インドからの逆輸入車として発売されたい新型バレーノ(BALENO)から
ターボエンジンを搭載した最上位モデルXTグレードが新発売されましたね。
先日、この新型バレーノ(BALENO)のXTグレードを試乗してきたのですが、
乗り心地は思ったよりも良い!
また、それ以上に驚いたのは内装・インテリアのデザイン性。
特にインパネのデザインや機能性は、XGグレードよりも格段に良くなっていました。
今回新発売された新型バレーノのXTグレードのインパネはどのような
デザインなのか?また、下位モデルのXGグレードとの違いはどこにあるのか?
遂に新発売された新型バレーノ(BALENO)のXTグレードのインパネを徹底的に
レビューしていきます。
新形バレーノ内装・インパネ画像インプレッション
今回新発売された新型バレーノ(BALENO)の最上位モデル”XTグレード”の
内装・インパネは、このようなデザインになっていました。
ちなみに下位モデルの”XGグレード”の内装・インパネは、このようになっています。
今回新発売されたXTグレードとXGのインパネは、基本的には同じデザインを採用。
ただエアコンまわりのデザインが異なるだけで、内装・インパネの雰囲気は
まったく異なって見えました。
実際にこの新型バレーノ(BALENO)のXTグレードの内装・インパネを見てみると、
XGグレードで感じたような安っぽい雰囲気は全くなく、競合車・ライバル車に
劣らない上質感のあるデザインになっているのは、好印象でした。
他のクルマと一線を画すようなインパネの中央に向かって伸びていく
曲線的なデザインがインパクトがありますよね。この流線的なデザインは
新型バレーノ(BALENO)の魅力の一つなのかなと思いました。
また、今回新発売された新型バレーノは、プッシュ式のエンジン
スターターやシートヒータも標準装備。
このように基本的なクルマの機能や装備が充実しているのも、このクルマの
魅力・メリットなのかなと思いました。
新型バレーノXTグレードの注目装備1:ハンドル
今回新しく発売された新型バレーノのXTグレードの注目の装備の一つは、ハンドル。
この上位モデルのXTグレードのハンドル・ステアリングホイールに
採用されているデザインや機能は、下位モデルのXGグレードと全く違いました。
こちらがそのXTグレードのハンドル・ステアリングホイール。
そして、こちらが下位モデルのXGグレードのハンドル。
この2つのモデルの違いの一つが、使用されている素材。
新型バレーノ(BALENO)のXGグレードのハンドルがシンプルなウレタン素材を
使用しているのに対し、今回新発売されたXTグレードは高級感のある本革巻きを採用。
しかも、今回このXTグレードの採用されていた本革は手にシットリと
馴染むようなスムーズレザーのような素材を採用。
見た目のデザイン性だけではなく、実際にハンドルを握ったグリップ感・
握り心地もかなり良かったです。この手にしっとりと馴染むような
グリップ感は、この新型バレーノ(BALENO)のXTグレードの魅力の
一つなのかなと思いました。
この2つのグレードでは機能面でも違いが…
また、新型バレーノ(BALENO)の上位モデルXTグレードとXGグレードでは、
ハンドル・ステアリングホイールに装備されている機能も異なります。
XTとXGグレードのハンドル・ステアリングホイールの違いの一つが、パドルシフト。
今回遅れて登場した新型バレーノのXTグレードのハンドルの左右の付け根には、
このようにパドルシフトを装備。
そしてXTグレードのシフトパネルを見ると、XGグレードには無かった
マニュアルモードが装備されています。
■XTグレード
■XGグレード
私も実際に新型バレーノXTグレードを試乗した時、このマニュアルモードも
試させてもらったのですが、シフトチェンジもとてもスムーズで使いやすく、
また、しっかりとシフトチェンジをしているのがわかる乗り心地。
素早くシフトチェンジをして山道やワインディングロードをキビキビと
走り抜けたい時や、急勾配でエンジンブレーキをかける時にはとても
良いのかなと思いました。
このレスポンスも良い新型バレーノ(BALENO)のシフトレバーは、
山道を頻繁に運転する人にとっては重宝するのかなと思いました。
また、今回新発売された新型バレーノ(BALENO)のXTグレードは、
センターコンソールなどが装備されているセットオプション装備車でした。
そのため、ハンドルの左側にはステアリングオーディオスイッチが
装備されていました。
このステアリングオーディオスイッチの有無もXGグレードとの違いの一つ。
ただセットオプション装備車を搭載していない普通のXTグレードでは、
このステアリングオーディオが装備されないのでご注意を…。
新型バレーノXTの注目装備2:エアコン&ヒーター
また、新型バレーノ(BALENO)の上位モデルXTグレードとXGグレードの
大きな機能の違いの一つが、エアコンコントローラー。
XGグレードではこのように見た目もシンプルなマニュアルの
エアコンだったのに対し、上位モデルではフルオートエアコンを採用。
■XTグレード
■XGグレード
見た目の違いも大きいですが、エアコンとしての機能面も違いもかなりありました。
新型バレーノ(BALENO)のXTグレードのエアコンは、温度設定も0.5度の
刻みですし、また、風量の調節もXGグレードと比べて大幅にアップ。
今回新発売された新型バレーノ(BALENO)はインドからの逆輸入車ですが、
競合車となるフィット3(FIT3)やデミオ(DEMIO)など国産車に劣らない機能に
なっていたことが、何よりも良かったです。
温度調節や風量調整のスイッチが若干小さいのが試乗をしていて
少し気になりましたが、機能面では不満を感じることなく使えるレベルに
なっていたのは、好印象でした。
また、個人的にはこの丸い液晶ディスプレイのデザインもオシャレで
なかなか良いなと思いました。
今回新発売された新型バレーノ(BALENO)XTグレードのの内装・インパネは、
このようなデザインになっていました。
少し遅れて登場したXTグレードですが、XGグレードのインパネと比べて
見た目も機能も大幅に良くなっていました。また、国産車の競合車・
ライバル車と比べても遜色のない出来になっているなと思いました。
ディーラーさんに話を聞いたところによると、今回遅れて登場した
バレーノ(BALENO)のXTグレードは発売されたばかりと言うこともあり、
まだ数台程度しか売れていないようです。ただ、実際に見た感じでは
このXTグレードが売れ筋のグレードになるのかなと感じました。