こんな悩みをスッキリ解消
- 中古車を購入する際の「総額」がどのくらいになのか相場を知りたい人
- 中古車で総額表示のない場合の、総額がどのくらいになるのか知りたい人
- 総額から中古車選びをしたい人
- 中古車の総額にかかる金額の内訳が知りたい人
中古車を探すとき、あなたはどんな方法で探しますか?
インターネットで中古車検索サイトを利用したり、実際に中古車販売店のチラシなどを見たりしますよね。
そのとき、中古車には「総額」の書かれたものと、そうでないものがあることに気が付いたでしょう。
そこで今回は、上記すべての悩みを解決して納得の上で中古車の購入ができるよう、当記事では詳細に分かりやすく解説していきます!
あなたが損することのないよう丁寧に説明していきますから、ぜひ最後までご覧くださいね。
中古車の総額は3つの価格の合計
まず中古車の総額、つまり中古車を購入するときにかかるお金は、ザックリと分けて下記3つの合計です。
中古車の総額はこの3つの合計
- 車両本体価格…中古車の車両そのものに対する金額
- 法定費用…国や地方に車両を登録するために、必須となる最低限の諸費用
- 手数料…販売店が独自に設定する、整備や代行作業に関する手数料
つまり上記すべての数字がそろって提示されれば、それ以上のお金はかからないと思ってください。
ただ車両によっては総額が載っていないケースもあるため「総額が見えずに心配…」と感じてしまいますよね。
そこで次章では、総額が表示されていない場合のパターン例を紹介していきます。
総額が載っていない中古車の価格表示パターン
中古車を探すとき、基本的には下記3つの価格表示パターンがあります。
- 車両価格のみの表示
- 総額での表示
- ASK表示
それぞれ以下に大手検索サイトでの具体例を紹介していきましょう。
車両本体価格だけが書いてあるもの
※出典:グーネット中古車より
※出典:グーネット中古車より
※出典:グーネット中古車より
「本体価格」という部分が車両価格なのですが、これは単純に「車両だけの値段」を表しています。
そのため名義変更手続きなどにかかる手数料などが別途必要になると思ってください。
総額表示がされているもの
※出典:グーネット中古車より
※出典:グーネット中古車より
※出典:グーネット中古車より
総額を見ると、車両価格よりも10~20万円程度高くなっていることがわかります。
これが「法定費用」「手数料」の分です。
一般的な相場としては、車両価格の1割前後、金額にして10~20万円程度になります。
高額な場合のみ:ASKとなっているもの
非常にレアなケースですが、下記のように「ASK」という表示がされているケースもあります。
※出典:グーネット中古車より
※出典:グーネット中古車より
※出典:グーネット中古車より
ご覧いただくと分かりますが、基本的に「ASK」と表示されているものは
- 超高級車
- 入手困難なレトロカー
になります。
そのため一般的な中古車を購入したい人にとっては、正直なところ「ほとんど関係ない」と思っても大丈夫です。
基本は、本体価格は掲載されている
ここまでの価格表示のされ方が一般的であり、99%の中古車販売店が上記のように表示していると思っても問題ありません。
そして例外的なASK表示を除けば、確実に車両価格だけは表示されています。
そのため、実は総額を把握することはそれほど難しくないのです。
次章にて、車両価格から逆算する、総額の相場についてより詳しく説明していきましょう。
中古車の総額相場!法定費用と手数料の目安
先程も一度述べましたが、中古車の車両価格しか分からなかった場合、プラスαで必要なお金は
- 10~20万円程度
- 車両価格の1割前後
のどちらかに当てはまるケースがほとんどです。
というよりも筆者の経験から述べると、プラスα分は車両価格の1割前後に収まるケースが圧倒的に多いです。
つまり300万円の車両価格なら総額で330万円前後、150万円の車両価格なら総額で165万円前後になると思ってください。
ただし、あくまで相場です。
というのも車両価格からプラスαされる部分に関しては「諸費用」と呼ばれるのですが、この諸費用は
- 車検の有無
- 書類を自分で準備するかどうか
などの要因で大きく変化するケースもあるからです。
そのため中古車の諸費用が知りたいという場合には、下記の関連記事もぜひご覧ください。
また以下に、諸費用を構成する「法定費用」と「販売店の手数料」について紹介していますから、引き続き読み進めてくださいね。
法定費用はお店によって変わらない
まず法定費用に関してですが、内訳と大まかな金額は下記のようになっています。
諸費用の種類 | 内訳 | 金額 |
---|---|---|
法定費用 | 自動車税 | 4万円 |
自動車重量税 | 24,600~36,900円 | |
自賠責保険料 | 25,000円 | |
自動車取得税 | 車両価格・年式による | |
車庫証明印紙代 | 2,500~3,000円 | |
リサイクル料金 | 1~2万円 |
「法定」というだけあって、実はこの金額は「どの販売店で購入しても変わらない費用」です。
そのためこの部分に関しては高くもならなければ安くもならない費用であると覚えておいてください。
ただし、どこの販売店も高くしたり安くすることは不可能ですが、
- 登録月が早いと自動車税が高くなる
- 「車検付き」である場合には重量税と自賠責保険料が「0円」になる
- 車両価格と年式によって取得税は変動する
- 車庫証明の印紙代は地域によって異なる
- リサイクル料金は車種によって異なる
ということも同時に覚えておいてくださいね。
販売店手数料の目安
もうひとつの諸費用である「販売店の手数料」ですが、コチラは下記の表の通りになっています。
諸費用の種類 | 内訳 | 金額 |
---|---|---|
販売店が独自に設定する諸費用 | 検査・登録代行費用 | 3~5万円 |
車庫証明代行手数料 | 1~2万円 | |
納車費用 | 3~5万円 | |
希望ナンバー代行費用 | 1万円 | |
陸送費用 | 2~10万円 |
ザックリとした相場を記載していますが、この費用は販売店が独自に設定できるため、実は「割高な可能性もある」といえるのです。
ただし上記の表の金額内に収まっていれば、「一般的な費用だ」と思っても間違いありません。
とはいえ販売店によっては車両価格で安いと思わせておきながら、販売店の手数料で大きな利益を上げる場合がありますから、必ず見積書の明細は確認してください。
総額から中古車を見つける最も簡単な方法
総額から中古車を見つける方法は、下記2点の方法を実践すると確実かつラクをすることができます。
それぞれ以下に分けて説明していきます。
ズバブーン車販売で提案依頼
ズバット車販売は株式会社ウェブクルーが運営する中古車提案サービス。
欲しい車のメーカーや大体の年式などを入力するだけで、中古車販売の最大手ネクステージが理想の1台を探してくれます。
コツは下記のような感じで伝えることです。
- 新車とほぼ同等の軽自動車がほしい、プリウスがほしい
- ディーラー試乗車落ちで5,000km以内の中古車がほしい
- タントで100万以内、新車同等品を提案してほしい
- 通勤にオススメの車を教えてほしい
その後は最寄りのネクステージ店舗で車種の提案を受けるという流れ。それだけで自分の理想に近い中古車に出会えます。
市場には出回っていない優良な中古車が数多くありますので、一度相談してみましょう。
中古車検索サイトで総額から検索する
先程グーネット中古車上で総額表示がされている例を挙げましたが、そのときの探し方も非常に有効な手段と言えます。
実際に流れをキャプチャ画像付きで紹介しますので、下記をご覧ください。
1.希望メーカー、車種を選択する(ボディタイプでも可)
※出典:グーネット中古車より
※出典:グーネット中古車より
2.条件の絞り込みから「支払総額表示有」にチェックを入れる
※出典:グーネット中古車より
どの中古車検索サイトでも、おおむね上記と同じ方法で絞込ができますので安心してくださいね。
重要なポイントまとめ
どうでしたか?ぜひ、あなたの中古車購入に役立ててください! 最後にポイントと共に、おすすめの中古車購入方法を振り返っておきますね。
なかなか市場に出回らない質がいい中古車をお手軽に見つけたい人は…中古車提案サービス「ズバブーン車販売」を使うのがおすすめです。
- 中古車の価格表示は3つに分けられるが、基本的にどのパターンでも「車両価格」の記載はある
- 車両価格の記載だけの場合、プラスαの部分は「車両価格の1割前後」だと思っておけば、ほとんどのケースで正しい
- 総額から中古車を探したい場合は2つの方法があるが、筆者はラクで確実な「ズバット車販売」がオススメ