三菱 RVR試乗レビュー【北国や地方都市では確実に需要がある!】


1.8リットルエンジンとCVTの組み合わせは、ここぞの加速で役不足感が否めないものの、デビューから8年が経過しているにも関わらず、少なくとも都内を軽く流しただけでは、シャシーを含め古さは感じなかった。普通に走る分には特に不自由のないクルマである。

個人的にRVRの美点と思うのが、取り回しの良さ。今回うっかり細い路地に迷い込んでしまったが、着座位置が高くボディの見切りが良いため非常に助けられた。デザインを志向するあまり、肝心の使い勝手を犠牲にしている某社には無い優しさがそこにはあった。パジェロで培ったSUV作りの上手さがここにも生かされているのだろう。

結論。コンパクトSUVクラスは今やすっかり激戦区となっており、各社からエッジの効いたモデルが多彩にラインアップされている。RVRも、もっとポジショニングを明確にした方が良いと思ってしまうのが正直な感想だが、そこはデザインとS-AWCによる走りを売りにした”弟”のエクリプスクロスに任せ、”兄”であるRVRは、飛び道具はないものの真面目にSUVの本質を追求していくのが良いのかもしれない。

スターティングプライスも他車に比べると低く、積雪が多い北国や悪路の残る地方都市などでの需要は確実にあると思われる。ただそのような層が本気でAndroidオートやAppleCarplayを必要としているのかは甚だ疑問の残る、金曜の夜11時であった。


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