一の査定基準を設けており、どこで売っても買取価格は同じになるようにできています。
それ以上に売る時期を遅らせることによる減額の方が影響が大きいため、筆者は引っ越し前に車を売る方がオススメと紹介しているのです。
早く高く売りたいなら車一括査定の利用は必須
車がカンタンに高く売れるのは引っ越し前というのは、ここまでの説明で分かりました。
しかし引っ越し前と言えば、荷造りなどの準備が忙しくて買取店を回って一番高い店を探す暇などありません。
そこで筆者がオススメしているのは、車一括査定を使って1日で最高価格を提示してくれる買取店を探すこと。
車一括査定とは、複数の買取業者への査定依頼が一度に行えるWEBサービス(サイト)のこと。
自分で買取業者を1社1社探す必要がなく、査定額を比較できるため、高く売れるメリットがあります。
どの車一括査定サイトを使うのがオススメなのかを紹介していきます。
車一括査定とは一度の申し込みで複数社に査定依頼ができるサービス
車一括査定は色々なサイトがありますが、中でもオススメは「カーセンサー」です。
車一括査定の仕組み自体は、どのサイトも変わりませんが、依頼できる買取業者は車一括査定サイト毎に少しずつ異なるのです。
カーセンサーは下記のように参加している買取業者数が圧倒的。
- カーセンサー:700社以上
- ズバット車買取:200社以上
- カービュー買取:300社以上
- ナビクル:100社以上
大手~町の中古車屋さんまで、幅広く依頼できるのが「カーセンサー」なのです。
つまりそれだけあなたの車を高く買い取ってくれる買取業者が見つかる可能性が高いということです。
また、買取業者の連絡の希望日時を伝えたり、メール希望を出せるのもカーセンサーのみ。
任意項目
連絡希望時間帯
また、どうしても複数社からの電話が嫌な場合はオークションを選択するのもオススメです。
オークションを選択すると、電話は1つ(カーセンサーのスタッフ)のみで、第3者の査定員が査定してくれます。
その査定情報をもとに8,000社以上がネットで入札する仕組み。
買取業者と直接交渉するわけではないので、通常の車一括査定の方が高額査定になりがちですが、ディーラー下取りや買取業者1社の査定よりは高くなる可能性があります。
複数社からの営業電話は少なくしたいけど、買取業者としっかり交渉したいという方は「MOTA」がオススメです。
MOTA車買取を使うと、最大20社の買取業者がネット上に概算査定額を提示してくれます。そのうちの上位3社の買取業者のみ交渉権を持つサービスです。
つまり車一括査定のような電話ラッシュはなく、上位3社しか電話が掛かってきません。
もちろんネット上で見れる概算査定額を見て断っても大丈夫です。
車一括査定のオススメについては下記記事でさらに詳しく解説しています
また「とにかく安全な買取業者1社だけに査定依頼したい」方は「カーセブン」がオススメです。
理由は、「キャンセルは7日間OK」「売買契約後の減額がない」ことを公言しており顧客からの評価も高い買取業者だからです。
実際にカーセブンは、オリコンが実施する顧客満足度調査でも常にTOP3に入っています。
売買契約後のキャンセルや減額については下記記事で詳しく解説しています。
カーセブンの評判については下記記事で詳しく解説しています。
また、古い車の買取ならどんな車でも0円以上の買取保証をしている「ソコカラ」「カーネクスト」がおすすめです。
当サイトでおすすめの買取業者ランキングは下記のとおりです。
[車買取店ランキングTOP7]まとめ
- 引っ越しで車売るなら「引っ越し前」の方がオススメ
- 引っ越し後に車を売ると「住民票」「印鑑登録のし直し」が必要になる
- 車を売るなら1日でも早い方が高く売れるから早めがオススメ
- 買取店を探す時間がない場合、車一括査定を使えば1日で車売却が終わる
- 買取店と交渉する時、足元を見られないように「引っ越し」を理由にしない