こんな悩みをスッキリ解消
・中古車の購入で「陸送費」という言葉を目にしたことがある人
・中古車の陸送費の相場や計算方法が知りたい人
・中古車の陸送費を削減したい人
中古車の購入をするときの項目で「陸送費」という言葉を目にしたことはありませんか?
そして同時に、陸送費が高いと聞いたことがあるでしょう。
ズバリ、それは本当のこと。当記事では高いと感じる陸送費についての悩みについて解消できるように解説しています。
なお、車の陸送費を知りたい、なるべく安く陸送したいという人は「車陸送.com」がオススメです。
中古車の陸送費とは
中古車の陸送費とは、簡単にいうと「輸送費」のことを指しています。
そのため中古車に対して
- 店舗から店舗への移動
- 中古車オークションから店舗への移動
をする場合には、すべて「陸送費」とひとくくりにまとめられます。
そのため、「とにかく車を移動させる場合に発生する費用=陸送費」と覚えておきましょう。
納車費用との違い
「でも、陸送費って納車費用に含まれるんじゃないの?」と思っている人は実のところ多くいます。
あなた自身も、違いについてあまりよく分かっていなかったりしませんか?
実は納車費用は、正式には「納車準備費用」とされていることが多い、販売店独自の諸費用になります。
そして納車費用の内容としては、
- 納車前の車両点検
- 磨きおよび洗車、コーティング作業
- ガソリン代
などが含まれており、陸送費のように移動にかかるお金ではありません。
また「納車費用っていうぐらいだから、車を引き取りに行けば無料になるのでは?」と考えがちです。
ですがあくまで上記の作業に対する費用ですので、基本的に納車費用が無料になることはないと覚えておきましょう。


一目で分かる!陸送費の相場表
陸送費がどのようなものか理解していただきましたが、実はこの費用「めちゃくちゃ高い」という特徴があるのです。
というのも、陸送費は
- 陸送業者によって金額が全く違う
- ぶっちゃけ「相場はない」に等しい
- 算出方法も業者によってバラバラ
など、金額が変動する要因が多くあるからです。
陸送費のだいたいの相場
ただ筆者が実際の業務で感じているザックリとした相場イメージとしては、下記の通りになります。
購入店舗 | 県内 | 県外 |
---|---|---|
ディーラー | 2~3万円 | 3~10万円 |
中古車販売店 | 1~3万円 | 3~7万円 |
ご覧いただくと分かる通り、「ディーラーの方が若干割高」ということになります。
ただし先ほども述べた通り、陸送費は大きく変動することがありますので、その原因について下記に述べておきましょう。
また陸送業者によって金額は大幅に異なるケースが多いですが、筆者の経験則からは陸送の方法別に下記のような相場感だと思っています。
陸送方法の違いによる相場の違い
業者の種類 | 県内 | 県外 |
---|---|---|
陸送専門業者 | 2~3万円 | 2~10万円 |
レッカー業者 | 2~3万円 | 2~10万円 |
販売店 | 0~2万円 | 0~5万円 |
あくまで筆者の経験則に基づいた相場感ですが、非常にザックリとしていることが分かります。
そこで下記に、陸送費が変動する原因について紹介していきましょう。
陸送費が変動する原因
陸送費が変動する原因としては、下記の2つが挙げられます。
- 陸送の方法による違い
- 経由地による違い
それぞれ以下に分けて説明していきます。
陸送の方法による違い
陸送の方法には、大きく分けて3種類あります。
- 陸送専門の業者:大型キャリアカーにて、何台も一気に陸送する方法
- レッカー業者:小型キャリアカーにて、1台をピックアップして陸送する方法
- 販売店:担当者が現地まで行き、実際に乗って帰ってくる方法
この中で金額としては、おおむね「販売店≒レッカー業者>陸送専門業者」となるケースが多いです。
大量輸送ができた方が、コストは削減できますから当然ですよね。
ただしどの方法にも言えるのが「無料になるケースもある」ということです。
というのも、
- 1の場合…大手中古車販売店だと販売利益が大きく見込め、さらに大量輸送によってコスト削減ができるため無料対応する場合がある
- 2、3の場合…同系列の販売店から車両を引っ張ってくる場合や移動距離があまり遠くない場合、手間があまりかからないため無料対応する場合がある
といえるからです。
そのため同系列の店舗から車両を陸送してもらう場合には「無料もしくは格安対応」に期待ができます。
ただし、業者オークションや他の関係ない系列店舗からの陸送の場合は「きっちり陸送費を取られる」と思っておいてください。
経由地による違い
陸送をするとき、経由地によっても金額が異なります。
特に大量輸送をする場合に多いのですが、大量輸送をする場合は
- 地点Aにて2台載せる
- 地点Bにて1台載せる
- 地点Cにて3台載せる
といった作業をし、それぞれ陸送先の地点D、E、F…に引き渡していくことになります。
そのため単純に経由地が多ければ多いほど、手間がかかる=コストがかさむといえるため、結果的に陸送費が多くなってしまうのです。
とはいえ基本的に中古車販売店やディーラーはいくつかの陸送業者と提携。
「1台当たり定額〇万円」といった契約になっているため、大手販売店やディーラーで依頼すれば変動することはあまりないと思っても大丈夫です。



どのお店でも「陸送費」は削れない!
基本的にどの販売店でもディーラーでも、陸送費は削れません。
その理由は単純で、「陸送費は利益を伸さずに実費で記載されていることが多いから」です。
というのも中古車の陸送をする場合、外注の業者に依頼するのが一般的です。
その際、ほとんどの販売店が外注業者から請求された分の金額をそのままあなた向けの見積書に記載しています。
そのため販売店としては陸送費を削ってしまうと、赤字になってしまうのです。
また陸送を自前でしている販売店やディーラーでも、基本的には
- ガソリン代
- 時間当たりの最低単価(人件費)
という実費で請求されます。
もちろん前述したようにお客様との関係性や自社サービスの関係から「無料」などとされるケースもあります。
ただし、最初に記載された金額から安くすることは正直不可能だと思ってください。
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重要なポイントまとめ
- 陸送費用は納車費用とは異なり、単純に「在庫車や仕入れた車を、店舗などに移動するための費用」のことを指す
- 陸送費用は依頼する業者によってまったく値段が異なるため、相場観が無いのが実情
- 陸送費は実費で計上されているケースが非常に多いため、削ることはほとんど不可能だと思った方が良い