こんな悩みをスッキリ解消
- 8万キロを超えた車は安全なのか知りたい!
- 8万キロ超えの中古車はお得かどうか知りたい!
- どうしたらお得に安全な中古車が探せるのか知りたい!
この記事を読んでいるあなたは、中古車の購入を検討されていると思います。
中古車を買う以上は、できるだけ安全・お得な買い物をしたいですよね。
しかし、8万キロを超えた中古車・走行距離の長い中古車は今後長く乗れるのか心配…と思っていないでしょうか。
結論を先にお話すると、8万キロを超えた中古車は新車の半額以下で買えると同時に、ちゃんと選べば安全性も高いため非常にお得なんです。
「とはいうけど、粗悪な車もあるってことでしょ?どう選べばいいの?」と思ったあなた。
この記事では、8万キロを超えた中古車でも安全な1台を選ぶポイントや、避けるべき車の条件を紹介していますので安心してくださいね。
最後まで読むことで、コストパフォーマンスの高い理想の中古車をカンタンに探す方法が身につくでしょう。
走行距離について:ぶっちゃけ、8~10万キロ程度までなら問題なし!
中古車の走行距離に対しての一般的な意見として、8万キロ走った中古車は長く乗れない…という人も多いです。
しかし中古車のプロの意見をお伝えすると、10万キロ程度までならそうそう故障の心配はありません。
8万キロ程度ならまだ全然状態のいい車も安く見つかるでしょう。
試しに、走行距離と値段の関係について実例を検証してみましょう!
走行距離で値段はこれだけ変わってくる!実例を紹介
車の走行距離は、通常年式と共に増えていきます。
一般的に年間走行距離というのは0.8〜1万キロの範囲が多く、8万キロというのは約8〜10年落ちの中古車ということになります。
そこで、8万キロを超えた中古車がどれほどお得なのか、新車価格との比較表を作成しました。
比較車両
- トヨタ「プリウス」
- 新車平均価格:300万円
走行距離 | 中古平均価格 |
---|---|
1万キロ | 220万円 |
2万キロ | 210万円 |
3万キロ | 190万円 |
4万キロ | 120万円 |
5万キロ | 110万円 |
6万キロ | 90万円 |
7万キロ | 80万円 |
8万キロ | 70万円 |
9万キロ | 60万円 |
10万キロ | 60万円 |
※出典:カーセンサー「プリウスの中古車相場表」より
中古価格は新車時の半額以下となり、まだまだ乗れる中古車を新車の半額以下で購入できるのは非常にメリットが大きいといえるでしょう。
とはいえ、8万キロの中古車=当たりではないことはお伝えした通り。
次章では、同じ8万キロでもお買い得なものとそうではないものの違いを紹介していきます。
同じ8万キロでも年式によって状況と価格は変わる
中古車の条件を「8万キロ」で縛ると様々な状態の車が見つかります。
極端な例を挙げると、1年落ちで8万キロ走っている車は単純に過走行車といえます。
逆に10年落ちの車で走行距離が1万キロという車は、長いこと放置されていた可能性があります。
つまり、走行距離・年式のバランスが極端な車は避けた方が良いでしょう。
一番安心なのは、「年式相応の走行距離である」ということ。
年式と走行距離、どちらかが偏っているとダメな理由
車は工業製品であるため、定期的に動かしていることが長持ちの秘訣です。
長らく使われていない車はオイルが古くなり、部品の動きが鈍くなるんです。
その状態で高速道路の走行など負荷をかけると、車自体の劣化を早めます。
逆に、新車登録から年数が経過していないのに走行距離が多い場合、ハードに使われていたことが予想できます。
使用期間に対して走行距離が多くなれば、当然故障のリスクも高まります。
そうした意味でも、「年式相応」の走行距離の車が一番状態がいいのです。
次は「8万キロ×低年式」、「8万キロ×高年式」のケースに分けて、どう価格が変わるのかの事例を見ていきましょう。
「いや、安全な中古車選びのポイントを知りたいんだ!」という人は「8万キロ超えでも安全な中古車の共通点」までスキップしてください。
8万キロ×低年式のケース
年間1万キロを走行している平均的なケースでは、8万キロを達成するためには単純計算で8年かかります。
しかし、それを大きく下回る年間走行距離の車は「8万キロ×低年式」に分類されます。
こうした車は、長く使われていなかった可能性があるため、今後急激な使用条件の変化に対応できず故障する可能性があります。
そんな車が中古車市場でどう評価されているのか、一例を紹介しましょう。
価格変化の事例1
- 車種:トヨタ「プリウス」
- 走行距離:8万キロ
- グレード:「1.8S」
年式 | 中古車価格 |
---|---|
平成29年(5年落ち) | 104万円 |
平成28年(6年落ち) | 91万円 |
平成27年(7年落ち) | 85万円 |
平成26年(8年落ち) | 69万円 |
平成25年(9年落ち) | 64万円 |
平成24年(10年落ち) | 39万円 |
※出典:カーセンサー「プリウスの中古車」より
価格変化の事例2
- 車種:ホンダ「フィット」
- 走行距離:8万キロ
- グレード:「1.3G」
年式 | 中古車価格 |
---|---|
平成29年(5年落ち) | 95万円 |
平成28年(6年落ち) | 70万円 |
平成27年(7年落ち) | 50万円 |
平成26年(8年落ち) | 40万円 |
平成25年(9年落ち) | 40万円 |
平成24年(10年落ち) | 30万円 |
※出典:カーセンサー「フィットの中古車」より
2つの結果から、同じ8万キロでも年式が新しい方が価格が高いことが分かりました。
当然の結果といえますが、どちらも8年落ちが底値ということも判明。やはり「1年1万キロ」を走った車が一番コストパフォマンスが高いと言えるでしょう。
8万キロ×高年式のケース
8万キロを走るためには一般的には8年がかかりますが、過走行車となれば新しくても8万キロ以上走っているケースも珍しくありません。
そこで、8万キロ以上走っているけど年式が新しい車はどう評価されているのか、中古車の価格を見ていきましょう。
価格変化の事例1
- 車種:トヨタ「プリウス」
- 走行距離:8万キロ
- グレード:「1.8A」
年式 | 中古車価格 | 1年1万キロの中古車の価格 |
---|---|---|
令和4年(新車) | – | 248万円 |
令和3年(1年落ち) | – | 220万円 |
令和2年(2年落ち) | 200万円 | 215万円 |
令和元年(3年落ち) | 156万円 | 185万円 |
平成30年(4年落ち) | 153万円 | 160万円 |
平成29年(5年落ち) | 129万円 | 139万円 |
※出典:カーセンサー「プリウスの中古車」より
価格変化の事例2
- 車種:ホンダ「フィット」
- 走行距離:8万キロ
- グレード:「1.3G」
年式 | 中古車価格 | 1年1万キロの中古車の価格 |
---|---|---|
令和4年(新車) | – | 142万円 |
令和3年(1年落ち) | – | 130万円 |
令和2年(2年落ち) | – | 113万円 |
令和元年(3年落ち) | 83万円 | 103万円 |
平成30年(4年落ち) | 77万円 | 99万円 |
平成29年(5年落ち) | 69万円 | 95万円 |
※出典:カーセンサー「フィットの中古車」より
このように、同じ8万キロ超えの中古車でも年式や状況によって価格は変わります。
長い目で見て故障の心配がなく、なおかつ安く買えるのは「1年1万キロ走行している」中古車だと再度強調しておきますね。
次章ではいよいよ、8万キロを超えていても安全な中古車の共通点を紹介します。
8万キロ超えでも安全な中古車の共通点を紹介!
ここまでお話しした通り、8万キロ走行している車といえば、購入後に全くトラブルの心配がないとはいい切れません。
そこで本章では、少しでも安全な車が選べる、2つのポイントを紹介します。
8万キロ超えの中古車でも安全といえる2つの共通点
- ディーラーが販売している中古車
- 点検記録簿が付いている中古車
1.ディーラーが販売している中古車
8万キロを超えた中古車でも、ディーラーが販売している車なら安心できます。
それもディーラーと同一メーカーの中古車ならなお安心です。
例えばトヨタディーラーで売っているプリウスの中古車なら、販売前にディーラーならではのノウハウで点検や整備がされています。
2.点検記録簿が付いている中古車
点検記録簿というのは、定期点検や車検の際にどこを整備したのか記録してある書類のこと。
半年〜1年ごとに1枚発行されるのですが、これが全て揃っている車はしっかり整備されてきた車といえます。
車検証と一緒に保管されていることが多いので、点検記録簿はしっかり確認しておきましょう。
この2つのポイントが、安全な中古車を見分ける方法です。
次章では、危険な8万キロ超えの中古車の特徴を紹介します。
現車確認で気を抜かない!危険な8万キロ超え中古車の兆候
安全な車もあれば、逆に危険な車もあるのが中古車の特徴。
そこで本章では、危険な8万キロ超えの中古車にありがちな2つのポイントを紹介しますね。
これを回避することが安全な中古車探しのコツと言ってもいいんです。
危険な8万キロ超えの中古車の兆候2つ
- エンジンオイルがきちんと交換されていない車
- 見えない部分が激しく傷んでいる車
1.エンジンオイルがきちんと交換されていない車
エンジンオイルは5,000〜1万キロで定期交換するもの。
その定期交換を怠っていた車は、今後エンジンが焼き付いてしまう可能性があります。
確認する方法は、先に紹介した点検記録簿で交換記録を見ること。
それ以外には、運転席の周辺にオイル交換履歴を記録したステッカーが貼ってあることが多いので、それを確認しましょう。
2.見えない部分が激しく傷んでいる車
車のボディや内装は掃除をすればかなりキレイになります。
しかし下回りを覗き込んだ時にサビが多い車両や、ボンネットを開けた時に溶接部分が傷んでいる車は要注意。
長いこと手入れを怠っていたか修復をした可能性があります。
こうした車は今後長く乗る間に異音やガタツキに悩まされることになるため、注意が必要です。
知る人ぞ知る裏技!8万キロ以上で安全な中古車を購入する方法
さて、ここまでの説明を聞いて、8万キロを超えた中古車で安全な1台を探すのは難しそう…と感じた人も少なくないでしょう。
確かに知識を持っている人でも「確実に安全」といい切れる中古車を探すのは難しいものです。
8万キロ以上でも安全な中古車が見つかるオススメな方法
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- 通勤にオススメの車を教えてほしい
その後は最寄りのネクステージ店舗で車種の提案を受けるという流れ。それだけで自分の理想に近い中古車に出会えます。
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重要なポイントまとめ
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!最後に、8万キロの中古車について要点をまとめておきますね。
- 中古車は10万キロまでなら何の問題もない
- 走行距離8万キロは中古車の底値であることが多くお得
- 「1年1万キロ」で年式相応の走行距離の車が安心
- ディーラーの中古車なら8万キロ超えていても安心
- 安全な中古車を探したいならプロに任せるのが一番いい