こんな悩みをスッキリ解消
- 乗らない車をなるべく自己負担ゼロで処分したい
- 廃車買取業者を選ぶポイントを知りたい
- オススメの廃車買取業者とその理由を知りたい
車は買い取ってもらうだけではなく、状態によっては「廃車」を選択しなければいけない時もあります。
その時最も避けたいのが、高額の処分費用を支払うこと。
できれば自己負担ゼロ、あわよくば廃車でも買い取ってもらいたいと誰もが考えます。
そこで本記事では、全国にある廃車買取業者の中でもオススメを厳選して紹介。
無駄な負担なく廃車できる業者を紹介しています。
他にも、自分にピッタリの廃車買取業者を選ぶポイントも解説。
最後まで読むことで、自分が廃車にする理由から、最も適切な廃車買取業者を選ぶ方法がわかります。
廃車買取業者を選ぶポイント4つ
乗らない車を処分する「廃車」には2つの意味があり、運輸支局で登録を抹消するだけなら印紙代の数百円で済みます。
しかし、大体の人が想像する廃車の意味は、「乗らない車を解体処分すること」でしょう。
解体業者に廃車を依頼するとかかる費用
費用 | 意味 | 金額 |
---|---|---|
永久抹消登録 | 運輸支局で登録を抹消すること | 300円 |
解体費用 | 車を解体する費用 | 2万円ほど |
レッカー費用 | 車を移動するレッカー代 | 2~5万円ほど |
リサイクル料金 | 平成17年以前の車を廃車する際の費用 | 2万円ほど |
もう乗らない車を処分すると、大体5万円程度の費用が発生すると言われています。
事故車やボロボロの車だと買取店に売ることもできず、処分料を払うのももったいなくてどうにもできないケースもしばしば。
しかし、これは廃車買取業者選びをしっかりすれば費用の支払いが無くなるのです。
そこで本章では、廃車買取業者を選ぶ4つのポイントを解説。
これから車を処分しようと思っている人は必見です。
廃車買取業者を選ぶポイント4つ
- ポイント1.手数料やレッカー代がかからない業者
- ポイント2.自動車税をしっかり還付してくれる業者
- ポイント3.海外輸出や部品買取をしてくれる業者
- ポイント4.全国対応している業者
ポイント1.手数料やレッカー代がかからない業者
冒頭で「廃車にするには5万円ほどの費用がかかる」と紹介しましたが、廃車業者によっては手数料やレッカー代を無料にしているところがあります。
手数料やレッカー代がかからない業者は、「どんな車でも0円以上で買取」と謳っていることがほとんど。
運輸支局で発生する永久抹消登録の費用もかからないので、一切お金を払うことなく不要な車を処分することができます。
ポイント2.自動車税をしっかり還付してくれる業者
車を譲渡ではなく廃車にする場合、自動車税の還付を受けられます。
自動車税は下記の一覧表の通りで、納付した税額に応じた額が還付されます。
車の区分 | 総排気量 | 2019年10月以降 購入した車の税額 |
2019年10月より前 購入した車の税額 |
---|---|---|---|
自家用乗用車(普通車) | 1L以下 | 25,000円 | 29,500円 |
1~1.5L以下 | 30,500円 | 34,500円 | |
1.5~2.0L以下 | 36,000円 | 39,500円 | |
2.0~2.5L以下 | 43,500円 | 45,000円 | |
2.5~3.0L以下 | 50,000円 | 51,000円 | |
3.0~3.5L以下 | 57,000円 | 58,000円 | |
3.5~4.0L以下 | 65,500円 | 66,500円 | |
4.0~4.5L以下 | 75,500円 | 76,500円 | |
4.5~6.0L以下 | 87,000円 | 88,000円 | |
6.0L以上 | 110,000円 | 111,000円 | |
自家用乗用軽自動車 | 660cc | 10,800円 | 10,800円 |
※2024年11月現在
自動車税は、毎年4月から翌年3月までの分を先払いしているイメージです。
そのため年の途中で廃車にすると残りの月数に応じた自動車税額が還付されるのです。
廃車にする場合、業者が運輸支局に出向いて「永久抹消登録」を行います。
通常、抹消登録から2〜3ヶ月後に「還付通知書」というものが届きます。
ちゃんとした廃車業者であれば、抹消登録証明書を送付してくれるので、そうした業者を選ぶというのもポイントです。
廃車にする人は自動車税の還付を受けられるというメリットがありますが、リサイクル料は支払わなければいけません。
平成17年以降に車を購入している人は、購入時にリサイクル料を支払っている為問題ありません。
中古車として買取してもらう場合はリサイクル料も返金されますが、廃車にする場合はリサイクル料は返ってきません。
必ずその点も覚えておきましょう。
自動車税の還付については下記記事で詳しく解説しています。
ポイント3.海外輸出や部品買取をしてくれる業者
廃車買取業者が手数料やレッカー代を無料にできるのは、引き取った車をしっかり換金できるから。
廃車でも買取してくれる業者は、大半が海外に販路を持っています。
まだまだ乗れる車は修理をして海外で販売したり、部品ごとにバラして販売することで利益を出しています。
こうしたことができるからこそ、廃車を買取できるのです。
例えば、下記は廃車業者「ハイシャル」の買取実績。
※出典: ハイシャルより
事例を見ると、ボロボロの車でも値段が付いて売れていることが分かります。
ポイント4.全国対応している業者
最後に、廃車業者を選ぶなら引き取りが全国対応している業者を選びましょう。
せっかく条件に合う業者を見つけても、住んでいる地域は対応外となっては意味がありません。
全国対応している廃車業者は、全国にあるレッカー業者と提携しています。
そのため、どこに住んでいても無料でレッカー引き取りができるようになっているのです。
廃車買取業者のオススメランキング
前章の説明で「廃車買取業者選びって意外とめんどくさそう」と思った人も多いはず。
そこで本章では、ポイントを全て満たした業者の中でもどこがいいのかを解説。
比較項目 | 1位 ソコカラ |
2位 カーネクスト |
3位 廃車本舗 |
4位 タウ |
5位 ハイシャル |
6位 廃車王 |
7位 廃車ドットコム |
---|---|---|---|---|---|---|---|
おすすめ度 | ※事故車 |
||||||
対応地域 | ◎ 全国 |
◎ 全国 |
◎ 全国 |
◎ 全国 |
◎ 全国 |
◎ 全国 |
◎ 全国 |
手続費用 | ◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
引取費用 | ◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
◎ 無料 |
自動車税還付 | ◎ あり |
◎ あり |
◎ あり |
◎ あり |
◎ あり |
◎ あり |
◎ あり |
自治体の認可 | ◎ 認可 |
◎ 認可 |
◎ 認可 |
◎ 認可 |
◎ 認可 |
◎ 認可 |
◎ 認可 |
キャンセル料 | △ 成約後発生 |
△ 成約後発生 |
△ 成約後発生 |
△ 成約後発生 |
△ 成約後発生 |
△ 成約後発生 |
△ 成約後発生 |
書類発行 | ◎ 可能 |
◎ 可能 |
◎ 可能 |
◎ 可能 |
◎ 可能 |
◎ 可能 |
◎ 可能 |
2024年11月現在
一覧表を見てわかるように、どの廃車買取業者も全国対応と無料引き取りは共通しています。
その他細かい違いがあるので、各業者を詳しく紹介していきます。
1位:ソコカラ
※出典:ソコカラ
「ソコカラ」は、廃車の業界歴が25年とトップクラスに長く申し分ない実績を誇っています。
廃車業界では珍しい全国に22拠点持っており、スピーディーに査定対応してもらえます。
ソコカラは、貿易相手国数が110か国以上もあるため、廃車になるような日本車もしっかり価値を付けて査定をしてくれます。
廃車にかかる手続きが無料の他、レッカー費用など処分にかかる諸費用は全て無料、自動車税の還付も受けられます。
2位:カーネクスト
「カーネクスト」はテレビCM効果もあり、知名度・実績共に急上昇中の廃車買取業者です。
引き取りのレッカー費用も無料で、廃車にかかる費用も一切かかりません。
カーネクストの特徴は、海外に多くの販路を持つこと。
海外での日本車の評価は高く、日本国内では需要がない古い車も海外では高値で取引されています。
そのため、カーネクストでは廃車を海外に輸出して有効活用しています。
部品単位での再販も行っており、どんな車であっても有効活用ができる体制が整っているのです。
もちろん全国対応しており、動かない車でも保管場所までレッカーで来てくれます。
3位:廃車本舗
※出典:廃車本舗
「廃車本舗」も全国対応の廃車買取の専門業者です。
引き取りのレッカー代はもちろん、手続きにかかる手数料も全て無料というのが特徴。
廃車本舗は電話で査定が可能なので、電話をかけた当日または翌営業日には査定金額がわかります。
ボロボロの車でも0円以上の値段が付くので、処分に困っている車でも安心して依頼が可能。
海外に販路を持ち、部品単体での再販もしているからこうしたサービスが可能になっています。
京都、滋賀、北海道に自社の自動車解体工場を持っているため、解体コストを抑えているのも廃車本舗ならではのポイント。
4位:タウ
「タウ」は事故車の買取に特化した廃車専門の買取業者です。
すでに88万台を買い取った実績があり、それだけ信頼できる業者であることを物語っています。
HPを見ると事故車の買取事例も豊富に載っています。(下記一部抜粋)
事故で大破した車はもちろん、エンジントラブルなどで動かなくなってしまった車も買取可能。
タウは他社同様全国対応しており、レッカー代や手数料も全て無料となっています。
還付金を受け取る手続きも全て代行してくれるため、廃車が初めてという人でも安心して利用できるのがポイント。
また、WEB上で事故車の買取相場が分かる「オンライン事故車査定」を搭載。
個人情報不要で買取相場が分かるため、大変便利です。
さらに、専用の相談ダイヤルでは、廃車にする場合と修理して乗る場合でどちらがお得か、シミュレーションをしてくれます。
5位:ハイシャル
「ハイシャル」は、全国に1,000社以上の協力業者があり、廃車する車に応じて適切な販路を確保できるのが強みです。
この1,000社は業界最多であるため、オススメランキング2位と判断しました。
廃車にも種類があり「事故車を得意とする業者、水没車を得意とする業者」など様々。
ハイシャルは協力業者が多いため、どんな廃車でもそれを得意とする業者に引き渡すことが可能なのです。
廃車の種類によって査定するポイントも異なるため、高価買取が望めるより専門性が高い業者とマッチングする可能性が高いのがハイシャルの特徴です。
もちろん、国内で再販するだけではなく、海外輸出や部品単体での再販も可能なため、その車が持っている価値を最大限発揮することが可能。
レッカー費用など処分にかかる諸費用は全て無料、自動車税の還付も受けられます。
6位:廃車王
「廃車王」は全国に約150の加盟店を持つ、廃車買取の専門業者。
全国にある自動車解体工場や中古パーツ業者が、どこでも廃車の引き取りに来てくれます。
廃車王もレッカー費用や手続きの手数料は一切かからず、無料で廃車を処分できます。
一部離島やへき地は、廃車王の協力店がサポートしてくれます。
廃車王は輸出に頼る他社と違い、リサイクル技術に長けています。
そのため使えるパーツがあれば買取金額に反映し、ボディなどはプレス処理をしてリサイクルしています。
徹底したリサイクルによって、どんな車でも無料で引き取ることを可能にしているのです。
もちろん、廃車王も他社同様、還付金を受け取ることができます。
7位:廃車ドットコム
「廃車ドットコム」は全国50の自動車解体工場が参加する廃車買取の専門業者です。
認可を受けた自動車解体工場と連携することで、全国で廃車の買取を可能にしています。
最寄りの業者が引取に行ける仕組みを採用しているため、廃車の無料引き取りに対応。
手続きにかかる費用も一切かからないのが特徴です。
廃車ドットコムは参加する自動車解体工場で車を解体し、販路のある海外に輸出しています。
そのため、ボロボロな車であってもパーツに価値があれば0円以上で買取が可能。
すでに廃車を10万台以上も買い取っている実績がある、信頼できる廃車業者です。
まとめ
- 自分で廃車にすると5万円ほどかかるが、廃車業者に頼むと0円になる
- 廃車にする場合、自動車税の還付が受けられるので手続きの際に必ず確認する
- 廃車業者を選ぶポイントは、「無料引き取り、全国対応」が最も重要
- 海外に販路を持つ廃車業者は古い車でも高値で買い取ってくれる可能性がある
- 廃車業者にも特徴があるので、「どんな理由で廃車にするのか」で適切な業者を選ぶべき