クーペのような伸びやか&スタイリッシュなデザインが特徴のコンパクトSUV
CHR/C-HRがトヨタから新発売されましたね。
今回発売された新型モデルはデザイン性・見た目の良さを重要視したため
後部座席の広さや収納スペースなどかなり割り切った考えに…。
>>>【ファミリーカーとして使うのは無理!?】CHRの収納スペース画像レビュー
このように使い勝手は二の次・三の次になっているので、荷室もそれほど
広くないと思っていたのですが、実際に見てみると、思ったよりも広い!
これは良い意味で予想を裏切られました。
そんなトヨタCHR/C-HRの荷室サイズはどのくらいなのでしょうか?
先日、ディーラーに試乗をしてきた際、このクルマの荷室サイズ&容量を
確認してきたので、紹介したいと思います。
トヨタCHRの荷室サイズ:後部座席使用時の広さは?
今回トヨタから新発売されたCHR/C-HRの荷室・ラゲッジスペースは、
このようなサイズ・広さになっています。
思ったよりも広いと思いませんか?
ボディの高さをギュッと抑えたクーペのようなスタイルなので、荷室・
ラゲッジスペースの高さもあまり期待できないと思っていたのですが、
荷室高も十分な高さで個人的には好印象でした。
そんなCHR/C-HRのですが、後部座席を起こした状態での荷室サイズは、
このようになっていました。
■トヨタC-HR 後部座席使用時の荷室サイズ
荷室長:約770mm
荷室幅:約955mm ~ 約1,100mm
荷室高:約675mm
そして、後部座席を使用時の荷室容量は、318リットルとなっております。
競合車よりも荷室・ラゲッジスペースは広い!?
コンパクトサイズのSUVの中で一番人気のホンダのヴェゼル/ベゼルの
荷室・ラゲッジスペースの奥行きは約800mmとなっており、このクルマよりも
若干広くなっております。
■ホンダ ヴェゼルの荷室・ラゲッジスペース
一方、競合車の一つでもある日産ジュークの荷室長は約660mm、マツダのCX-3の
荷室長は約690mmとなっており、これらのクルマよりCHR/C-HRの荷室サイズは
広くなっております。
■日産ジュークの荷室・ラゲッジスペース
このようにCHR/C-HRのラゲッジルームは、ヴェゼルには及ばないものの
それ以外の競合車・ライバル車には優るとも劣らない荷室サイズを備えています。
なので、競合車と比較して、このクルマの荷室は劣っている訳ではありません。
元々このCHR/C-HRの荷室・ラゲッジスペースの広さには期待していなかった
部分もあるのですが、「全高の低いクーペスタイルのデザインで、よくここまで
広い荷室を確保したな。」と、個人的には感心をしてしまいた。
トノカバーを使用すると、荷室高はかなり狭く…
今回新発売されたトヨタ CHR/C-HRでは、ハードタイプのトノカバーが
標準装備されています。(正式名称は、パッケージトレイと呼ぶようですが…)
荷室フロアからラゲッジボードまでの高さは、約385mm。
元々の荷室の高さは約675mmなので、かなり低くなってしまいますね。
ディーラーさんは、「このクルマは、リヤウィンドウの傾斜が大きいため、
ラゲッジボードを外しても、荷室としても使えません。なので、ボートを
使用してもしなくても、荷室の使い勝手に影響はありません。」と、仰っていました。
ただ、個人的にはやはりラゲッジボードはない方が荷室・ラゲッジスペースは、
使い勝手はよくなるのかなと思いました。