ホットハッチ日本代表!スズキ・スイフトスポーツ試乗レポート!


「ホットハッチ」と聞いて思い浮かべるクルマはなんでしょうか?VW・ゴルフ GTIやルノー・メガーヌ RS、メルセデスのA45 AMGなど欧州車のイメージが強いですが、日本車にもあるのです!欧州車に負けないホットハッチが!それが、スズキのスイフトスポーツです!

3代目となる現行のスイフトスポーツが発売されたのは2017年の9月。スズキの世界戦略車として、日本のみならずアジア、そしてライバルの多い欧州市場をターゲットに開発されたこともあり、その力の入り方は並大抵のものではありません。

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5ナンバーサイズから3ナンバーサイズへ

今回のフルモデルチェンジで大きく変わったのは、そのサイズです。それまではコンパクトハッチらしい5ナンバーサイズでしたが、新型ではベースモデルから40mm拡大された1735mmとなり、3ナンバーサイズへと変更されたのです。ワイド化されたことで、走行性能的には大きなメリットが生まれました。

また、日本独自の規格である5ナンバーサイズという制約を取り払ったことで、グローバルレベルの走りを手に入れることができました。ノーマルモデルのスイフトであれば、取り回しの関係から5ナンバーサイズを死守するメリットはあるかもしれませんが、走りに特化したスイフトスポーツであれば、ユーザーもサイズよりも走りの性能を求めるでしょう。ちなみに、スイフトスポーツでは全長もノーマルモデルよりも50mm拡張されています。

車重は驚異の1トン切り

スイフトスポーツに搭載されるエンジンは、従来の1.6リットル自然吸気のものから新世代の1.4リッターターボに刷新されました。これはエスクード用エンジンをハイオク仕様にしたダウンサイジングターボです。組み合わされるトランスミッションはCVTから6速ATへと変更されました。

3ナンバーサイズとなった新型ですが、スズキ得意の軽量化技術が発揮され、約70kgという大幅な軽量化がなされています。その結果、車重は驚異の970kg(MTモデル)となっています。軽量化が走りに好影響を与えることは言うまでもありません。最高出力140馬力、最大トルク23.4kgmというスペックと合わせて、試乗する前から期待がとまりません。

MTモデルとATモデルを同時に試乗

今回は、スイフトスポーツのMTモデルとATモデルを同時に試乗することができました。試乗コースは箱根のワインディングという、最高のシチュエーションでした。

まずはMTモデルです。スイフトスポーツにおいてはATモデルよりもMTモデルの方が販売的に優勢ということあり、MTモデルでも装備面などで劣っているということはありません。ブレーキとクラッチを踏み、プッシュスタートボタンを押すと、野太いエキゾーストノートが車内に響き渡ります。

決して重くはないクラッチペダルをゆっくりと離し、アクセルを踏み込むとまちわびたかのように車体は前へと進みます。ここから先は、アクセルをどこまでも踏み込みたいという欲求にいかにして打ち克つかという自分自身との戦いとなります。そのくらい、走り出しの一瞬でこのクルマの魅力を知ることができました。

スピードに乗りはじめると、硬めのアシとシートが気になります。ただ、欧州の競合モデルと比べるといくぶんスイフトスポーツの方がコンフォートなのではないでしょうか。少なくともドライバーとしてはアシやシートの硬さを不快に感じることはありませんでした(同乗者はどうか知りませんが…)。

シフトフィールは、ショートストロークがバシバシと決まり、マニュアルトランスミッションも現代風に進化していることを感じさせます。シフトやクラッチが重すぎるということはないので、街乗りでもそれほど苦になることはないでしょう。

ただ、街乗りも含めたコンフォート性という意味では当然ですがATモデルの方に分があるでしょう。6速ATはシフトショックもほとんどなく、スムーズな加速をしてくれます。何よりもパドルシフトでの変速が楽しいです。それだけでなく、高速道路での減速にも役立つので、個人的にはATモデルのほうが好みです。サーキットなどで全開走行する際も、よほどシフトチェンジが上手い人でなければ、MTモデルよりもATモデルの方が速いのではないでしょうか。

現時点では日本最高のホットハッチ

タイトルの通り、スイフトスポーツが現時点で日本最高のホットハッチであるということは間違いないでしょう。このスペック、完成度のクルマが200万円そこそこで購入できるというのは魅力的なのではないでしょうか。初代や2代目のスイフトスポーツを知る方からすると高くなったと思われるかもしれませんが、現行のスイフトスポーツには安全装備などもしっかり含まれているので、値段相応と言えるでしょう。

間違いなく、おすすめできる1台です。


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