2017年1月、スズキの人気コンパクトカー新型スイフト(SWIFT)が
フルモデルチェンジをして、4代目へと生まれ変わりましたね。
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型モデルの基本的な
コンセプトは先代モデルを引き継いでいますが、見た目の印象は
かなり変わった感じが…。
特にフロントマスクのデザインが、先代モデルと比べて大幅に変わったように感じました。
そんな新型スイフト(SWIFT)の試乗に行った際、外装・エクステリアの画像・
写真を撮ってきたので、注目のポイントなどをわかりやすく紹介したいと思います。
スズキ スイフト外装画像レビュー:正面から
今回フルモデルチェンジをして4代目になった新型スイフト(SWIFT)の
正面からのデザインは、このようになっています。
大口になったフロントグリルのデザインが印象的ですよね。
今回新発売されたこの新型スイフト(SWIFT)は大きく分けて、カジュアルな
デザインが特徴のの”標準モデル”とスポーティな”RS”が用意されていますが、
今回私が見たのは、RSモデル。そして、グレードは、1.0リットルの
ターボエンジンが搭載された”RSt”でした。
発売前に雑誌やネットで見た限りでは、「ちょっとダサいかも!?」と、
思ったのですが、実際に見てみると思ったよりもまとまっている感じが…。
ちょっとレトロ感もあり、個人的には好みの外装デザインでした。
そんな新型スイフト(SWIFT)のフロントマスクの特徴を紹介したいと思います。
注目ポイント1:フロントグリル
今回新発売されたこの新型スイフト(SWIFT)の正面からのデザインで
印象的だったのが、フロントグリルのデザイン。
この新型モデルでは先代モデルと異なる大型の六角形のフロントグリルを採用。
そのため、先代モデルよりも迫力のあるフロントマスクに…。
ただ、何となくマツダのクルマっぽい感じもありましたが…。
また、今回私が見たモデルの”RSt”などRS系のグレードでは、フロントグリルに
赤い一本ラインを装着。また、専用のフロントグリルやバンパーを装着。
なので、RSと標準モデルを見分けるのは、カンタンです。
このように新型スイフト(SWIFT)の標準モデルとRSをしっかりと差別化をして、
上位モデルのRSオーナーさんの所有感を満たすデザインになっているのは、好印象でした。
注目ポイント2:ヘッドライト
今回私が見たRStグレードなど新型スイフト(SWIFT)の上位モデルでは、
LEDヘッドライトが標準装備。
実際にヘッドライトを点灯してみると、このような感じ。
先代モデルと比較すると、かなりシャープな印象に…。
精悍さが増したこの新型モデルのヘッドライトのデザインは、とても良いと思いました。
ちなみに、新型スイフト(SWIFT)の下位モデル”XGグレード”や”XLグレード”では、
LEDではなく、ハロゲンのヘッドライトになるので、ご注意を…。
注目ポイント3:フロントフォグランプ
今回新発売された新型スイフト(SWIFT)では標準車の最廉価モデルXGグレードを除いて
全グレードにフロントフォグランプが標準装備。
このクルマのフロントフォグランプを点灯すると、このような感じ。
ランプのサイズや台座が大きいので、意外とインパクトがありますよね。
競合車でもあるフィット3やノートなどでは上位モデルにしか標準装備
されていないフロントフォグランプが、このクルマではほとんどの
グレードの装備されているのは、メリットの一つなのかなと思いました。
スズキ スイフト外装画像レビュー:横から
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型スイフト(SWIFT)の
サイドからのデザインは、このようになっています。
この新型モデルでは、ピラーがすべてブラックアウト化されており、
ルーフ(天井)が浮き上がってみえるようなフローティング デザインを採用。
また、後部座席横のサイドウィンドウのサイズが小さく、ブラックアウト化
された後端のピラーが強調されたデザインなっている事もあり、サイドから
見ると、かなり引き締まった印象に…。
このインパクトのあるデザインも新型スイフト(SWIFT)の外装・エクステリアの
注目ポイントの一つなのかなと思いました。
注目ポイント1:後部座席用アウトドアハンドル
今回新発売された新型スイフト(SWIFT)の外装・エクステリアの
特徴の一つが、後部座席用のアウトドアハンドルのデザイン。
今回新発売されたこの新型モデルのリヤ用のアウトドアハンドルは
サイドウィンドウの後ろ側に設置され、存在感を薄くしたデザインを採用。
トヨタのC-HR/CHRやホンダのヴェゼル/ベゼル(VEZEL)など最近人気の
コンパクトSUVでこのようなデザインのドアハンドルを採用しているクルマが
増えてきましたが、コンパクトカーでは珍しいですよね。
■ヴェゼルの後部座席用のアウトドアハンドル
ただ、新型スイフト(SWIFT)の後部座席用のアウトドアハンドルは、
縦型になっており、また、サイズが小さいため、操作性はあまり良く
ないのかなと思いました。
また、アウトドアハンドルをサイドウィンドウの後方に設置すると、
斜め後方の死角が大きくなるという欠点・デメリットも…。
使い勝手だけではなく、視界性の面からも新型スイフト(SWIFT)の
後部座席用のアウトドアハンドルのデザインは、少々残念でした。
注目ポイント2:タイヤ&ホイール
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型スイフト(SWIFT)は、
グレードによって、3つの異なるサイズ&デザインのタイヤ&ホイルを用意しています。
・RS専用 16インチタイヤ&ホイール
・標準車用 16インチタイヤ&ホイール
・XGグレード用 15インチタイヤ&ホイール
そして、今回私が見たRStグレードは、このようなデザインのタイヤ&ホイールを装備。
私が見た新型スイフト(SWIFT)のRStのグレードは切削加工&ブラック塗装が
施されており、スポーティーさが強調されたデザインに…。
このタイヤ&ホイールの違いも新型スイフト(SWIFT)の標準モデルと
RSグレードの大きな違いの一つなのかなと思いました。
スズキ スイフト外装画像レビュー:後ろから
今回フルモデルチェンジをして新発売された新型スイフト(SWIFT)を
後ろから見ると、このような感じ。
また、RSグレードになると、このようにエンブレムの下にRS専用エンブレムが
搭載されます。オーナーの所有感をくすぐるRS専用エンブレムは、好印象でした。
注目ポイント1:リヤコンビネーションランプ
先代モデルと大きく変わったのが、リヤコンビネーションランプのデザイン。
先代モデルでは三角形のようなデザインだったのに対し、今回新発売された
この新型モデルでは、真後ろから見ると四角形のようなデザインに…。
■新型スイフトのリヤコンビネーションランプのデザイン
ただ、競合車でもあるホンダのフィット3(FIT3)や日産のノートの
リヤのデザインと比較すると、少し迫力不足のような感じが…。
先代モデルでも感じましたが、個人的にはもう少し迫力のある
リヤデザインの方が良かったです。
今回フルモデルチェンジをして新発売された3代目新型スイフト(SWIFT)の
外装・エクステリアは、このようなデザインになっていました。
大型のフロントマスクを装備するなど迫力のあるフロントマスクに
なったのはとても良かったのですが、ちょっと気になったのはリヤのデザイン…。
また、サイドウィンドウに組み込み、存在感を薄めた後部座席用の
ドアハンドルのデザインや使い勝手も少々気になりました。
もしこれから新型スイフト(SWIFT)の試乗される方は、デザイン性だけではなく、
後部座席のアウトドアハンドルの使い勝手や操作性などもしっかりと確認してみてくださいね。