使い勝手やサイズが”ちょうどよい”のコンセプトのホンダのコンパクト
ミニバンの新型フリード(Freed)がフルモデルチェンジをして、新発売されましたね。
先日この新型モデルのガソリン車を試乗させてもらったのですが、
このクルマのコンセプト通り視界性も良く、取り回しも良く運転しやすい!
>>> 新型フリードの試乗の感想【運転席からの視界性&見切りはどうだった?】
また、今回フルモデルチェンジをしたホンダの新型フリード(Freed)の
乗り心地も、先代モデルよりも格段に良くなっているように感じました。
そんな新型フリードの乗り心地は、どのような感じだったのか?
また、カーブを曲がった時の安定性はどうだったのか?
実際にこのクルマを試乗をした時の感想を紹介したいと思います。
新型フリードの試乗インプレ:乗り心地はどんな感じ?
今回私が試乗させてもらった新型フリードは、ガソリン車の最上位モデル
“G ホンダセンシング”の7人乗り。ちなみに、このモデルでは15インチ
サイズのタイヤ&スチールホイールを装備していました。
今回の試乗ではキレイに舗装された複数車線ある広いアスファルト道路や
細い路地などを20分~30分程度運転させて貰いました。
このような道路を試乗させてもらったのですが、今回フルモデルチェンジを
して新発売された新型フリード(Freed)の乗り心地は、ホンダのクルマにしては、
思った以上にしなやか。
この新型も出るの乗り心地は、他のメーカーの車種や競合車のトヨタの
新型シエンタ(SIENTA)のガソリン車と比較すると若干固めの印象を持ちました。
しかし、この新型モデルの乗り心地は固すぎず、柔らかすぎずの運転がしやすい
ちょうど良いセッティングになっているように感じました。
なので、運転をしていてとっても快適!
先代モデルのフリード(Freed)は足回りが硬すぎて、ゴツゴツ感があるのが、
かなり気になっていました。2列目&3列目シートの乗り心地もあまり良く
ありませんでした。また、、「これって本当にファミリーカー!?」と、
疑いたくなるような乗り心地でした。
しかし、今回の新型モデルでは乗り心地が大幅に改善。
「これって本当にホンダのクルマ!?」と、驚くくらいとても当たりの良い
乗り心地になっており、2列目&3列目シートに座ってもとても快適な満足感の
高いクルマになっているように感じました。
私のような固めの乗り心地の人だけでは無く、柔らかめの乗り心地が好みの
人でも満足できそうな調度良いセッティングになっていました。なので、
ホンダの新型フリード(Freed)は、誰が運転しても満足できるような
快適性の高いクルマになっているように感じました。
揺れの吸収が早いフラットな乗り心地が好印象
また、今回フルモデルチェンジをした新型フリード(Freed)を試乗して見て
良いと思ったのは、ゴツゴツ感を感じられないフラットな乗り心地になっていた事。
先代モデルではキレイなアスファルト道路を運転していても路面の細かな凹凸を
拾うくらい固めの乗り心地になっていましたが、この新型モデルでは路面の細かい
デコボコを上手にいなしてくれます。
マンホールや歩道など大き目の段差を乗り越えるとさすがに突き上げ感が
ありますが、小さな路面の凹凸は全く気になりません。
また、今回の試乗は街乗りのみで、時速40km/h~50km/hで走行している事が
多かったのですが、道路のうねりや段差を乗り越えた時の揺れの収まりも
とっても早く、フラットな乗り心地になっていたのも良かったです。
実際にこのクルマを試乗した時に2列目シート&3列目シートにも座ったのですが、
揺れがしにくいフラットな乗り心地なので、クルマ酔いがしにくいのかなと言った
印象を持ちました。
先代モデルのオーナーが羨むくらい快適になっていた新型フリード(Freed)の
乗り心地は、大満足でした。
ただ、今回私がこの新型フリード(Freed)を試乗した時はまだタイヤや
サスペンションが馴染んでいないためか、タイヤがパンパンに張っている
ような固さや若干のふわふわ感はありました。
しかし、100km程度運転をして、タイヤやサスペンションが馴染んできたら
もう少ししっくりとする乗り心地になるのかなと思いました。
新型フリードの乗り心地インプレ:カーブを曲がった時の安定性も向上
今回フルモデルチェンジをしたホンダ新型フリード(Freed)はカーブ時の
安定性も良く、不快なロールもしっかりと抑えられているように感じました。
ミニバンのような車高の高いクルマで少し無理をしたスピードで
カーブに侵入すると、必要以上にクルマがカーブをする方向に傾くシーンが
ありますよね。
しかし、今回新発売された新型フリード(Freed)では、この傾きやロールを
しっかりと抑えてくれています。この新型モデルでちょっと無理なスピードで
カーブに侵入してもリヤのタイヤとサスペンションがしっかりと踏ん張って
くれるので、不快なクルマの傾きもなくスマートに走り抜けていってくれます。
運転席が高いので、若干の腰高感は感じましたが、安定感もあり、
ミニバンを運転していると言うのを忘れそうな走り心地。
試乗に同乗してくれたディーラーさんの話によると、この新型モデルは、
先代モデルよりも重心を約8mm程度下げたようです。また、ロールを低減
するためにスタビライザーを改良したようです。
実際にこのホンダ新型フリード(Freed)に乗って、少し無理なスピードで
カーブをすると、足回りの改良の効果がしっかりと実感できるような
乗り心地と安定感。
今回の試乗は市街地のコースだけで山道は運転できなかったのですが、
これなら山道の連続カーブを運転してもグイグイと走り抜けることが
できそうな感じがしました。
このミニバンとは思えないカーブを曲がった時の安定性とコーナリング時の
キビキビ感は、競合車・ライバル車のトヨタの新型シエンタには無いホンダの
新型フリード(Freed)の魅力・メリットの一つかなと思いました。
今回フルモデルチェンジをして新発売されたホンダの新型フリード(Freed)の
乗り心地は、このようになっていました。
新しくなった新型モデルは先代モデルと異なり、小さい段差の衝撃を
上手に吸収してくれるので、とても快適に運転をする事ができました。
また、新型フリード(Freed)は、この身体や同乗者に優しい乗り心地に
なっているように感じました。
今回新発売されたホンダ新型フリード(Freed)は、ホンダのクルマの中でも
特に乗り心地が良かったです。もしこのクルマが気になる方は、しっかりと
試乗をして乗り心地も確かめてみてくださいね。