欧州車とは違う魅力を持った、アメリカン・ラグジュアリーを体現する1台、キャデラック XT5


キャデラックと聞くと、古き良き時代のアメリカの高級車というイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。あるいは、大型の高級SUVで少し怖目のお兄さんが乗っている、というイメージもあるかもしれません。いずれにせよ、身近なブランドとしてとらえている方は少ないのではと思います。

今回は、キャデラック XT5を試乗してみました。正直、私自身もXT5と聞いてどんなクルマであるのか、事前にイメージすることが難しかったのは事実です。そんなXT5について紹介したいと思います。

XT5が日本で発売されたのは、2017年の10月28日です。ブランドにおけるポジションとしては、これまで販売されていたSRXと同じであることから、事実上SRXの後継車種と言って差し支えないでしょう。

搭載するエンジンは3.6リットルのV型6気筒エンジンです。欧州ブランドは直列4気筒のエンジンが増えていることから、今では大排気量のV6エンジンというのは珍しくなりつつありますが、パワフルな走りが期待できそうです。組み合わされるトランスミッションは8速です。最上級車種であるCT6と同じ組み合わせですね。加えて、今回試乗した上級グレードのPlatinumには、路面状況に応じて減衰力を調整するリアルタイムダンピングサスペンションが搭載されており、走りはさらに期待できそうです。

アクセルを踏んですぐに、この期待は実感へと変わります。スタイリッシュなエクステリアは、かつてのキャデラックのような巨大さを良い意味で打ち消していますが、実際にはそれなりのサイズがあります。にもかかわらず、3.6リットルのV型6気筒エンジンはそのボディをスムーズに前へと進めます。8速ATもシフトチェンジの際の嫌な振動はなく、その内装と相まってスマートかつラグジュアリーな走りを実現しています。このあたりの絶妙なチューニングは、さすがアメリカを代表する高級車ブランドといったところでしょうか。こうしたチューニングは、単なるスペックでは語ることができない、ノウハウの結晶と言えるでしょう。


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